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■ CROCKETT＆JONES クロケット＆ジョーンズ ■

当店の看板英国靴として長きにわたり愛されている「Crockett&Jones」。2021春夏の新作が到着しました。
コイン、タッセル、ビットなどバリエーションが豊かになっているメンズのローファー。そんなローファーでここ数年提案が増えているモデルがこちらの「バタフライローファー」。
クロスで組み合わせたサドル部分が蝶の羽のように見えることからそう呼ばれる本モデル。起源は古く1930年代頃には既にこのデザインがあったとか。
その後2010年代後半には各社から提案される様に。ファッションには周期があるというのが実感できる(ずいぶん周るのに時間がかかりましたが)一足です。
何といってもこのクラシカルな面構え。そしてエレガント。モカ部分はつまみになっていますので、ヒールからぐるっと一枚で構成された贅沢な作りになっています。
アッパーにはきめの細かなカーフを使用し、革の持つ本来の艶がエレガントさを更に引き立て、アンティーク調に仕上げられたダークブラウンが深みをもたらしてくれます。
ラストは375LASTを使用。定番モデルCAVENDISHに使われていた325LASTのウエスト、ヒールカップを日本人向けにやや小さめにモディファイしよりフィッティングを高めたラストです。
ソールは初登場から一気に当店でも定番として愛されているシティソール。ラバーでありながら薄くすっきりとみえる上に全天候対応といういい所取りの仕様。
ジャケパンスタイル、スーツスタイルと足元をエレガントに魅せてくれる新たな一足。ドレスシューズのバリエーションをこの春夏広げてみては。

■ ブランドヒストリー ■

Crockett＆Jones社は、英国最高級靴の聖地ロンドン北西の都市、ノーザンプトンで、1879年にチャールズ・ジョーンズ氏と、その義理の兄弟ジェームズ・クロケット氏によって創業されました。
丁寧な手仕事と、高いクオリティーの製品は、数ある英国のシューメーカーの中でも高い評判となり、その洗練されたエレガントなMen's＆Ladies製品は、英国内に留まらず世界へと広まっていきました。
世界中で、最も多く木型の種類を持つ靴メーカーとして、靴作りのデザインバリエーションや素材選びでは、大変優れたノウハウを持ち併せているということが、クロケット＆ジョーンズの大きな特徴です。
そして一足の靴を作り上げるのに、表革には上質なカーフや最高級のスウェードなど選りすぐられた素材を使用し、また底面は十分に吟味され、丁寧に一つひとつ手でカッティングされた底材など、約200パーツも用いられています。