
2018.12.29
ジャケットといえば、ネイビーかグレー。あるいは最近では黒が一般的な相場ですが、事業に成功している方、あるいはデキるビジネスマンはベージュのジャケットを好む傾向があるのです。
・オラッツィオ・ルチアーノ / 3B ウィンドーペン ジャケット
・セッテフィーリカシミア / タートルネック ニット (カシミア)
・ピーティーゼロウーノ / 1プリーツ ストレッチ ライトフランネル パンツ (スペシャル リクエスト モデル)
大人に必須のジャケットですが、お手持ちのものはネイビーやグレーがほとんどという方も多いでしょう。もちろん、それはそれで使える色ですが、せっかく新調するなら、時にステップアップできる色を選ぶことをおすすめします。中でもベージュのジャケットは、羽織るだけでオーラや雰囲気をアピールしやすいということで、成功している実業家の方や、ビジネスマンの方が愛用する人気のカラーなのです。
ベージュはそもそも、余裕を感じさせる色調ですし、若い方より大人にこそ似合う色。優しく見えて、上品でラグジュアリーで、知性をも感じさせます。つまりこれ一枚で、大人のアク抜きとアップデートができるというわけです。ですので、「ベージュは似合わない」と思っている方にこそ、袖を通していただきたい。服を変えるだけで、気分は変わるもの。そこが服の最大の効能のひとつ。
ベージュは白いニットやグレーのやスラックスなど、定番のアイテムと相性がいいので、とっても着こなしやすいのです。外見が変わると内面も変わります。仕事も遊びも、ソコソコの身の丈にしていると、そのステージのまま。さらに飛躍したいと思うなら、時にリミッターを外してみるのも手。それが身につける服の色を変えるだけなら、リスクも小さく大いに楽しめるかと。自信をもてば、仕草や声のトーン、姿勢も変わるもの。その一助となるベージュジャケットをさらっと羽織って、仕事に遊びに邁進くださいませ。
・タリアトーレ / 三織混 チェック 6B コート
・クルチアーニ / リブ編み モックネック ニット (ウール)
・シープラス / 2プリーツ ストレッチ メランジ ライトフランネル パンツ
男性にとって、スタイル全身がよく見えるかどうかの合否を握るのは、ボトムズです。このシルエットが着こなしの主軸となるのです。こちらC+ のパンツは、もともとデニムなどのカジュアルパンツを得意とする専業メーカー。デニムみたく、さっとはけて軽い穿き心地をウールパンツで再現したものです。腰回りに入っているウエスマンをあえて省くことで、軽量化されリラックスできるウールパンツを開発しました。相性のいい白いニットでワントーンにしながら、チェックのアウターでメリハリをつけた着こなしです。どれもベーシックなアイテムですが、とってもいまどきです。
・セッテフィーリカシミア / クルーネック ニット (カシミア)
・アヴィーノ・ラボラトリオ・ナポレターノ / コットン&カシミア メランジ ワイドカラー シャツ
・ピーティーゼロウーノ / ノープリーツ 3PLY ストレッチ パンツ
ベージュはエレガントな印象だけではなく、組み合わせ次第で、とってもモダンに着こなせる色なのです。とりわけ黒との相性は抜群。最高のカラーコンビネーションを見せます。ベージュはそもそも焼けた肌とも馴染みがいいのですが、そのためにいい大人が年中日焼けするわけにもいかず……。その代案が黒いボトムスです。輪郭が柔らかなベージュのニットが黒いパンツでコントラストがつき、上品でいながらモードっぽく見えるのです。黒と相性がよいため、大人の男性にも簡単に着こなせるというわけ。クルーネックニットやシャツ、黒パンという、とてもベーシックなアイテムですが、とってもいまどきな見映えとなるのです。
冬といえど、室内は快適。アウターを脱げは、ニットにシャツという出で立ちの場合もあるでしょう。そんな時、ちょっと腕まくりする時、洒落て見せるコツが。まくったニットの上からカフを軽く折るだけ。これだけで、いつもと雰囲気が異なるのです。ぜひお試しくださいませ。
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 鈴木泰之 / Hair&Make : Takeshi (Sept) / Writer : hiro / Designer : 中野慎一郎 / Model : TOM JAMES (Cinq Deux Un)