2019.11.07
これから到来する冬の季節に、ドレッシーなタリアトーレのコートを。しかもカシミヤで別注された、他所では買えないエクスクルーシヴなモデルという選択はいかがでしょう。東北の盛岡と仙台に店を構える高感度なセレクトショップ、菅原靴店で見つけました!
・タリアトーレ / 菅原靴店別注コート
・デ・ペトリロ / スーツ
・フィナモレ / シャツ
・フランコバッシ / タイ
令和元年祝賀の年は、年末年始のパーティやレセプション、取引先へのあいさつ回りなども盛装で赴きたいこともあるでしょう。その際、スーツにタイドアップという場合、コートもしっかりと整えたいもの。いざというとき男のエレガンスを漂わせるチェスターフィールドなどのテーラードコートは、クロゼットに用意しておくべきマストアイテムですから。
そこでエレガントかつラグジュアリーなコート選びの一助となる一着をご紹介ましょう。それがこちらのポロコートです。その名のとおりポロ競技の会場で、選手および観客が着用するコートのことを差しますが、とくに決まりがあるユニフォームではないので、「ポロ競技場で着ていそうなコート」という意味のアイテム名です。
では、なぜ「ポロ」の名を冠しているかと言えば、この競技が富裕層しか参加できないステイタス性ある競技だから。なにせ会場へは馬を何頭も連れていくため選手一人ではなく、馬の世話をする人を何人も連れて行かねばなりません。そのうえ競技の前後や試合の休憩時間には、観客と選手がお茶を囲む席が設けられているなど、じつに優雅なスポーツなのです。つまり「ポロ」という冠にはリッチで優雅でラグジュアリーなイメージがあるので、これをブランド名に冠したり、アイテム名に冠したいと思うのも無理はないわけです。
こちらはタリアトーレのポロコート。じつはこのコート、ピュアカシミヤ100%で、盛岡と仙台にあるセレクトショップ・菅原靴店が別注したもの。他では買えないエクスクルーシヴで、めちゃくちゃ軽くて温かいんです。タリアトーレらしい絞りの効いたウエスト、グラマラスなシルエットでフォーマルやパーティ、ビジネスを問わずドレッシーなスーツに合わせるなら最適な選択と言えるでしょう。
タリアトーレが厳選した繊細な毛足が美しいカシミヤは、触ってみればそのラグジュアリーなタッチは歴然です。リーファー風の広いラペルのダブルブレストにラグランスリーブ仕様。ラグランスリーブにする事で肩まわりの運動量を確保しつつ、構築的になりすぎない大人の余裕を感じさせるデザインです。カシミヤのふわりと軽い着心地を活かすため、裏地を最小限にとどめているものの十分温かく、軽く翻るドレープもラグジュアリーな気分を増してくれています。
・タリアトーレ / 菅原靴店別注コート
・ドルモア / ニット
・ピーティーゼロウーノ / 2プリーツ コーデュロイ パンツ
菅原靴店が今回別注したのはラグランスリーブのベルテッドコート「RIDLEY」です。カジュアルに着る際は、ニットの上にさらっと羽織りラフにベルトを締めれば大人のリラックススタイルが完成します。
そこでここではインにケーブル編みのニットを挿して、白パンを合わせシンブルに着てみました。コートのAラインのシルエットと翻る裾のドレープが相まって、カシミヤのコートがまるでラウンジローブのような優雅なスタイル。ゆったりとしたシルエットは、今風のトレンドもしっかり押さえたものとなっています。
・ジョシュアエリス / カシミア オーバーチェック ストール
・ファロルニ / イントレチャート ムートンレザー クラッチバッグ
・ダブルエイチ / 菅原別注ブーツ
冬を最大限に楽しめるようにラグジュアリーなカシミヤのコートを中心にコーディネートしてみましたが、最後に菅原靴店で揃う、冬のコートスタイルにスパイスとして合わせるアイテムもご紹介しておきましょう。
ジョシュアエリスのストールは英国でも最古クラスのファクトリー製。最高級のカシミヤを密に織り上げた72×200cmの大判ゆえ、コートの衿内に垂らしたり、ボリュームをもたせて上から巻いても使えます。
バッグはイタリア伝統の革細工イントレチャートとラグジュアリーなムートンとのコンビクラッチ。こんなラグジュアリーなバッグなら、パーティスタイルのアクセントにもぴったりですね。ちなみにこちらも菅原靴店別注品。
サイドゴアブーツはお馴染みのWHですが、老舗靴店ならではの別注モデルです。あえて筒丈を2cm短く別注していて、フォルムと履き脱ぎしやすさにこだわりました。餅は餅屋、靴は靴屋というように、気の利いたアレンジがされています。
老舗の靴屋でありながら、最新のセレクトブランドが揃う菅原靴店。高感度なセレクトショップのこだわりがたっぷり詰まったコレクションには、東京でも出会えないラグジュアリーとエレガンスが共存していました。