2020.06.04
普段、クルマを運転するときぐらいしかメガネを掛けない戸賀さんが、最近よくメガネを掛けているのだそうで、それというものテレワークが増えているからだとか。パソコンの画面を見たり、web会議に参加するのにメガネが必要なのでしょうか? じつはメガネとテレワークには、意外な関係がありました。
世界最大級のメガネの国際展示会IOFTの元審査員として、鯖江ブランドを応援している戸賀敬城愛用するメガネが「BLANC..(ブラン)」。普段は車を運転するときだけメガネを掛けていたのですが、最近は自宅でメガネを使うことが増えたそう。でも視力に不安があるわけじゃないそうです。
「メガネをアクセサリーとして使おうと思ってね。それというのも外出自粛・在宅勤務でweb会議が増えたでしょ。顔しか見えない相手と話すのに、服は襟元しか見えないじゃない。そこでメガネをかけるとアクセサリーになるよね。ちょっと知的に見えるし、初対面の相手にも好印象を与えられるよね。」
たしかにこれからの時代、web会議が増えそうです。そんなとき部屋着や寝癖アタマで顔出しはさすがにビジネスマナーにもとるので、きちんと身なりは整えるのですが、あえてメガネをかけることでアクセサリー的な自己演出ができるところまでは考えが及びませんでした。ボストン型のセルフレームが繊細さを感じさせ、メタルブリッジを組み合わせたコンビネーションモデルです。
「セルフレームは個性が強く出過ぎる事がるけれど、コイツはリムだけセルでブリッジとテンプルはチタンが使われているハイブリッドモデル。ノーズパッドに高さがあるので、きりっと引き締まった感じに見えるんだ。メガネって、ちょっと鼻に掛かった位置になるとリーディンググラスみたいに見えるからね。」
「BLANC..」のデザイナー・渡辺利幸さんは、人気のセレクトショップや有名ブランドに務めた経歴からも、ファッション感度の高さがわかるというもの。さらりとトレンドを取り入れつつ、日本人の顔に合うメガネ作りの高い技術は、まさに戸賀さんの“おメガネ”に叶いました。
こちらは今回の新作の中から、戸賀さんが気に入ったサングラス。シェイプが控えめなフラットレンズに、ブロウ部分に段落ちカットを施したスタンダードなウェリントン型。アメリカンヴィンテージの雰囲気がありながら、どこかモダンな気分も醸します。
「僕はオーバルやティアドロップ型は似合わないと思ってるので、サングラスもメガネっぽいタイプを選ぶようにしてます。サングラスのレンズは濃すぎないものって心がけてるんだ。目が透けて見えるぐらいのほうが上品だし、それに怖がられないからね。」
戸賀さんが掛けているサングラスはブラックかと思ってよく見たら、じつはインディゴブルー。しかもトランスペアレントな“ちょい透け”クリアフレームなので、顔の輪郭も透けて見えて顔なじみも良さそう。レンズはミディアムグレーをコンビネーションにしています。ほかにブラウンカラーもあるそうで、こちらのフレームも、もちろんちょい透けてます。
▲ ブラン / セルフレーム サングラス
▲ ブラン / コンビフレーム サングラス
「BLANC..」のバリエーションはジェンダーレスなうえにエイジレス。知的でクリエイティブな男性に似合うカラーセル&レンズのバリエーションも揃っています。どれも一様に左テンプルの先端が色変えされているのがおわかりいただけるでしょうか。これ、胸ポケットに差した時に覗くところにワンポイント入れてるんです。
「こういうところ、デザイナーがファッションに精通してる感じがするよね。こういうサングラスを掛けてたら、絶対お洒落な人だなって思われるよね。」
じつは昨年、新作の「BLANC..」をトガオシでご紹介いただいた後、一週間後ぐらいに「この間のモデル、買いたいんだけど」とBRに連絡したら、もう完売していたという憂き目にあっている戸賀さん。今年は、早速メガネとサングラス、2本購入済です。
「身内でも買えない大好評のアイウェアなので、今回は早めに手を回しました。戸賀と同じモデルを狙ってる方なら、急いだほうがいいですよ。」