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TAGLIATORE Recommend Style / 2023SS Vol.1進化するタリアトーレの最新スタイル

2023.04.28

トレンドセッターとしてのタリアトーレは揺るぎない地位を築き上げているものの、その地位に甘んじることなく新たなスタイル提案を怠ってはいません。そのタリアトーレが2023年春夏シーズンに新たに発信するスタイルとは一体どういうものでしょうか?期待すべき最新スタイルがお目見えです。


タリアトーレの最新は“構築的”がキーワード

タリアトーレ / ストライプ 6B ジャケット 118,800円
フェデリ / クルーネック Tシャツ 22,000円
・ピーティートリノ / 2プリーツ セミワイドパンツ(VENTI) 49,500円

芯地やパッドを省いた軽量なアンコンジャケットが主流の昨今、タリアトーレは、アンコンジャケットを仕立てるブランドのなかでもトレンドセッター的な役割を担って、モダンイタリアンクラシックを牽引してきたブランドのひとつであることは広く知られています。しかし、この春、タリアトーレが仕掛けるのは、肩構築を英国調に仕立て上げた新型のジャケットなのです。

しっかりとした毛芯と厚手のパッドを肩に据え、着丈がほどよくヒップを覆う長さとなった6ボタンダブルブレストのジャケットで、まずご注目頂きたいのはそのショルダーライン。構築的だからこそ表現できるスクエアで端正なラインが、エレガントで特有の色気を感じさせます。従来の丸みあるナチュラルショルダーとは決定的に異なる印象をもたらし、ジャケットにおけるショルダーラインの重要性を改めて認識させてくれるでしょう。そして、そのショルダーラインに合わせ、腰ポケットはパッチ式ではなく、やはりスクエアなフラップ式に変更されているのもポイント。

素材は一見ウールのようですが、さらりとドライタッチのリネン×レーヨン。男クサさを際立てるワイドピッチのストライプも、どことなく色気を漂わせるエレメントになっているのは、このブランドならではの匂いかもしれません。写真のようにホワイトスラックスや、あるいはデニムやカーゴなどと合わせて単品で着ることを前提としていることから、「クラシック回帰」を謳う昨今のトレンドを牽引するものとも言えるでしょう。紳士の系譜を受け継ぎながら新鮮味に溢れるスタイリングを構築するものです。

タリアトーレの最新ジャケットは、カジュアル主体で英国調のエレガントなテーラードスーツに勢いがない時代に、あえて英国調ジャケットを単品で着るという大胆な発想は斬新でありあながら、そこに流れるテーラード愛を強く打ち出したものなのです。

あの定番人気ジャケットをスーツで

タリアトーレ / 2B イージースーツ 130,900円
フェデリ / BR別注リブ付きTシャツ 33,000円
・タリアトーレ / レザーサンダル(参考商品)

タリアトーレが提案する最新スタイルは"構築的"ではありますが、もちろん人気定番のアンコンジャケット「DAKAR」もラインナップされており、今シーズンはイージーパンツを組み合わせたスーツがおすすめです。ウエストが高い位置に設定されたジャケットは、誰でも脚長見えするという視覚効果をご体感ください。またウエストシャーリングのパンツは、ドローコードを垂らすだけで、リラックスしたカジュアルスーツの表情となるキーポイント。このドローコード、内側でも結べるタイプなので、インに隠せばビジネスシーンにも相応しい端正な一着としての二面性を持っています。

素材にはコットンにポリウレタンを4%ブレンドし、高いストレッチ性を実現した生地を採用しました。薄手でペーパーライクなハリ感が特徴、そして極めて軽量です。「目付」と呼ばれる織物の単位面積当たりの重さは何と195グラム!サラリとした肌触りが心地良く、気温や湿度が高くなるこれからの季節に相応しい一着です。

Tシャツに白スニなら鉄板ですが、こんなふうにサンダルミックスもリゾートスーツっぽくてリラックスした雰囲気です。ときにタイドアップして、足元は革靴で合わせることも出来るだけに、つい毎日着たくなるのではないでしょうか。

Tシャツとのコーデはあえて同系色を選んで

タリアトーレ / 2B イージースーツ 130,900円
フェデリ / クルーネック Tシャツ(アイスグレー) 22,000円
・タリアトーレ / レザーサンダル(参考商品)

もう一着ブルーのカラーバリエーションも用意されています。コーディネートは白Tと思わせて、じつはほんのりブルーの乗ったTシャツをあわせることで、カラーグラーデションを意識したコーディネート。じつは先程のブラウンの一着も、Tシャツはベージュカラーを合わせていました。白T&白スニでコントラストをつける着方もいいのですが、こんなふうに淡い色合いのインでトーンを合わせることで、よりシックかつ今年らしい新鮮味あるスーチングが愉しめるという好例になるのではないでしょか。

ジャケットもスーツも、テーラードの領域に軸足を置きながら、新鮮な発信を続けるタリアトーレ。あらためてクラシック服の良さを見直すことができるとともに、そこにまだ新しいスタイリングの可能性があることを期待させてくれます。


商品に関するお問い合わせ先
トレメッツォ: 03-5464-1158 (タリアトーレ/フェデリ)
PT JAPAN: 03-5485-0058 
Instagram: @tagliatore_jp

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 野口貴司 (San・Drago) / Hair&Make : SHOTARO (SENCE OF HUMOUR) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : OTTO (CINQ DEUX UN)

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