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『gujiの縁側』 実りを目指して Milano出張報告

2019.06.24

出張報告blogを書かないと!っと思いながらも、毎日の疲れと睡魔で中々書けずにいましたが、その間写真だけはと意識して撮ってきました!

画像が多過ぎですが、、、
これでも全てお伝えするのは果てしなくなってしまうので、厳選しております。。

毎回の出張blogで何を書けば、お客様が喜ぶのかと考えているのですが、仕入れの楽しさや僕達が”真剣に遊ぶ”を実践していることが少しでも伝わればと思っております。

このblogだけ見ていると、こいつら悩み無いんちゃうかと思われがちですが、実はちゃんとお固い時間も作っております。。
ミラノに到着して、早速行ったのはミーティング。
次の傾向やどうしていくのかをgujiとring合同で考えて、どんな取り組みがお客様が喜ぶのかを真剣に考えております。。
こんなミーティングを数回ほど…

そして、次の日からのミラノのショールーム巡りに備えていきます。。

その晩、ご飯を頂いてからは、深夜の街に繰り出し、クラブへ‼︎ と、行きたいとこですが、ほんのり酔っ払いながらもビジュアルリサーチを行いました。

イタリアの街は深夜でも華やかで明るいので、人もいないので、物凄く映えます。

僕達も全店舗の毎回のビジュアルは真剣に考えて作成していますが、やはり華やかさでは、何処まで太刀打ちが出来ていません。。

この”華”とは何なのかいつも考えさせられます。
今回は、僕なりに感じる大きな差を、弊社のビジュアルチームへの課題として持ち帰り、今後のビジュアル作成に活かしていこうと思います‼︎

イタリアに行かれる方は、是非夜のウィンドウリサーチをお勧めしますよ〜
冬は極寒ですが。。

次の日の朝から、みっちりとショールーム巡りのアポイントを入れましたので、かなり気温も高めでしたが、僕達の熱もかなり高めで巡りまくります!!

今回はいつもと順序を変えて、gujiの基幹ブランドでもあるHERNOから、時間をしっかり掛けてセレクトしていきます。

より軽く、より機能的に、よりマーケットを意識した品揃えが並んでおりました。

来年はブルゾン系が増えそうです!

HERNOの真隣にある、zanellato。

こちらはレディース色が強めなコレクションでしたが、新たな試みもあり、手に持つ鞄だけで無く、ファッションを意識したアイテムも増えていました。
飽くなき追求心ですね〜

drumohrのpittiでのプレゼンテーションは今までの中で一番良く、ブランドの良さが凄く出ていました。

改めて、ミラノのショールームで拝見すると、色だけで無く、世界最古のニットブランドしか出来ない編みは、クラッシックという枠だけで考えるのは間違っているのでは無いかと思いました。

最高のクォリティーと、唯一無二の編みは、来季は注目です!

gujiではお取り扱いの無いPTですが、ringでの展開で好評を頂いており、このブランドのバラエティー度はかなり高めです!

盤石なコレクションとはこのことかと、来季も飽きさせない、”楽しみ”をくれます。

gujiの商品と合わせることも全く問題ありませんので、買い周りしてみてください〜

あと、ドメニコ氏はやはり、男前でした。。

あのcoherenceを出掛ける中込氏よる、orbium。

次の秋冬から初コレクションになりますが、この方の感性はぶっ飛んでおります。。

本当の物作りを熟知しており、それをそのままやるのでは無く、”現代の気分”に合わせた作り込みは、本当のカジュアルジャケットのように感じます。

素晴らしいの一言ですが、中々真似は出来ない逸品ばかりです。

着てみて分かる、素晴らしさです!!
ご期待ください!!

毎回、必ずお伺いするLARDINIのショールーム。
インスタで見たことがあるファッショニスタが数々在籍しており、ファッション感度も高めです!

このブランドはOEMの割合も高く、自ブランドだけでなく、他社にもそのクォリティーを与え続けていることも、LARDINIが常に進化していける理由かもしれません。

僕達はその中でも特にインテラートという、全てフル毛芯仕立てで、高級生地しか採用しないモデルを選びに行きます。

このモデルは、LARDINIの本気というか、本来のイタリアの色気を特に意識した商品しかありません。

クォリティーだけで無く、これぞイタリアのジャケットというような商品群は、インテラートが一番に感じます‼︎

次の秋冬では、念願のこのインテラートラインのイベントを開催予定ですので、お楽しみに〜

SLOWEARのショールームにもお邪魔して参りました。
その中でもINCOTEXは相変わらず圧巻なバリエーションです。

ガーメントダイの生地が特徴のSLACKSラインは、幅を広げていましたー

来年は過去最大のINCOTEX祭りが出来ればと思っております 奮

ここからは、我がbalconeブランドのオンパレードです!

かなーり楽しみにしていた、MARNIのファッションショー‼︎

ヨーロッパでは、かなりのエコ意識が高まっており、それをファッションに落とし込むブランドが多々見受けられました。

それを大きなテーマとして、色を意識したショーの作り込みやスタイルはとても新鮮でいて、流石の一言でした!

 

肝心のコレクションも、遊びだけで無く、最高のパターンワークが、「緩い、カジュアル」という一言だけでは、終わらせません。

僕達が求めるカジュアルは、何処までも大人の日常着です。

品のあるカジュアルとは何なのか。。

そのメッセージをかなーり感じるコレクションでした!

“上品”という価値観も人それぞれ、時代それぞれです。
どのお店も、”上品”を求めていると思います。
その上品さも、時代と共にアップデートしていき、新しく洗練された”上品”さを感じることが、時代を感じる事のように感じます。
ファッションが生き続け進化していっているのと同時に、その感覚も温故知新な目線で研ぎ澄ませて行くべきなのではないかと、今回の出張で強ーく感じましたー!
だからこそ、ファッションは楽しいですよね!

隣でレディースのプレコレクションも並んでいたのですが、ほんまにカッコいいの一言でした。。。
緊張しました 笑

 

cellar doorは代理店を挟まず、イタリアで直接買い付けするブランドではあるのですが、日本でのあまりの人気で、ブランドが日本来て、早々に展示会を行います。

僕達もその機会にかなりのバジェットを使うので、今回は、その時に無かったデザインや生地を拝見し、セレクトしていきます。

次はやはりカーゴですよね〜

コンテンポラリーというキーワードを早々に使い、BOGLIOLIでの名声に全く拘らず、常に半歩先を行こうとするコレクションは、来年も更に増してきます!

ジジさんは、まあまあええ歳ですが、こんなシャレた考えで、こなれたオヤジになりたいです。。笑

今季も大人気だったCOVERT。
通常、今季の人気アイテムをリピートするコレクションが多いのですが、ここはその考えがありません。

ガラリと変わったデザイン群でも、今までのスタイルは変えず、上品なカジュアルを表現していきます。

このシャツはテンセル素材なんですが、シャレてたなぁ、、、

 

この出張最後は、ma’ry’yaと最初から決めていましたが、最後はデザイナー自身の優しさを強く感じるコレクションが、僕達を癒してくれました。。癒

色の出し方がとても上手で、特にベージュやライトグレーの色は深みのある、高級感をとても感じる配色です。

またまた個人オーダーしてしまいましたが、僕個人のma’ry’yaコレクションも大分溜まってきました 汗笑

マリアさんは、balconeの名前を考えてくれた方でもあります。
来年は対談企画も考えておりますので、ご期待ください!!

お客様からイタリアでのご飯の内容をもっと書いて欲しいと要望もありましたので、ミラノ編も。。

ミラノは魚介がメインです。
その中でも、僕が大好きで、是非お勧めの2店舗に絞り、お伝えしたいと思います!
ただ、何処までも、グルメでは無い僕の個人的な意見ですが、、、

NO.1はポルトロマーナ駅近くの、pescatóreです!

ここのカタラーナは超絶です‼︎
初めてイタリアに行かせて頂いてから、ここ以上に出会ったことがありません。

今回もかなりのわんぱく盛りで食べ過ぎてしまい、周りは失笑してました。。
申し訳ありません。

カタラーナだけで無く、パスタなど全ての料理が本当に美味しく、全ての食材に甘味を感じます。
何故こんなに美味しいのかは、謎のままです。。

最近、F氏のInstagramで知り、そこから弊社スタッフ全員がどハマりしているのが、La Latteria。

昼食時しか食べて無かったのですが、今回は夜に初めて行きました!!

有名なのはレモンパスタ!
冬に食べたレモンパスタより、夏の暑い時期のレモンパスタの方が僕にはとても美味しく感じました。
何処にも無い味が、全員を虜にしてしまいます!!

また、裏メニューのカルボナーラも全く引けを取りません!!
これも僕の中では、カルボナーラランキングNO.1では無いかと…

それ以外にも、野菜物、卵など全てが本当に美味しく、全て自家栽培とか。。。

毎回、入店に並んでも行くLatteriaは、今や日本人が増えていました。。
ただ、本当に美味しいので、ミラノに行かれた際は時間に余裕を持って早めに行ってみてください〜

来年の傾向は先の出張報告でも書きましたが、白がメインのモノトーンや、グリーン、イエロー、ピンクの色が更に出て参ります。

そして、balconeでずっと提唱し続けた”こなれたスタイル”がより定着して参ります。

日本の夏は暑いです。
それは今後も変わりません。

なので、その夏を楽しむ一つのアイテムとして、ファッションを使い、思いっきり満喫してみてはいかがでしょうか⁉︎

来年の春夏も楽しみです‼︎

PROFILE

guji

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From Staff


Charles and Ray Eamesの言葉、「Take a Pleasure Seriously」=「楽しいことを真剣に…」を共通の価値観とし、ベーシックなアイテムに「色」「艶」「夜」というキーワードのもと、ビジネスからオフまでの「勝負服」をセレクトしています。

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