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B.R.SHOP Recommend Style / 2022SS Vol.1シャツの着こなしは新時代へ

2022.03.02

トレンドの変化に伴って、シャツの着方が変わってきていることにお気づきでしょうか。春夏のシャツはインナーではなく、アウターとして活用するのが旬。とはいえ、着なれたシャツをどのように着こなせば「今っぽく」なるのか探っていきましょう


羽織るが正しいオーバーシャツ

バグッタ / ストライプ バンドカラー オーバーシャツ 33000円
フェデリ / クルーネックTシャツ 19800円
・ベルウィッチ / 2プリーツパンツ vb1834/grey
C.QP / スエードスリッポンスニーカー 48400円

リラックスのムードが高まり、クルーネックTシャツが当たり前になった今、シャツを上手に取り入れる着こなしが注目されています。オーバーサイズシルエットのシャツが登場していたり、ジャストフィットでも素材がこれまでと違っていたり、シャツはいま新たなフェイズを迎えています。ドレスコードの変化のせいもあり、ジャケットにクルーネックを合わせるのが一般化してシャツを着る機会が減っていることもあるかもしれません。しかし周りにシャツの人が少ないからこそ、シャツスタイルが際立つものです。今こそファッションとしてシャツを着こなすことで、周りと差を付けられる時代といえそうです。

たとえばこちらの「オーバーシャツ」は、ゆったりシルエットで、ボタンも通常よりひとまわり大きめ径というアウタースタイル。裾はスクエアでしっかりスリットも入っています。そのため裾はパンツにタックインするより、リラックスして羽織る着方が正解。フロントはボタンをひとつかふたつ留めて裾を翻しながら、袖を捲くってもカフスをあえてハネさせるぐらい無造作なほうがニュアンスをつけて着くずす感覚といったところでしょうか。

ワイドストライプのドレスシャツ生地を使いながら、襟羽根のないバンドカラーという仕様、襟周りはジャストフィットしながらボディはゆったりと膨らみのあるシルエットを描くところも新しいスタイリングポイント。単にサイズアップしたシャツではできない着こなしです。

オーバーシルエットだからこそ可能になった黒シャツの新しい着方

バグッタ / ポプリン レギュラーカラー オーバーシャツ 26400円
フェデリ / クルーネックTシャツ 22000円
ベルウィッチ / BR別注スコッチ ストレッチコットン パンツ 29700円
C.QP / スエードスリッポンスニーカー 48400円

こちらは前出のストライプシャツと同じシルエットながら襟羽根付きのタイプ。襟があるぶん、より大人っぽい雰囲気が醸せますが、大きめのポケットがアクセントとなって、アウター感はしっかり残せています。

クラシックなドレスシャツは黒単色となると、夜の雰囲気や艶っ印象が強いのですが、こちらはオーバーシルエットゆえ、どこかリラックスしたムードが漂うところも新しさを感じさせます。ゆったりシルエットの白いパンツはドローコード仕様にして上下の雰囲気を合わせ、インのTシャツを差し色に使えば、軽快な春アウターとして着こなせそうです。

あえてモノトーンなら+モード感が際立ちます

こちらはTシャツをオーバーシャツと同系色の黒にして、着てみました。差し色を使わず、あえてモノトーンにまとめたら、シャツの雰囲気は+モードのような気分を纏います。同じバグッタのシャツなのに、雰囲気をがらりと変えて着こなせるという好例。イタリアのビッグメゾンのOEMを手掛けてきたバグッタならではの、モードとクラシックそれぞれのエレメントをもつ表情の作り方といえるでしょう。

ちなみにここでドローコードのメタルパーツがゴールド仕様なことにお気づきでしょうか。ここで合わせたパンツはベルウィッチの人気モデル”スコッチ”にBRが別注のした「スコッチ リラックス ゴールド」という特別モデルなんです。サイドアジャスターにダブルの折返し裾がデフォルトのスコッチを、サイドシャーリング&ドローコード、裾は未処理でシングルにもダブルにも自由にアレンジできるうえ、フロント&バックのゴールドボタンというラグジュアリーなディテール使いや、通常ハイバックのウェストラインをフラットにしてイージーパンツ風にモディファイしている点もポイント。スコッチ特有の2プリーツキャロットシルエットをもっと自由に楽しみたい人におすすめしたいボトムズの登場です。

フェデリのシャツは、あえてユルく着たい理由があります

フェデリ / BR別注 ジャージーシャツ 42900円
フェデリ / クルーネックTシャツ 19800円
ピーティートリノデニム / BR別注 ゴールドパーツ ブラックデニム 35200円
フラテッリジャコメッティ / ユタカーフ ローファー 107800円
ブラン / BIO PLASTIC サングラス 29700円

そしてこちらはボタン全開で、まさに羽織る着方。ゆらりとしたドレープの入り具合から、いかにもやわらかそうな素材感が伝わるかと思います。じつはこちらのフェデリのシャツは、以前の登場時にも話題となった超長綿のカットソー素材を使ったもの。空気をたっぷり含んだジャージー生地なので、布帛のシャツと違い滑らかな表面感と緩やかな落ち感、そして抜群の伸縮性が備わってます。いわばTシャツの着心地のドレスシャツなのです。

この生地感を活かすためには、あえて前開きの着方でラフに羽織るのがポイントです。カーディガンを羽織る感覚でリラックスして着るのも似合いますが、サイジングがジャストめなので、ボタンをして裾をタックインしてもサマになるという二面性をもつシャツでもあります。ちなみにBRでは左袖にブランドタグをワンポイントであしらう、そしてフロントボタンの間隔を調整する、といった別注オーダーをこっそり施していますので、こちらもお楽しみに。

全8カラーBR別注でラインナップ

フェデリ / BR別注 ジャージーシャツ(ブラック、ブラウン、カーキ)
フェデリ / BR別注 ジャージーシャツ(ホワイト、ラベンダー、オレンジ)
フェデリ / BR別注 ジャージーシャツ(ブルー、ネイビー)

フェデリのジャージーシャツは全8色がラインナップされる予定です。定番色となる白と黒はそのままドレスアップスタイルに着こなすこともできそうですね。ラベンダーは、春らしく爽やかに羽織りたいもの。インにカットソーを着るならトーンを合わせた淡いレイヤードがよさそうです。このほか、さらにカラーバリエーションが増える予定ですので、ぜひWEBをチェックしてお待ち下さい。(2022年3月2日より全8色販売開始)

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 渡辺修身 / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Marvin (EXILES)

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