• TOP
  • FEATURE
  • コートの名門が、大人が着れるモードなラインを新展開

Sealup Recommend Style / 2020SS Vol.1コートの名門が、大人が着れるモードなラインを新展開

2020.02.26

1935年創業のシーラップは、クラシックなコートファクトリーとして有名メゾンのOEMを手掛けるなど、実力あるブランドです。男クサく、重厚な仕立てが持ち味でしたが、昨年はブランド初のニットをリリースして話題となりました。さらに今季は大人が着れるモードでテクニカルな新素材を使った新たなカテゴリーが登場します。


新素材を使ったモダンな
ユーティリティブルゾンが登場

シーラップ / グラフェン・フーデッドブルゾン(フローエンス トーキョー)
バグッタ / リネン 2B ジャケット
フェデーリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ
ピーティートリノ / 1プリーツ ストレッチ トロピカル パンツ (スペシャル リクエスト)
フラテッリジャコメッティ / カーフスコッチグレインローファー

イタリアの老舗コートファクトリー、シーラップは、クラシックなコートのみならず、昨シーズンはニットをリリースするなど新たな展開が注目されているブランドです。なかでも今季登場したコレクションは、高機能素材を採用したモードなスポーツウェアをリリースして、新たな世界観を構築しました。

たとえばこちらはミドルレングスのフィールドパーカ。フロントのジップポケットがアイコニックなデザインです。ジャケット代わりに羽織るのも気分で、本格的なアウトドアから街中まで、スタイルに応じて着分けることができるようになっています。

この「グラフェン」と呼ばれるシリーズは今季の新作。衣服内の熱を放出して清涼に着られる画期的な素材です。耐久性にも優れており、レインコートとしての撥水性も備えているので、これからの季節にレインウェアとしての機能性も万全なテクニカルシリーズ。どんなコーディネートにも合うネイビーカラーで、大人が着ることができるモードな一着として登場しました。

この「グラフェン」シリーズ、ほかにもあるのでご紹介していきましょう。

街着に最適な
フーデッドブルゾンと思いきや…

シーラップ / グラフェン・ポンチョ(フローエンス トーキョー)
バグッタ / リネン 2B ジャケット
フェデーリ / メッシュ編み クルーネック ニット
ピーティートリノ / 1プリーツ ストレッチ トロピカル パンツ (スペシャル リクエスト)
フラテッリジャコメッティ / カーフスコッチグレインローファー

こちらもフロントポケットがアイコニックなナイロンのフーデッドブルゾンですが、じつはこれポンチョなんです。サイドをボタン留めすることで袖状にすることができるので、こんなふうにブルゾン感覚でも着られますが、袖ボタンを外せば被るように着るポンチョスタイル。ダブルジップを下から開いてAラインのシルエットを描くのがよさそう。

この上質な光沢が浮き上がる素材については、次のカットでご説明しましょう。

ラグジュアリーなテクニカル素材
「グラフェン」とは

上品な光沢感がリッチな風合いの「グラフェン」は、新時代の機能性素材です。表地は撥水性を備えたナイロン×ポリウレタン素材。裏地はポリウレタンに炭素元素を成分とするハニカム構造のシート状物質「グラフェン」をプリント加工したもの。それを象徴するかのように裏地には蜂の巣模様が描かれています。

グラフェンの特徴としては原子間の結合性が強いため引き裂き耐性に優れ、電熱伝導性に優れていることが挙げられ、手で触れると冷んやりとした接触冷感性が感じられます。そのため梅雨や夏の豪雨といった季節特性のある日本の気候にぴったりなのです。

デザインのポイントとして、ジップ式の後付けフロントポケットと、エンボスラバーのブランドロゴが目を引きます。このアイコンデザインがポイントになって、モードなスポーツウェアらしさを引き立てているんです。

もちろんベーシックなアイテムも
ハイテク素材で

シーラップ / グラフェン・コート(フローエンス トーキョー)
フェデーリ / ショートスリーブ クルーネック Tシャツ
ピーティートリノ / 1プリーツ ストレッチ トロピカル パンツ (スペシャル リクエスト)

グラフェンシリーズにはショート丈のステンカラーコートもラインナップされています。こちらはフロントスナップ、袖口のストラップ以外装飾性を排したデザインで、オールオケージョンで着やすいタイプ。ジャケット代わりにカジュアルに羽織ったり、ビジネスシーンでもオフィスにキープしておいたり、いつでも取り出せるように小さく畳んでバッグで持ち歩くことも可能です。

これまでクラシックなレインコートを愛用してきた方も、最近のカジュアルトレンドに似合う機能的なナイロンアウターを探していた方もいらっしゃるでしょう。とはいえ、スポーツブランドや若い人が着るトレンドカジュアルには抵抗があるという声も聞かれるなか、シーラップのグラフェンシリーズは、イタリアンクラシックとカジュアルモードの程よいミックス感が魅力です。ユーティリティジャケットの最先端としてもチェックしておきたいアウターだけに、注目していただきたいと思います。

そしてシーラップのテクニカルカテゴリーとして、もうひとつご紹介したいシリーズがありますので、画面をスクロールしてご覧ください。

ストレッチ性のあるテクニカル素材
「ハリケーン」シリーズ

シーラップ / ハリケーン・トレンチコート(フローエンス トーキョー)
シーラップ / ハリケーン・コート(フローエンス トーキョー)

「ハリケーン」は、「グラフェン」シリーズと並ぶシーラップのテクニカルシリーズ。こちらは撥水性と共にストレッチ性があり、より今っぽい素材感です。縫製部分は裏面からシームテープが貼られていて、防水性も考慮されています。

オーセンティックなレインコートのデザインがラインナップされているので、ショート丈のステンカラーやスリークオーター丈のトレンチコートもラインナップ。よりクラシックな雰囲気で着こなすなら、こちらのシリーズもおすすめです。

ここにもアイコニックな
エンボスラバーロゴが

撥水ストレッチの「ハリケーン」シリーズは伸縮性ある素材使いで細身でも突っ張ることなく快適な着心地。左袖のエンボスラバーロゴはフラフィネシリーズと同様で、シーラップの新しいブランドアイコンとして注目を集めています。


商品に関するお問い合わせ先
フローエンス トーキョー: https://floens.jp/


INFORMATION


シーラップ ポップアップを開催!

エストネーション六本木ヒルズ店: 3月4日(火) – 3月17日(月)

伊勢丹新宿店メンズ館5F: 3月18日(火) – 3月31日(月)

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 川田有二 (Rivera Inc.) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Panagiotis (Donna)

TAGS

関連特集記事

loading

最新記事

LOAD MORE

loading

franckmuller BOGLIOLI BERWICH
RakutenPay

*当サイトの税込価格表示は、掲載時の消費税率に応じた価格で記載しております。 お間違えになりませんようご注意ください。

arrow