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トガオシ。Vol.52これがいま本当に履きたかった真っ白ローファー

2019.05.02

冬はもちろん、春夏も白靴が履きたい! という戸賀敬城が、いざ探してみたら、履きたい白がどこにもない……。というわけで、思い切って別注した白靴がローンチしました!


本当に履きたかったホワイトスリッポンを別注!

ダブルエイチ / 別注シボレザー ホワイトローファー
デ・ペトリロ / 3Bスーツ
ナノ・ライブラリー / シルクカシミヤクルーネックニット

“ウィンターホワイト”の提唱者を自認する戸賀さんですが、もちろん夏場の白も大歓迎。今日みたいなベージュのスーツに白ニット&白ローファーは、爽やかな初夏の季節にぴったりのスタイリングです。インナーと靴を白で合わせるだけなので簡単にマネできそうですし、これならすぐにでもトライできそう! と思ったら、戸賀さん、ここにたどり着くまでに意外と苦労したんだそう。

「白のニットは定番だしどこでも見つかるんですが、春用の白いスリッポンを探してみたら、納得いくものがなかなか見つからなかったんです。僕の大好きなシアサッカーのパンツに合わせたいなと思ったんですね。それじゃ、というわけで別注したのがこの靴なんです。」

なんとシボ革のホワイトローファーは人気のブランド、WH×ナノ・ユニバースの別注モデル。シボ革カーフのアッパーにビブラム社のホワイトソールを組み合わせ、ナチュラルカラーのコバを差し色使いしているところも計算された美意識を感じさせます。夏場のシアサッカーも似合いそうですが、いま時分はベージュやネイビーのコットンスーツにも合いそうです。

「50歳を過ぎて、若い人が履く白いダッドスニーカーは、ちょっと痛いけど、今風のシルエットにボリューム感ある靴は外せないじゃないですか。でも短パンを履くときに、ダークカラーの分厚いレザーにビブラムソールの重たい靴はいただけない。その中間を行くのがこのシボ革ホワイトローファーだと思うんです。」

見た目はローファー、はき心地はスニーカー

第2弾となるWHへの戸賀別注モデル。第1弾はパティーヌのビットローファーでした。

「僕の個人的な思い入れを強く反映したコレクションです。見た目はクラシックだけど、今風のちょっとボリューム感あるフォルムは、ドレスにもカジュアルにも履けるルックス。しかもこの靴、インソールにはクッション性の高いカップインソールを採用しているので、履き心地はスニーカー並みに足に優しいんです。本格ドレス靴って足に優しくないことが多いんですが、この靴なら新品のうちから素足で長時間履けますよ!」

ところで、なぜアッパーをスムースレザーやスエードではなくシボ革にしたのか尋ねてみたら、以前、某英国靴ブランドの白スリッポンを履いていたとき、悲しい思いをした経験があるのだそう。こういうところも、戸賀さんの個人的な思い入れが反映されていればこそ。

「スムースの白は、歩く事が多い日はやめておこうって思うし、履いたら汚れないように、そっと歩きがち。走るなんてもってのほか。それなのに、うちに帰ってチェックしてみると、必ずどこかに黒くこすった汚れがあるし、これがまた落ちないし (悲)。しかも、いつのまにか白いレザーが黄色くなってきてる。もう履けないけど、悔しくていまだにシューズクローゼットに持ってるんです。」

そんな理由からガンガン履いてほしい白靴は、汚れが落ちやすく、汚れても気にならないシボ革にしたのだそう。戸賀さんの強い思いを反映したこのコレクション、前作は即完売してしまったので、今回も大人気が予想されますね。

「じつは、もう売れ始めていてヤバいんです。夏まで持つかな?」

だそうです。お急ぎください。

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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