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昨今のライダースは、重くて硬いレザーを着込んで着込んで、さらに着込んで、何年もかけて身体に馴染ませるようなものではないはずです。ピタピタタイトなロッカー＆バイカー風でもなく、少しゆったりと今風シルエットであるべきでは…。そう考えたBRが「大人でもリラックス感を味わえるライダース？」とエンメティに別注したモデル。明日からいよいよ予約開始です！

サイズバランスを再構築した＋モードの完成形

▲ エンメティ / BR別注 ナッパレザー ダブルライダース/GABRIELLE_BR_GOLD/NERO/(カシミア混ライニング)
▲ フェデリ / クルーネック ニット(カシミア)
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ コットンツイル パンツ/SKINNY FIT

ハードコアなバイカーやロッカーのライダーススタイルとは一線を画す、都会の大人のレザースタイルこそ、戸賀さんのお得意どころ。今日はライダースをテーラードジャケット感覚で羽織った着方で登場です。

「このライダースはBRの別注モデル。おなじみのゴールドパーツだけじゃなく、シルエットまで現代のトレンドに合わせて別注したスペシャルモデルなんだ。型はオーセンティックなダブルライダースだけど、エンメティ初のスプリットラグラン仕様。ゴールドパーツをあしらったことで、＋モードの完成系に仕上がっていると思わない？大人の余裕と、シルエットの余裕、２つの余裕が感じられるよね。」

ライダースと言えば、ピタピタで着るのがお約束と思いこんでいる大人世代ですが、たしかに最近のメンズスタイルは、ドロップショルダーのリラックスシルエットが主流です。なのでピタピタのライダースはなんとなく気恥ずかしいのが正直なところ。ゴールドパーツも目を引きますが、たしかにこちらは、ちょっとゆったりシルエットです。

「ボディバランスを約２サイズアップしたうえで、袖丈や裾丈のバランスを整えているんだ。身幅にゆとりがあるから、こんなふうにジップを開けて、ジャケットを羽織るように着るのが似合うんじゃないかな。ナッパチェラータという蝋引き加工を施したラムスキンレザーを使っているから見た目に高級感もあって、大人の余裕が垣間見えるんだよね。」

戸賀さんらしく白のニット＆デニムと合わせるライダースというのも、新鮮でモダンなスタイリング。ディテールの別注ポイントを見せていただきましょう。

BR別注では定番のゴールドバーツ

スナップボタンやジップはゴールドメタルを採用。これはBR別注ではお馴染みの別注仕様です。ここまで近づくとレザーの質感も、ほんのり光沢が浮き上がって上質そうなことがよくわかります。

「ジップは従来より務歯が大きいタイプになっている分、男っぽくて重厚感があるよね。レザーのナッパチェラータはラグジュアリーメゾンも採用するタンナーから、蝋引き加工のラムスキンを選んだんだって。エンメティの定番素材だけど、昨年秋からタンニングの技術とともに原皮のクオリティも上がっているらしいよ。」

「ライダースは寒い」を覆すカシミア混ウールのライニング

ちらりと裏地をめくった戸賀さん。このライダース、ライニングが起毛素材なんです。触ってみると、もしかしてカシミア混？これってかなり珍しくないですか？

「カシミア混のライニングは今季のBR別注ポイント。ライダースって流石に真冬は寒いのが玉にキズだけど、それを解消するためにイタリア製のライトメルトンを採用したんだ。とろとろの滑らかさで保温性も高くて、ベージュカラーがラグジュアリーな気分を高めてくれるんだ。」

戸賀さんにぴったりなアイボリーカラー

▲ エンメティ / BR別注 スペシャルナッパレザー ダブルライダース/GABRIELE_BR_GOLD/GHIACCHIO(カシミア混ライニング)
▲ フェデリ / クルーネック ニット(カシミア)
▲ ピーティートリノデニム / BR別注 ブラックデニム パンツ(SWING)

こちらのダブルにはアイボリーレザーのモデルも用意されています。おや？先程のブラックと異なる表面感のマットなアイボリー。しかも高級レザーの判別法として握るとキュッと革が“鳴く”ことから、いかに上質な素材を使っているかということがわかります。

「ナッパリラマットは以前にもエンメティのBR別注モデルで採用したアイボリーカラーのナッパレザー。通常のエンメティのインラインには存在しないレザーを、BRがエンメティにイメージを伝えて特別に製作してもらったものなんだ。」

革から別注したスペシャルモデル。このカラー、おそらくは白の伝道師、戸賀さんにぴったり。なるほど、だからこそ、こんなにも似合っちゃうわけなんですね。

シングルライダースもラインナップ

▲ エンメティ / BR別注 ナッパレザー シングルライダース/MASSIMO_BR_GOLD/NERO/(カシミア混ライニング)
▲ フェデリ / クルーネック ニット(カシミア)
▲ ピーティートリノ / ノープリーツ コットンツイル パンツ/SKINNY FIT

シングルライダースもラインナップされていました。こちらも先程の黒ダブルと同じナッパチェラータ。ベージュカラーのカシミア混ライニングも採用されています。

「このライニングは本当にカッコいい。女性が見たら、きっと目を引くと思う。オープンテラスなんかで、彼女の肩に羽織らせてあげるのもいいんじゃないかな。ライダースって重たいばかりで温かくないという印象を覆してくれるんじゃないかな。」

ちなみにアイボリーレザーのカシミア混ライニングでもシングルライダースをご用意。いろんな意味で従来の価値観を覆してくれるエンメティのBR別注ライダースは、明日9月1日12時より予約注文が開始されます。戸賀さんを信じでポチっとするもよし、実物を羽織ってみてからという方は、神宮前のB.R.SHOPでサイズサンプルを揃えています。納期は来年1月下旬から2月上旬を予定。少々お時間いただきますが、待つ甲斐のある一着であることは保証させていただきます。