
2022.02.18
タリアトーレほど時代を捉えたブランドはないといっていいでしょう。毎シーズン、ピッティ ウォモで発表される新作は、そのコレクションの完成度、ディスプレイの斬新さ、そしてディレクターのピーノ・レラリオ氏の斬新なスタイリングとともにも高く評価されています。今シーズンも秀作が揃いました!
・タリアトーレ / 4つボタン ダブルジャケット 103,400円 (トレメッツォ)
・フェデリ / クルーネックニット 88,000円 (トレメッツォ)
・トリプルダブル / チノパンツ 25,300円 (ノウン)
肩パッドを使わないアンコン仕立てながら、ウエストを絞り込んだグラマラスなラインを描くタリアトーレのジャケットコレクション。群雄割拠するイタリアのファクトリーブランドのなかでも群を抜く存在です。そんな今季のラインナップから、見どころをご紹介しましょう。
4ボタンダブルのネイビージャケットは、金ボタンをあしらってブレザー感覚。ゴージラインの角度を低く設定したところにもトレンドが表現されています。こちらのモデルは「GLEN」。従来のモデルよりも緩やかに設定されたシェイプラインがリラックス感を漂わせます。深すぎない前合わせにより、写真のように前開きで着た際にもタリアトーレが得意とする曲線美を作ります。
そんなジャケットのインナーは、ニットやカットソーでスポーティに着ると今っぽさも全開に。カーディガンのように羽織りながら、ときにタイドアップスタイルもこなせる両刀使い。クラシックもモダンも着こなせる大人の紺ブレの最新モデルは、シーンを問わず着られるモダンクラシックスタイルのアイコンジャケットとしても注目のアイテムです。
・タリアトーレ / シングルジャケット 110,000円 (トレメッツォ)
・フェデリ / クルーネックTシャツ 19,800円 (トレメッツォ)
・トリプルダブル / ブラックデニム 37,400円 (ノウン)
ともすればクラシックに陥りがちな千鳥格子も、タリアトーレにかかればモダナイズされたジャケットに昇華されます。ニュアンスのあるグレーカラーをセレクトするだけと、簡単そうなアレンジも優れた色彩感覚があってこそ。ながきに渡り第一線を走り、愛され続ける理由は、時代を捉えた生地セレクトにも表れています。
素材はウール×シルク×リネンを混紡した、さらりと涼しげなタッチ。春夏に相応しい清涼感ある印象に仕上げられているため、インのクルーネックTシャツも白を合わせたら爽やかな気分が増してくれました。ボトムズはあえてウォッシュの効いたデニムを合わせて。軽快ながら、しっかりとドレス感を漂わせるラグジュアリーなカジュアルスタイルの完成です。
・タリアトーレ / セットアップスーツ(ジャケット / パンツ) 132,000円 (トレメッツォ)
・フェデリ / クルーネックニット 51,700円 (トレメッツォ)
いまやシーンを問わない大人のユニフォームとなったセットアップスーツは、テーラード型のジャケットにドローコード付きのワンプリーツパンツを組み合わせました。ほんのり淡いグリーンという今季のトレンドカラーは、ネイビーやグレー、ベージュといったコットンセットアップにありがちなカラーとはひと味違うセレクト。上品で爽やかなスタイルを描き出します。
ハリのある素材感を活かしながら、やわらかなフィッティングに仕立てているのは、イタリアサルトの匠の技を知り尽くしているタリアトーレならでは。サルトの技を用いた+モードな大人のスーチングに仕上がっています。白ニットと白スニのシンプルな組み合わせだからこそ、このセットアップスーツが映えるんですよね。
タリアトーレのディレクターでありオーナーでもあるピーノ・レラリオ氏は、ファッションスナップの常連として世界中から注目されている人物。自身がファッショニスタだからこそ、コレクションにも妥協のないこだわりが詰め込まれています。今春のジャケット&セットアップ選びの最有力候補として間違いのない選択肢です。
商品に関するお問い合わせ
トレメッツォ: 03-5464-1158
http://tremezzo.jp/
ノウン:03-5464-0338
https://www.noun74.com/
掲載ブランドの最新情報は公式インスタグラムから
@tagliatore_jp
@fedeli_jp
@triple__double
【開催期間】
2022年3月1日(火) 〜 3月9日(水)
【開催場所】
エストネーション 六本木ヒルズ店
〒106-0032 東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイド けやき坂コンプレックス1F・2F
エストネーション 有楽町店
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1・2F
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 酒井貴生 (aosora) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Eduard Badaluta (donna)