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giab's ARCHIVIO Recommend Style / 2018SS Vol.2ちょいユルニット×進化系パンツが 春の大人スタイルの最前線

2018.03.06

春の大人カジュアルには進化系パンツが不可欠です

・ノープリーツパンツ / giab's ARCHIVIO
・クルーネックニット / Settefili Cashmere
・モンクストラップスリッポン / F.LLI Giacometti
・ブレスレット / PAOLO VITALE
・ブレスレット / PAOLO VITALE

どこかに抜きどころがないとファッションは形骸化してしまいます。紺ブレ、白シャツ、ネイビータイ、そしてグレーのスラックスの組み合わせは、いつ、どこでも通用しますが、目新しさや個性的かというとそうではなく、トレンドや流行はその時代の気分を反映する大切なポイントですし、色柄やブランド選びは個性やセンスの発揮どころ。いまならさしずめ、パンツ選びで表現するのがメンズファッションの遊びどころです。

B.R.ONLINEでもすっかりお馴染みとなったジャブスアルキヴィオ。パンツがトレンドスタイルをつくりだす、その要因となったリーディングブランドであるとともに、いまも進化を止めないアグレッシブな存在です。ジャケットにあわせてタイドアップはもちろん、ブルゾンやニットでスポーティにもできて、レザーシューズもスニーカーも合わせられる、いまのファッションシーンを象徴するブランドといっても過言では無いでしょう。

このジャブスアルキヴィオを代表するモデルのひとつマサッチョに、今季は新作が誕生しました。ブランドの顔ともいえるアイテムにも躊躇なく手を入れてくる当たり、ジャブスアルキヴィオの人気が衰えないことを雄弁に説明しているのかもしれません。

ウェストにゴムシャーリングを使ったイージーパンツ仕様と、ステッチダウンした永久クリースが目印だったマサッチョですが、今季ステッチを外したモデルが登場しています。素材はシャリっとドライなペーパーコットン。製品染め加工がされているので、ジャブスベージュと呼ばれるこの色も今季らしいスモーキーなトーンに仕上がっています。

ざっくりとユルめのニットはリネン×コットンのハニカム編み。ワンサイズアップしてリラックス感を出しています。ここに新作マサッチョを合わせれば、どこかリゾートシックなシンプルコーデに。足元はスエードのモンクストラップを素足履きなんて合わせ方が、南欧アマルフィあたりのリュクスな休日を思わせますね。



履きやすさの秘密はウェストシャーリング

ウェストはドローコードとゴムシャーリングで、ベルトレスではけるイージーパンツ仕様。そこへベルトループが取り付けられていますので、ドレスシャツをタックインしてジャケットを羽織ればぐっとドレッシーな着こなしが仕上がります。最近はベルトをあえてしないコーデがトレンドですが、これも“ヌケ感”を演出するポイントです。気軽さが増して、ワンマイル感覚のリラックスコーデが仕上がります。



より上品に見せたいなら「ヴェルディ」を選択

・1プリーツパンツ / giab's ARCHIVIO
・クルーネックニット / GRAN SASSO
・クルーネックTシャツ / Cruciani
・カーフスコッチグレインローファー / F.LLI Giacometti

こちらはマサッチョと人気を二分する定番ヴェルディ。ワンプリーツの今風シルエットは、ユルいニット一枚で合わせてもクリース入りパンツらしくドレッシーで上品。ニットはオーセンティックなクルーネックタイプですが、素材はリネンで清涼感が漂います。そこで腕まくりをしたり、インに白Tをチラリと見せたりと夏を意識した小技使いを。パンツの裾は九分丈にしてヌーディなくるぶしを見せるなど、抜きドコロは随所に見られますが、それでもちゃんと端正に見えるのはヴェルディならでは。オン用にジャケットを羽織るなら、ヴェルディのほうが少し大人っぽく見えそうです。



定番「マサッチョ」は進化系パンツの元祖

・ノープリーツパンツ / giab's ARCHIVIO
・ジップアップパーカー / Settefili Cashmere
・クルーネックTシャツ / Cruciani

こちらが従来モデルのマサッチョ。目印はフロントの永久クリースとドローコード、ウェストのシャーリングです。進化系パンツの元祖ともいえるモデルで、これさえ履いておけば、どんなスタイルも最旬です。トップスは上質なシルク×カシミヤのパーカをチョイス。パンツはシャカヌメと呼ばれるジャブスアルキヴィオオリジナル素材で、少々艶のある伸縮性の高いライトウエイトのナイロンストレッチ素材がトップスの艶感と合っています。細身でもアクティブに動けるうえ、ノープリーツ仕様でかなりスリムなシルエットに見えるのもマサッチョならでは。

ジャケットからブルゾン、ニットやパーカで合わせられ、ドレスからカジュアルまでデニムやチノパンなど、カジュアルの定番パンツの出番がないぐらいヘビロテできます。手持ちのパンツ、全部ジャブスアルキヴィオに入れ替えてもしばらくは全然困らないぐらい、メンズスタイルの最先端はココにあります。


CREDIT
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 川田有二 (Riverta) / Hair : Takuya Baba (SEPT) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Alistair Waterfield (Donna)
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