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トガオシ。Vol.5マイナス5歳見えする男のコスメは 大切なコミュニケーションツールです

2018.03.12


洗顔、ハミガキ、コスメは毎日の身嗜み

戸賀さんにお会いすると、いつも思うのは「とても50歳に思えない ! 」ということ。ジム通われているとはいえ、仕事も多忙だし毎週早朝からゴルフにも行かれるし、毎日のように会食もあるのに、体型はもちろん肌ツヤが年齢を感じさせません。それというのも、ご存知のように戸賀さんは美容に造詣が深くてコスメ使いにも長けているからに違いない ! 今日は、そのあたりを伺ってみました。

「本気で美容に興味を持ち出したのは、頭皮ケアでしょうか。ここだけの話、うちの家系は薄毛家系で、僕も薄毛のサラブレッドなんです」。

「一時、ヅラ疑惑があったんです(笑)」と、自ら自虐的ネタを提供する戸賀さんですが、髪の毛は本物の自毛でした ! (※編集部確認済) それに打ちあわせが夕方でも、肌のテカりもなくすっきり爽やか。どこかで洗顔シートでも使ってきているのか思いきや、「洗顔シートは逆効果なんです」とおっしゃいます。

「男性の肌は水分が少なくて脂分が多め。女性はその逆です。なので男性は化粧水などで水分を補ってやることで、肌質はずいぶんと解消するんです。洗顔シートで脂を拭っても、水分が少ないお肌が潤うわけもなく、結局しばらくすると元の木阿弥。それより根本からお肌の状態を良好に保つには、日頃から保湿を考えたお肌のケアをすべきなんです」。

なるほど。常日頃のケアが大切というわけですね。たしかに女性のスキンケアとか見ていると、化粧水に乳液と美容液、それになんだかよくわからないボトルをいっぱい並べてめんどくさそう。いやー、男にはハードル高いですわー。

「僕が最近使っているのは、朝起きて顔を洗うときと、夜風呂から出た後、スポイトで適量をとって馴染ませるだけ。コスメは歯磨きするときに一緒に使うぐらいでいいんです。難しいことを言うのはやめておきますけれども、細胞の成長をうながしたり正常な機能を保ってくれたりする成分です。唾液なんかにも含まれていて、ケガをした時に細胞が修復したり機能を回復するときの作用にも関わっているたんぱく質成分なので、へんな化学薬品じゃないから安心なんです」。

なるほど、顔洗うタイミングで良いのなら身嗜みを整えるのと同じですね。


5歳若見えすると服も生活も活き活きして見えます

バイオ エフェクト セラム 15ml 15,660円
ドゥ・ラ・メール「ザ・ハンド トリートメント」 100ml 11,340円
アスタリフト アイクリーム 15g 7,128円

「バイオエフェクトはアイスランドのコスメメーカーで、ヨーロッパのどの航空会社の機内誌にも載ってる有名ブランドです。最近日本にも入ってきて、百貨店やセレクトショップでも扱われるようなりました。ナノ・ユニバースでも販売するそうです。自宅でよく使っているのは富士フィルムのアスタリフト。これはアイクリームですが、シートマスクも愛用しています。どんなに疲れて帰ってきても、これ使うと翌朝はちゃんと顔が戻ってるんです。こちらのハンドクリームはドゥ・ラ・メールのもの。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、これ一本で1万円です」。

い、いちまんえん !

「美容に積極的な女性の間では有名なコスメブランドです。僕も初めて知ったときは驚きましたよ。でもこれ、女性クライアントと打ちあわせのとき、ふと取り出して使ったら、そのままテーブルの上に置いておくんです。そうすると気づかれますよね、『あ、ドゥ・ラ・メール』って。そしたら、帰りにそのままプレゼントしちゃうんです。これはけっこう効果的ですよ ! 」。

コスメにそんな使い方があるとは ! いや、勉強になります。
兎にも角にも、実際に使ってる戸賀さんが目の前で「50歳です ! 」って言われているのを拝見すれば、効果の程は言わずもがな。若々しくいられるのって素敵ですよね。

「いや、若見せしたいという意見もあるかもしれませんが、僕はいい服を着たり、いい生活をしたり、豊かな生活をしていても顔がみすぼらしかったりしたら台無しだと思うんです。そんなとき実年齢より5歳若くみえるだけで、服も引き立つし活き活きとして見えます。へんな話、安い服を着ていても若見えすると格上げしてみせてくれたり。そういう意味でも、整形までする必要はないけれど、いつまでも若々しくありたいなとは思います」。



戸賀 敬城 さん

1967年、東京生まれ。編集者。ハースト メンズ メディア ブランド アンバサダー。その他、多くのメディアや、ファッション、車、時計、ビューティー用品など、様々な有名ブランドのディレクターやアンバサダーを兼任している。 学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン「ビヨンド」元編集長(ハースト婦人画報社)

>>「トガブロ。」

CREDIT
Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 /
Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎
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