NEWS

ルイ ヴィトン メンズ・コレクション by ヴァージル・アブロー 2020秋冬コレクションを発表!

2019.12.23

伝統:ある世代から別の世代へと受け継がれ、世代に応じて解釈され、新たな活気を与える習慣や慣例。
「古い習慣は容易には廃れないものだ」

ルイ・ヴィトンでのディレクションを闘してメンズ・ワードローブの探究を続けるメンズ アーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブロー。彼が2020秋冬プレコレクションで辿り着いたのは、「伝統」の章。
テーラリングと切っても切り離せない関係にある伝統が、メンズ・ウェアのクラシカルなコードに根ざしたコレクションの前提となる。

これまでのコレクションのモチーフとして登場した「少年期のひととき( arc of boyhood )」に続き、ストーリーは、成人期の初期へと展開。従来の方にハマったビジネス的なドレスコードが進化し、実験的なワードローブへの挑戦をスタートさせた。

スポーツやコンテンポラリーな領域から発進させれる様々な価値観が対立するこの出逢いは、まさに世代間の化学反応。プレコレクションが掲げるエスプリを闘して表現された多大なエレメントが日々のスタイリングにおいて重要な役割を果たす伝統的な衣類やアクセサリーの中で存在感を放つ。

伝統を出発点として、フィット感のあるシルエットをベースに、テクニックや素材の加工を通して、テーラリングが生き生きした活力を得る。今回はカジュアルで現代的なワードローブの要素を多く採用。コーデュロイのセットアップやリバーシルのコート、レザーのバーシティジャケットなど、随所にカモフラージュ・モチーフをがあしらわれている。

イブニングジャケットは、カモフラージュ・モチーフを施したボンバージャケットのシェイプで登場。同素材のパンツに合わせたスタイルが光る。

トロンプ・ルイユ(騙し絵)風のステッチは、ラグジュアリーなクラフツマンシップと現代的なアプローチが融合したものであり、クラシックなグレーのカフェレーサージャケットやネイビースーツ、ウール素材のパフォーマンスパーカのディテールとして採用された。

ルイ・ヴィトンのモノグラム・フラワーは、サイズアップしたマルチカラーで表現。イカット織のウィンドブレーカーやインターシャセーター、ショーツなどに描かれる。

職人技が光るボリュームたっぷりのジャケットは、ジャカード織のライニングを施したダブルフェイスのビキューナ生地で登場。

一方クラシカルなブルゾンはダークブラウンのディアレザーで作られた。

多彩なフォントからなる「LOUIS VITTON」のレタリングがミックジャケットのインターシャツで存在感を主張する。

メゾンの伝統的なフラワーのシグネーチャーは、シルバーグレーのパファジャケットやダークグレーのフィールドジャケットのキルティングに登場する。

ヴァージル・アブローが、プレコレクションの一環としてワードローブの定番を中心に手掛けたメンズ・ライン「ルイ・ヴィトン ステープルズ エディション」には、ネイビーのフランネルピーコートやドルフィンシャイン仕上げを施したブラックのシングルブレストウールブレザーなどが含まれる。

コレクションの主役となるのはスタイリングが伝統の活性化へ向けての重要な要素となる。ルイ・ヴィトンにおけるヴァージル・アブローのシグネーチャーとも言えるミッドレイヤーは、今シーズン、ピンストライプのハーネスで登場。スーツのストライプとマッチすると同時に、メンズ・ウェアの伝統を支える重要な要素に敬意を表したディーテル。

2020春夏コレクションで披露されたスニーカーは、テクニカルメタルやメッシュ素材で進化を遂げ、レザーのワーカーブーツは「モノグラム」を施したパネルのディテールでワンラクアップ。「モノグラム」のペニーローファーが伝統にオマージュを捧げる一方で、スポーティなソールにフォーマルを掛け合わせたハイブリッドダービーは、過去と現在の融合を試みます。

バッグもまた、ルイ・ヴィトンの伝統の再解釈「モノグラム」のクラシカルなキーポルは、スポーティなマルチカラーのテーピングで彩られた。これは、小物類にも頻繁に登場するディテール。

カモフラージュ・モチーフはソフトトランクにもあしらわれています。レザートートや小ぶりのバックのシグネーチャーは、ドットを繋いだような描き方が特徴で、トロンプ・ルイユ(騙し絵)風のステッチがLVのアルファベットを形成する。

 

最後に、コレクションの全体を通して、サンハットがフォーチャーされていたのにはお気づきだろうか。

 

ルイ・ヴィトン
www.louisvuitton.com

 

 

 

戻る
RakutenPay

*当サイトの税込価格表示は、掲載時の消費税率に応じた価格で記載しております。 お間違えになりませんようご注意ください。

arrow