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トガオシ。Vol.75戸賀敬城、タリアトーレに再び惚れた

2019.10.10

ウィンターホワイトの季節を目前に、戸賀敬城が目をつけたのは白コーデュロイのセットアップはタリアトーレ。白はさすがに難しそうと思っていた人でも着られる理由について語ってくれました。さて、タリアトーレを着て、どこへ出かけましょうか。


ウィンターホワイトにぴったりの
セットアップを発見しました

タリアトーレ / コーデュロイ 2B ジャケット
タリアトーレ / コーデュロイ 1プリーツ パンツ

一年通して「大人の白」を着ることを実践している戸賀さんが、いよいよ本領を発揮できる季節が冬。冬に白と聞くと、なんだか寒々しいと思われるかもしれませんが、むしろこの季節に、上質なカシミヤやレザーの白を着るという贅沢を愉しむという、大人の余裕を感じさせるファッションです。

「白って気障っぽいとか、セクシーだとかいわれますが、すぐに汚れが目立ってしまいそうな危うさがあるじゃないですか。そんなことを気にしない大らかさだったり、いつも新品の白を着ているという感じもリッチな印象を漂わせます。ウィンターホワイトは、大人の色気とリッチなオーラとを感じさせる色なんです。」

そんな戸賀さんの本日は、白の上下セットアップはタリアトーレ。まさに贅沢の極みですが、ちょっとお待ち下さい。意外とカジュアルに着こなしているような。それもそのはず、白とはいえどもちょっとオフ白。しかも素材はコーデュロイのセットアップじゃないですか。

「コーデュロイのようなワークウェア出自の起毛素材は、白とはいえ、カジュアルに気兼ねなく着られる素材の代表格。これがウールやシルク、リネンの白だと、さすがに着にくそうと思われるかもしれませんが、白のコーデュロイって我ながらいいセレクトだと思うんです。久しぶりにタリアトーレを手にしたけど、細身でエレガントな印象は、今も変わらず素晴らしい。」

白好きの戸賀さんのおメガネに叶ったのはタリアトーレの白コーデュロイ セットアップ。目付500gという重厚なコットンコーデュロイを、袖裏のみの一枚仕立てで、軽量の仕上げたモデル「DAKAR」です。ワンプリーツのパンツと合わせていますが、もちろん単品使いもOK。この秋冬のローテーションに仲間入りを果たしたようです。

これを着て遊びに行くのは、どんな所?

ご存知のとおり、戸賀さんにとっての白はテーマカラーのようなもの。しかしながらコーデュロイという素材には、最近まで少々抵抗があったのだそう。

「年齢とともにワーク系の素材やアイテムが似合わなくなってきたことと、やっぱりどこか田舎くさいというか、学校の先生みたいに見えちゃうような気がしていて、難しい素材だと思ってたんです。でもここ数年、コーデュロイがトレンド素材になっているので、トライしてみようとチャレンジはしていたんです。某ファクトリーブランドのコーデュロイパンツはかなり太めのテーパードシルエットがモードっぽ過ぎて一回はいて諦めました (笑)。でも、このタリアトーレのコーデュロイセットアップは、ジャケットもパンツもいい意味でスタンダードな細身シルエット。モードすぎず、かといってクラシックでもないし、もちろんワークな印象もテーラード型のデザインと白という色が払拭してくれています。これなら僕と同じコーデュロイが苦手という人でも、もちろん白が苦手という人でも、両方の人が着られるのではないでしょうか。」

「僕が着ているからってビビらないで欲しいよね」と笑いながら、白コーデュロイについて語ってくれた戸賀さん。でも、これを着てどこへ行けばいいのでしょう? さすがに仕事着ってわけにはいかないかと。

「僕は仕事にも着ていけるけど、たしかにそうかも。やっぱり誰かと食事に行ったり、遊びに行く時に着てほしいですね。テーブル席だと悪目立ちしかねないので、西麻布の肉割烹 上のカウンター席とか。ミシュラン2つ星のレフェルヴェソンスとかも、店内の照明が暗めでいいかもしれない。」

そう言いながら、夜の会食へとスタジオをでていった戸賀さん。今夜は高樹町の隠れ家的一軒家、サイタブリア バーへと向かったようです。

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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