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『古き良きナポリにもきっとこんなスタイルはあったんだろうな・・・と思います。』

従来のMaria Santangelo（マリア サンタンジェロ）は背ダーツを入れたスリムフィットシルエットでワイドカラーというのが定番のスタイルですが、こちらは少し変わり種といいますか英国調の雰囲気を漂わせるカジュアルな一着です。


やや小ぶりなレギュラーカラーにウエストをシェイプしないサイドプリーツ仕様を採用、可動域が確保されたゆとりのあるシルエットで色気よりもリラックス感を漂わせる仕上がりです。


加えてフロントには表前立てがセットされており、こちらもイタリアらしさを軽減させているポイントになっています。イタリアスタイルではカジュアルシャツであっても裏前立てが採用されることが多いので、やや特殊な見え方になっているという感じです。


スリム&シャープなシルエットを得意としているブランドでも、近年こういったタイプのシャツを提案しています。元来コンサバなスタイルを好むイタリアにあっても、トレンドの変化に合わせてスタイルも確実に進化しているんだな・・・と感じます。


(画像のスタッフは182cm、76kgでLサイズを着用しています。)