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Paraboot STYLING / 2017AW vol.1秋色コーデは“黒靴”で締めるのが正解なんです

2017.08.19

コレを見れば分かる!
秋色の着こなしテクを完全解説

一説ではノームコアから端を発したとも言われる空前絶後のワントーンブームがひと段落した中『そろそろ色を取り入れたスタイルもしてみたいな』と何とな〜くイメージされている方、いらっしゃいませんか ? メンズよりもトレンドが先行すると言われているウィメンズ。その2017秋冬シーズントレンドの中には”パワーレッド”なるキーワードが入っていたりします。そう言われてみると、東京の青山や恵比寿といったファッションコンシャス女子が闊歩する街では、深みあるレッドやボルドーといった秋らしい色合いのスカートにホワイトやブラックのトップスを合わせた姿をよく目にしますよね。では、そんな秋色を男子的に上手く取り入れるためにはどうしたら良いの ? 今回はそんなお話しです。

2017秋冬シーズンのメンズファッションにおけるトレンドカラーは、ブラウンを筆頭にカーキやグリーン。そして、トープ(グレーがかったブラウン、モグラ色とも言う)、ベージュといった、季節感があるけど攻略が難しそうな面々。それらにホワイト、グレー、ネイビー、ブラックといったベーシックカラーを組み合わせ、ボルドーやワインといった赤系統の色を挿す、というのがトレンドと言われているスタイリングになります。そんな、いま最も注目されている色の組み合わせに欠かせないアイテムがあるんです ! それが”黒靴”。

例えば、上のスタイリング。ワインレッドのニットブルゾン〔Settefili Cashmere〕とキャメルのパンツ〔PT01〕が目を惹く実に秋らしい色使いのスタイルですね。インナーの白T〔Cruciani〕をチラリと覗かせるテクはご存知、抜け感を演出というヤツ。そして、脇役ながらそれらをグッと引き締めているのが本題である黒靴です。もちろん、茶靴を合わせられないコトはないのですが、ワインレッドやキャメル、ブランやカーキといったいま注目の秋色は渋めゆえに、茶靴を合わせる場合はその色のトーンに結構気を使わないと失敗してしまうんです(具体的に言うと老けて見えてしまう)。しかし、そんな不安を一蹴してしまうテクが黒靴を合わせるコトなんですね。合わせるだけで、見た目の印象がシャープになり、モードなムードすら漂います。メガネ〔BLANC..〕とバッグ〔MASSIMO〕も黒で統一するコトでさらに印象が強まり、イマドキなスタイリングが完成するというワケ。

そして、もう一つポイントがあります。それは合わせる黒靴のボリューム感。黒という色ゆえにフォーマルなムードが漂うというのも事実。それが気になるから茶靴を合わせるというのが今までだったというワケなんですが、その問題を一挙に解決できるシューズブランドがご存知「Paraboot(パラブーツ)」です。さまざまなモデルがあるParabootですが、何といっても最たる特徴はそのボリューム感。コレによって黒靴といえど、そこはかとなく抜け感が漂い、秋色スタイリングにズバッとハマってしまうんです。コチラで合わせたのは、”VIGNY(ヴィニー)”というダブルモンク。ドレス顔でありながらもノルヴェイジャン製法+ラバーソールによってキマリ過ぎにならないのがParabootらしいところ。足の健康を考えた質実剛健なモノ作りを根幹とし、フランスのみならずヨーロッパを代表するシューメーカーに登りつめたParabootですが、製品に何とも言えない大らかな雰囲気(つまり、抜け感)が漂うのはフランスブランドならではのエスプリなのでしょうか。このParabootの黒靴を合わせるテクは巷で”黒パラ合わせ“と呼ばれているそう。ぜひ、”黒パラ”で秋色をあなたのモノにしてください。


ベージュもグリーンも
黒パラで解決しちゃいます !

コチラは、注目素材であるコーデュロイのシャツをサラリと羽織り、サキソニー生地のプリーツパンツを合わせたカジュアルだけどオトナな雰囲気にまとめたコーディネートです。注目して頂きたいのはシャツとパンツの色合い。タックアウトしてOKな着丈設定になっているフィナモレ〔Finamore〕のシャツはベージュ。ちょいユルトラウザーズの代表ブランドとなったジャブス・アルキヴィオ〔giab’s ARCHIVIO〕はグリーンという色の組み合わせとなっています。そして、足元を締めるのは”黒パラ”。こちらはフランスを感じさせるフォルムが特徴的なローファーモデル”ADONIS(アドニス)”です。同モデルにはレザーソールもあるのですが、Parabootの持ち味を最大限に引き出すためにラバーソールをセレクト。グッドイヤーウェルテッド製法でコバがスッキリとしており、上品な印象を与える1足なのです。そして、ペルソール〔Persol〕のサングラスでさりげなく黒を足すのもお忘れなく。


女子ウケ必至の色合わせにも黒パラ

オフホワイトのスキッパーニット〔ZANONE〕にワインのフランネルパンツ〔PT01〕を合わせたこちらのコーディネートは、強い印象を与える色であるワインをオフホワイトによって和らげています。トップス・ボトムズともにコットン素材ではなくウール素材を選ぶことで秋冬らしい温かみとジェントルなムードを醸し出す効果も。そして、足元にはやっぱり”黒パラ”。コチラはParabootの代表モデルである”CHAMBORD(シャンボード)”の新作。靴業界で注目を集めているグレインレザーを載せたグッドイヤーウェルテッド製法モデルです。ノルヴェイジャン製法でカジュアルなイメージが強いCHAMBORDが、グッドイヤーウェルテッド製法になるだけで雰囲気が一変 ! アッパーのグレインレザーと相まってシックな仕上がりとなった傑作です(10月入荷予定)。そして、首元に黒ベースのスカーフ〔Kinloch〕を巻けば、秋色コーデが完成です。上品なムードのコーディネートは秋のデートにもピッタリですね。


CREDIT
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 川田有二 (Riverta) / Hair&Make : 勝間亮平 (masculine) / Designer : 中野慎一郎 / Model : OOTO (BRAVO) / Text : 佐々木 利浩
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