2018.10.31
春夏はシャカシャカ素材でしたが、秋冬はやはりしっとり大人ムードのウールパンツが履きたいもの。もちろん、いまどきシルエットを描く進化系パンツで。そこで、いま話題のフラノ+進化系のパンツブランドをご紹介しましょう。
・シープラス / 2プリーツ ストレッチ メランジ ライトフランネル パンツ
・セッテフィーリカシミア / ニットガウン (カシミア)
・チルコロ 1901 / グレンプレイド プリント 2B ジャージー ジャケット
・セッテフィーリカシミア / タートルネックニット (カシミア)
・ブラン / コンビフレーム サングラス
今や、ボトムズは進化系パンツでなければ、お洒落とは言い難い雰囲気があるほど、それほどまでにパンツ選びが最重要課題となっている時代です。進化系パンツとは、キレイ目に見えるのに、着心地はスエットパンツのような感覚で履けるパンツですからスニーカーとの相性も抜群。春夏こそ、シャカシャカ素材やストレッチコットン素材の進化系パンツもアリでしたが、秋冬には少々寒々しいうえ、トップスとの素材感もあわせにくいので、やはりウールのパンツが履きたくなります。とはいえウール素材の進化系パンツで、スニーカー合わせとなると、さて何をはいたらいいのやら。
先に正解からお答えしますと、C+のライトフランネルパンツがスニーカーとの相性も良好です。チノやストレッチコットンなど、カジュアルスラックスで定番の2プリーツパンツ「RID」は、いまどきのスラックス感満載のベンチマークモデル。ストレッチを混紡したライトフランネル素材は膝裏付きなので膝が抜けにくく、美しいシルエットも長持ちします。見た目はリッチなフランネルスラックスかつスニーカーが似合うとくれば、トップス選びも自由自在。こちらグレージュのスラックスに、ジャケット&タートルニットのドルチェヴィータスタイルにニットガウンを羽織ったリラックスムード満点の着こなしですが、スニーカー姿がじつに馴染んでいると思いませんか。
2プリーツ入りの腰回りはゆとりがありながら、膝までゆったりとテーパード。この余裕あるシルエットは、以前のフロントフラットなノープリーツパンツとは見え方が大きく異なる、今っぽさの秘密です。さらに他の進化系パンツは膝下から下が急に細くなってふくらはぎが当たるという方もいらっしゃったと思いますが、C+はその点、大人仕様ゆえにトライしてみる価値があります。
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 野口 貴司 (San・Drago) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : GIDEON (Cinq Deux Un)