
2018.10.07
PAGE 2 / 2ブラックスーツはカジュアルに着ても洒落て見える
スーツ 331,560円、ニット 192,240円、トート 199,800円、スニーカー 102,600円、時計(アリゲーターストラップ) 670,680円 / すべてルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
いまや1兆USドル企業となったアップルを再生させた男、スティーブ・ジョブス。彼は本業の仕事以外はできるだけ選択しないようにしていたとか。それだけ仕事に集中することを日頃から気にかけていたようです。ブルーデニムに黒のタートルネックがシンボリックだったあのスタイルの裏には、こんな理由があったそう。
選択の多いビジネスマンにとって、ブラックスーツは比較的ドレスにもカジュアルにもオールマイティに着られるアイテム。1着揃えておくだけで、様々な着こなしが楽しめるのです。制服と違うのは明らかに洒落て見えるという点。例えばカジュアルに着るなら、インナーにベージュのニットをさしてメリハリをつけるのも手。
ブラック×ベージュは、どんな方も似合う大人っぽい組み合わせですし、足元は黒のレザースニーカーで全身の統一感を出せば、いまときの通勤スタイルとなるのです。
ジャケットにニットにスニーカー。颯爽としたいまどきのスタイリングですが、仕事中はなにかと荷物があるもので。オールインワンで、一気に詰め込みたいところですが、どんなバッグがベストでしょう?
あまりカッチリしすぎず、かといってカジュアルすぎるバッグは大人のオンには向いていません。そんな微妙な、それでいてら今もっとも求められているスタイルにピッタリなのが、コチラ。
デザインは縦長のトートバックタイプですが、中面はぎゅっと絞れる巾着タイプ。やや大ぶりでオトコっぽいサイズ感にして、ブラックのモノグラム・エクリプス キャンバスがとてもシック。こんなバッグが、大人のカジュアルスタイルを引き締めてくれます。
ニットやスニーカーといったカジュアルなアイテムで着こなしていても、どこかエレガントでラグジュアリーな雰囲気を匂わせるなら時計の効能に頼るべきでしょう。
コチラは2002年にデビューした名作「タンブール」にオマージュを捧げたウォッチ「タンブール ムーン」。ユニークで曲線的な存在感のあるフォルムは、袖口からチラッと見えただけでも、それとわかるタイムレスなデザイン。 とりわけこちらのモデルは、発色のいいターコイズブルーやイエローのアクセントで、リッチにしてポップさがこの上なく楽しい。
クラシック顔のドレス時計もいいですが、“タンブール”のようなアイコニックな高級時計は、スタイリングに重みをプラスし、ラグジュアリーな雰囲気をしっかり加味してくれます。
Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 野口貴司 (San・Drago) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Make: Ken Nakano / Writer : Hiro / Designer : 中野慎一郎 / Model : 【MEN】 Joep V (EXILES HYPE)、 【WOMEN】 MASHA (donna)