

2026.06.16
黒ダブルの重厚感に、軽い仕立てとニットの抜けを重ねる。今の大人に必要なのは“軽い黒”という新しい選択です。

・タリアトーレ / クロシェ調 コットン 6つボタン ライトジャケット ¥156,200
・フィリッポ デ ローレンティス / コットン Vネック ニット ¥40,700
・ベルウィッチ / ストレッチ ウールポリ 2プリーツ リラックスパンツ ¥36,300
・フラテッリジャコメッティ / ユタカーフ ローファー ¥129,800
・アキラアンドサンズ / サングラス NORMAN ¥47,300
黒のダブルジャケットといえば、重厚でクラシックな印象が強いもの。しかし〈タリアトーレ〉の一着は、その固定観念を軽やかに裏切ります。クロシェ調の編み地が生む通気性と柔らかさ、そして軽い仕立て。黒の持つ華やかさはそのままに、都会的なリラックス感が自然と漂います。
インナーにはVネックニットを合わせ、胸元に抜けをつくることで黒の重さを中和。パンツは〈ベルウィッチ〉のリラックスシルエットで、上品さと軽快さを両立させています。足元はローファーで締めつつ、サングラスで都会のムードを添えれば、黒ダブルが驚くほど今の空気に馴染む。
“黒は重い”という時代はもう終わり。軽い仕立てと柔らかな素材、そしてニットやカットソーとの組み合わせによって、黒はもっと自由で、もっと軽やかに着られる。これこそ、今の大人が選ぶべき黒の姿です。

・ブリリア1949 / ウールトロピカル4Bダブルジャケット ¥121,000
黒ダブルの“軽さ”をさらに突き詰めたのが、〈ブリリア1949〉のウールトロピカルジャケットです。ウールとは思えないほどの薄さと落ち感があり、羽織った瞬間に空気を含むような軽快さが生まれます。4つボタンのミニマルな表情も相まって、黒の持つ強さがほどよく和らぎ、都会的な柔らかさが際立つ一着です。
ウールトロピカル特有のドレープが動きに合わせて揺れ、黒の奥行きをより豊かに見せてくれるのも魅力。Tシャツやニットと合わせても品が崩れず、ジャケットとしての存在感はしっかり保ちながら、着心地は驚くほど軽い。
同じ黒ダブルでも、素材と仕立てが変われば印象は大きく変わる。重厚さではなく、軽さで黒を選ぶ —— 。それが今の大人の感覚です。黒を軽く着る時代。その選択肢として、この一着は確かな説得力を持っています。
Photo : 鈴木泰之 / Styling : 堀内亮志 / Hair&Make : SATOSHI ITO / Design : 中野慎一郎 / Model : TILL (CINQ DEUX UN) / Text:B.R.ONLINE編集部 / Produce: 大和一彦