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トガオシ。Vol.138+モードに色を添える最新テク

2020.12.24

モノトーンブームのいま、街中は黒、白、グレーが目に付きますが、来春は反動で明るい色が多数リリースされることが、すでにいろんなところで囁かれています。戸賀敬城も早々と色を取り入れた着こなしを実践していました。


プラス1色でモノトーンブームから一歩抜け出す

エンメティ / BR別注 スウェード ダブルライダース ブルゾン
セッテフィーリカシミア / BR別注 クルーネック ニット (カシミア&シルク)

黒のスエードジャケットにブラックジーンズの戸賀さん。いつもなら白のニットを合わせそうなところ、目の醒めるようなターコイズブルーのニットを合わせて。ちょっと意外なカラーリングが、とても新鮮です。

「このターコイズブルーはBRの別注色なんだ。最近はモノトーンがブームでしょ。それはそれでいいんだけど、人とはちょっと違った着方がしたいとか、もうちょっと冒険したいというとき、いきなり色を取り入れようとしても、どう着たらいいのかわからない人が多いと思うです。色の相性がどうとか反対色だからとか、自然と肌で身に付いていないと悩んじゃうばかりだからね。」

さすがに長いことファッションの世界に身を置く戸賀さんなら、配色云々なんて容易いことかもしれませんが、たしかに「この色とこの色って、合わせて大丈夫かな?」なんて悩むことはよくあります。「アズーロ・エ・マローネ(紺と茶)」なんてわかりすい配色の法則を、いくつか知ってるといいのですが。

「一番簡単な方法は、色と色を合わせるのではなく、モノトーンに1色差すことだよね。白、黒、グレーは無彩色といって、どんな色とでも合わせられるけど、考えてみればモノトーンも有彩色の同系色なんだ。赤や青だって、トーンを濃くしていけば最終的に黒になるように、1色のトーンを着ると考えれば納得もいくはず。ジャケットやパンツで色を差す手もあるけど、ニットなんかのインナーに使えば楽勝じゃないかな。」

たしかにちょっと難しそうな派手色も、モノトーンに差せば安定感あるカラーリングで着こなせますよね。鮮やかなターコイズブルーのニットに、赤いパンツや緑のジャケットは難しいけど、白や黒なら同系色として躊躇なく合わせられそう。それに周りがモノトーンばかりのいまだからこそ、一歩抜きん出るための色使いを実践するのもいいですね。

「僕は最近、赤もピンクも抵抗なく着るようになったけど、来年はもっといろんな色にトライしようと思ってるよ。まだちょっとっていう人は、いまのうちにニットやマフラー、ベルトなんかに色を差して遊んでみるのもいいんじゃない?」

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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