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2020.12.16
僕が初めてダッフルコートを手にしたのは中学3年生の冬でした。
高校に入学するにあたり通学用のアウターがないといけない!という話を両親にしまして、説得の末?なんとか許可が下り、今はなき渋谷の某ショップで購入したのを覚えています。
実は、今でも現役なんですが、かれこれ20年も前の物になりますので、麻紐で出来ていたトグル部は劣化して切れてしまいボタンレスならぬトグルレスのまま着ている状態です(笑)
着丈はやや短いんですが、ショルダーラインやチェスト、ウエストの緩めな感じが好きで、今後も大切に着ていきたいな〜と思っている一着なんですが、そんな僕が次に買うならこれ!と目をつけているのがINVERTERE(インバーティア)のダッフルコートになります。
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簡単にINVERTERE(インバーティア)のヒストリーを・・・
その昔にMoorbrook(ムーアブルック)社という生地屋がありました。
そのムーアブルック社で保有している世界で数台しかない織り機で織られるウールヘリンボーン生地はものすごく生産効率が悪いのですが、その織り目の美しさ、そして肉厚ながら着てみると非常に軽く暖かいということで、多くのメゾンでも使用されていました。
あのエルメスにも「ここの生地しか使わない」と言わしめたほどです。
このムーアブルック社に買収される形となったのがそう、INVERTEREという訳です。
INVERTEREは、ムーアブルック社の生地を使用し高品質のコートを多く作り続けていましたが、不況の煽りを受け高級な生地を使用していくのが難しくなり、倒産することになります・・・
そして、その傘下であったINVERTEREも時代から姿を消すことになります・・・
その後、ムーアブルック社のような生地を作ろうと多くのブランドが挑戦しますが、あの最高品質の生地を再現するのは非常に難しく、やはりあの織り機でしか作れないと言う結論に・・・
しかし!!!
世界に4台しかないと言われているその織り機のうち3機を”あの”JoshuaEllis(ジョシュアエリス)が確保し、生地の再現に成功したんです!!
ジョシュアエリスも今から200年以上も前から最高品質の生地を作る生地ブランドであり「世界一高級で高品質な素材を最高級の天然繊維で織り上げる」という哲学のもと本物の素材のみを提供し続ける英国の老舗生地ブランドです。
その伝説的な織り機をこんな伝統的な生地屋さんが使用したら、そりゃいいものできますよ!的なダッフルコートなんです。
物語ありますよね〜
まさにringが提案していきたい、そんなブランドがINVERTEREなんです!!
STYLE:IV192JE25021
MATERIAL:本体:ウール100%
皮革部分:牛革
COLOR:ブラック・ネイビー・オリーブ
SIZE:36・38・40
PRICE:173,800yen
こちらで販売しております。
PROFILE
From Staff
“REAL CLOTHING”をテーマに本物だけが持つ品格と色気、そして本物にだけ感じる事の出来る情熱を世界中から探します。 伝統、革新、情熱をキーワードに、熟練された職人技が生み出す伝統のREAL CLOTHINGを革新と情熱でモダンにエレガントに、そして少しのSEXYさも提案致します。
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