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トガオシ。Vol.103今一番気になる 「トガピンク」 を探して

2020.04.23

年齢を重ねると、「自分に似合うのはこの色」とばかりに、いつの間にかいつも同じような服ばかり着てしまいがちです。でもつねに新しいアイテムやスタイル、色柄を追いかけている人は、お洒落にも仕事に前向きに取り組む若々しさを持っているように思えるんです。戸賀敬城って、そういう印象じゃないですか?


「トガベージュ」の次のMYカラーは「トガピンク」!?

エンメティ / BR別注 シルバージップ スウェード パーカー

若い頃は紺や黒ばかり着ていたという戸賀さんも、最近は新しいカラーを取り入れたコーディネートにご執心です。「トガベージュ」や「トガレッド」などと出会えたことで、これまで手を出してこなかった色にも積極的にトライしています。ちなみに今季、注目している色はピンクだそう。

「今季出会ったピンクのなかでも、とくに気に入ったのはこのエンメティのサーモンピンク。スエードのパーカで、この色使いはかなり珍しいと思ってね。実際に着てみたら、意外とコーディネートもしやすかったので、ほかのピンクも気になっているところなんです。」

白のニット&パンツにエンメティのスエードパーカ「JAYDON」。一枚革のゴート(山羊革)スエードは、シルクタッチの微起毛スエードに、トレンドカラーのピンクを乗せました。一般的に想像するような女性的なピンクや、いまどきモードにありそうなケミカルなピンクではなく、大人の男性が着てしっとり馴染む発色が美しい。注目は、シューズをブラックにしてコーデを引き締める事。ピンク&ホワイトコーデをモダンに大人が着こなすポイントです。

じつはコレBR別注モデル。本来は一枚仕立てなのですが裏地を取り付けることで滑りをよくし、メタルパーツをシルバーにすることでモダンな印象に仕上げてあります。パターンは日本人の体型を考慮しているので、コンパクトな肩にほどよく短い着丈の組み合わせ。これからの季節、アウターとしてほんのり余裕がありながら、秋から冬にかけてはコートのインナーとしても着られるぐらいのフィッティングです。

「ゴートスエードって気軽に羽織れるけど、くすんだ色目だったりして、ちょっとハードなイメージなものが多かったと思うんです。でもパーカならスポーティだし発色も手伝ってか優しい印象に着こなせそう。こういう色のアウターを着こなしていると周りからも注目されますよね。主役になれる人は明るい色を着ることで、セルフプロモーションすべきじゃないかな。」

「僕は脇役だけどね」と前置きしながら、そう話す戸賀さん。いやいや、この「トガオシ。」では間違いなく主役を張ってらっしゃるんですよ。

今季一番の「トガピンク」を探して
様々な素材&アイテムに挑戦中

フィナモレ / リネン シャツ (セルジオ)
フェデーリ / クルーネック ニット (8G SUPIMA COTTON)
フェデーリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ (SUPIMA COTTON)

「トガベージュ」の次に「トガピンク」を模索中の戸賀さん。今季は、いろんなピンクをピックアップされています。

「エンメティのスエードパーカで着たサーモンピンクだけでなく、80年代っぽいピンクから、今風のメランジピンク、ウオッシュの掛かったピンクなど、ちょっと味のあるピンクのほうが大人には着やすいよね。赤味の強いピンクとか、モード系のビビッド過ぎるピンク以外で、自分に似合うピンクを、夏までには探したいと思っているんです。」

リネンのシャツをはじめ、コットンのサマーセーター、カットソーまで、今季はピンクが豊作だけに選択肢はいくらでもあります。普段あまり手を出したことのない色にトライすることで、戸賀さんのように若々しく何事にも積極的に立ち向かえるオトコになれるような気がしませんか。

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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