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トガオシ。Vol.139+モードのタイドアップとスーツの価値とは

2020.12.31

スーツを着る機会が減ったことで、スーツの価値が高まっています。ノータイが当たり前になってきたことで、以前よりタイドアップすると気合いの入り方が変わりました。戸賀敬城もそんなスーツの価値を実感しているひとりとして、スーツ新時代への抱負を語ってくれました。


2021年も戸賀敬城はスーツとタイドアップを応援します!

デ・ペトリロ / ウール 3B スーツ
アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノ / ブロード レギュラーカラー シャツ

今日の戸賀さんのスーツ姿が、いつも以上にエレガントに見えるような?それは、周りでスーツを着る機会が減ったことで、今まで以上に貴重な機会となっているからかもしれません。ビジネスに縛られていたスーツが、より自由になったからではないでしょうか。

「今の時代、これまで以上にスーツの魅力が増しているんじゃないかな。タイドアップしたスーツ姿って、男が一番魅力的に見えるスタイルであることは変わらないのに、世の中的がノータイを推奨しているからって辞めてちゃうことはないよね。」

たしかに、周りがノータイだからこそタイドアップが引き立って見えるのは当然です。メールやLINEが広まったことで手紙の価値が高まっているように、誰も彼もがタイドアップしていた頃よりも、遥かにタイドアップの価値は高まっていますよね。

「以前はスーツといえばネイビーとグレーばかりで、ブラウンスーツは珍しがられたけど、ネイビースーツすら減ったことで、相対的にブラウンが珍しいとは思われなくなってる。それに当時はただチャラいだけだった2000年代モードなブラウン×ブラックの配色も、カジュアルカラーリングとして定着したことで、エロジュアリーにも抵抗がなくなってるように思うんです。こんな時代だからこそ、黒シャツのタイドアップも夜っぽく見えないんじゃないかな。」

今日はデ・ペトリロのスーツにアヴィーノのシャツ。ネクタイはフランコバッシのウールストライプにしてスーツと同系色のベージュを合わせたスタイリング。それでも艶っぽさを感じさせず、オフィスにも馴染みそうのは、スーツを着るシーンが新しいフェイズに移ったからなのかもしれません。

「“モードでエロい”から “+モードでジェンダーレス”へ。あからさまに色気をアピールしないドレスアップは、スーツの価値が代わってきたことを証明してるよね。やっぱりスーツっていいな、タイドアップっていいなと思ってほしい。2021年も、戸賀はタイドアップとスーツを応援します!」

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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