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トガオシ。Vol.31都会の大人の冬アウターは
上質素材を選ぶのが正解です。

2018.12.13

ほどよく品の良い大人アウターの選び方は、デザインやブランドより「素材」と戸賀さん。ハイスペックなダウンや、デザイナーズモードの最先端のアウターより、はるかに使いやすい上、大人を知的で上品かつ、リッチに見せてくれるんです。


都会の大人のオフに相応しいのは、
こんなデザインアウターです。

エンメティ / 別注ニットスリーブダウン
ナノ・ライブラリー / シルクカシミヤターンナップカフスVネックニット
シープラス / 2プリーツストレッチウール パンツ

オンはジャケットメインのスタイルでもオフのシーンになると、ついデザインの利いたアイテムを取り入れたくなるもの。とくに最近はロゴものだったり、テック系デザインだったりが流行中ですからね。若い人のファッションはなにかと盛られていますが、大人には難しいなと感じることもあり、なかなか手が出ないのですが。戸賀さんはそのへん、上手にこなしておられます。

「ロゴものやオーバーサイズなど、僕らが若い頃に通過したアイテムが流行っていますが、大人が手を出すと火傷しがちです(笑)。ある程度年齢のいった男は、コンサバなほうが絶対似合いますから。でも少しぐらい遊び心がほしいというのも理解できます。そんなとき、僕は上質な素材を着ることで差別化できるんじゃないかと思うんです。」

なるほど素材ですか。たしかに戸賀さんの着ているニットスリーブのダウンは、まるでニットにダウンベストを重ねているかのようなフェイクレイヤードアイテム。ファーもダウンもいかにも質が良さそうです。ボディのナイロンシェルは薄手でなめらかで光沢があり上品だし、ふわふわのファートリムは毛足が短くて見るからにあたたかそうなリアルムートン。これ、ナノユニバースの別注カラーモデルなんですね。

大人には大人のカジュアルがあるんです。

フードもたっぷり大きくて、実際にかぶったらあったかそう。まぁ実際は、ヒップホップじゃないのでフードをかぶるシチュエーションは無いので、スポーティなデザイン・ディテールでしかないのですが。

「くだけているんだけど、ちゃんとして見えるのは、エンメティのデザインの上手さもありますが、これだけの素材が揃っていればこそ。そんな僕がこれまでいろいろ着てきた結果、たどり着いた結論があります。それはオヤジには基本的に若い人のカジュアルは似合わないということ。マネしても絶対に同じようには見えません。これはもうどうしようもないことなので、無理をしないほうがいいんです。それよりもさりげなく素材の良いものを着たほうがいい。ブランドをアピールしなくても、自分に似合うシンプルな服と色を、上質な素材で着ているほうが知的で品のいい大人に見えますよね。」

たしかに、スウェットパーカなんかは、若者みたいな着方をしても似合わないことは薄々感じていました。逆に細すぎるシルエットはむちむちして見えるし、流行りのロゴものやオーバーサイズのアイテムは、’80年代バブル期に着ていた服をクロゼットから引っ張り出してきたかのように見えてしまいます。どうにもカッコよくならないのなら、いっそ手を出さないのは賢い方法です。

都会の冬には、このぐらいのダウンで十分なのかも

色にも一家言あるのが、戸賀さん。今日は、最近お気に入りのベージュを基調にしたカラーコーデ。ご自身が提唱されている「ウィンターホワイト」も、きちんと取り入れてコーデイネートされています。

「白は基本的にどんな色にも合わせられるので、冬の白、大人の白はマストとして、どこかに必ず挿しておきたいですね。それとやはりベージュは着る人をリッチに見せてくれる色。なぜかというと、素材が良くないとベージュの発色が美しく出ないんです。ニットもナイロンも、ベージュがきれいに色出しできるということは素材が上質ということ。だからきれいなベージュを着ている人は、良いものを着ているということが伝わるんです。僕は、まだまだですが、もっとベージュが似合う大人になりたいですね。」

いえいえ、もうしっかりベージュが定着した戸賀さんですから、白T代わりの白ニットにベージュのウールパンツ、足元は茶色のローファー素足履きという、シンプルなスタイリングがやけに似合います。

「とはいえラグジュアリーなファーやムートンは、インパクトが強すぎて男女ともに引かれることも。いままで何度か手を出してみましたが、フルムートンのコートなんか一回目はみんな驚いてくれるので話のタネに着たとしても、2回目はいつ着ればいいのやら。ダウンジャケットもクルマ移動がメインだと、正直着る機会が少ないんです。電車の中では暑いし、店の中では置き場所に困るし。なので都内では、このぐらいのボリューム感がちょうどいいんです。」

そういって出ていかれた戸賀さんは、これから内輪のミーティングと食事だそう。真冬でも素足履きなのはトレードマークとして、外は気温も低いですが、すぐにタクシーがつかまる都心では、1~2分寒さにあたるくらい余裕ですし、地下鉄の駅まで5分程度なら、活動的なニットスリーブダウンで十分。高機能防寒アウターの出番が、意外と少ないことを、よくご存知の戸賀さんらしい選択です。

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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