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現代のギャッツビー
produce by Igarashi Trousers.

24F/Wのgaroh（ガロウ）のコンセプトを元に、私たちが思う当時のフィッティングや時代背景を元に、現在で着用しやすいデザインをコンセプトテーマに作成しました。

・太さはあるけど、野暮ったくない。
・股上深いけど、古臭くない。
・普通のデニムだけど、普通じゃない。
を追求したシルエット、型紙にて作成しております。

ありそうでなかった、懐かしいけど新しいスタイルをお楽しみください。

ファブリック：ドメスティック　デニム（ワンウォッシュ）コットン100％　14オンスデニム生地はやはり日本（岡山）が1番良い。
その中でも、私たちが普段オーダーでも一番よく使う生地をセレクトしました。

色落ちが遅く、縮みが出にくいデニム生地（ヒゲ・ハチノスをつくるなら育てながらお湯で洗うと色抜けしやすい）。
冷凍し極限まで縮ませているため横の縮みはほぼなし。縦については0.5～1センチ程度 股下は＋0.5cmでとる。
14OZあるため、フルシーズンで着用できる生地となっております。

ディティール：私達はBespoke Makerであり、服屋です。
デニムといえば使い込めば使い込むほど捻れが出てくるものであり、それがデニムの味。 それを理解した上で、あえて穿き込んでも捻れが出ない作り方を施しました。
また、腰裏もデニム共生地ではなくスレキを使用しています。
（理由は、せっかく私たちが作るのであればオーダーディティールをふんだんに入れた仕様にしたいから。）
デニムであっても、カジュアルにもドレススタイルにも合うように捻れが出ないカッティングにしております。
腰裏は、シャツインをした時に色移りを最小限に抑える為。
デニム特有の巻き縫いではなく、方倒しにするのは寸法変更に対応する為。
様々なオーダーならではのディティールを入れ込みました。
誰が穿いても綺麗に穿けるようなシルエット、フィッティングにしている為、クッションが少しだけ入る丈で綺麗に穿いてもらうとより良さが出る型紙になっています。

デザイン
・5ポケット
・フロントボタン
・リベット
・ウルトラスエードパッチ
・シンチバック・・・内側で調整（本来の外側・針で刺すタイプは車のシートなどを傷つけてしまう為、リアルではなく配慮のデザイン）
・少しハイライズのためベルトなしでの着用もイメージ

五十嵐 徹

【ひとこと】
サイズ3でウエストはジャスト。腰回りはややコンパクトな穿き心地ですが窮屈な感じはありません。カジュアルに穿いてもいいんですが、ジャケットやチェスターコートなんかと合わせるのも気分ですね。