
2018.11.16
冬はどうしてもダークなトーンになりがちですが、そんななかでも遠目無地の柄選びやビッグスケールの格子柄など、色柄選びでちょっとした差をつけることができます。美しい光沢が浮き上がるピュアカシミヤ100%のジャケットも、周りへのアピール力は圧倒的です!
・デ・ペトリロ / 3B チェスターコート
・デ・ペトリロ / フランネル 3B スーツ
・セッテフィーリカシミア / タートルネック ニット (カシミア)
・マリア・サンタンジェロ / コットン フランネル ワイドカラーシャツ
・ブラン / コンビフレーム サングラス
・フラテッリジャコメッティ / カーフスコッチグレインローファー
こちらのチェスター、遠目に「茶色無地?」と思われるかもしれませんが、グレーをベースにボルドーと白黒のジャカード風のミックスバーズアイ柄。ふんわりと軽い素材はカシミヤタッチのウール100。まさに主役になれるコートは、こんな柄物です。スーツやジャケットが人気のデ・ペトリロですが、センスの良さがよくわかる生地選びはなんともお洒落。「柄物コートはちょっと…」という人でも、遠目無地に見えるこういう柄ならトライできそうですし。
着丈はやや長めの膝丈で、ショートや膝上のちょい前のスタイルより今っぽさもありながら、着こなしやすさも備えています。生地が軽いこともあってか、ひらりと翻るドレープも美しく、なんとも優雅な着用感なので、オンのスーツからオフのニットにまで、軽く羽織って調子いいのはいわずもがな、なのです。
ここではオンオフの折衷スタイルとも言える、グレーフランネルスーツをタートルニットでドルチェヴィータにしてみました。インの色柄を抑えるのは基本ですね。タートルの首元からシャツ襟を覗かせる小技も忘れずに。これなら単なる防寒目的ではない、コートが主役の冬スタイルを楽しめそうです。
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 酒井貴生 (aosora) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Dylan bell (Image)