イタリアの最南プーリア州で誕生した「TAGLIATORE(タリアトーレ)」。母体であるLERARIO(レラリオ)社は1960年代に創業し、2代目のPino Lerario(ピーノ・レラリオ)が新たなオリジナルブランドとして興しました、その魅力をひと言で語るとすれば、まさにピーノスタイルであるということ。トレンドを追い、マーケティング手動のファッションに対し、タリアトーレはデザイナー自身のスタイルを全面に押し出しています。 ブランドネームはイタリア語で「裁断士」を意味し、ピーノの祖父のニックネームに由来。祖父はシューズのアッパーを裁断(タリアータ)する職人だったのです。
両サイドからウエストを絞った立体的なシルエットは、卓越したカッティング技術に支えられています。さらに厳選した素材と組み合わせる事でクラシックテイストを醸し出しつつも、南イタリアらしい柔らかさと力強さを演出しています。またパーソナライズできる"ということもタリアトーレの強みのひとつ、展開するSHOPが好みの仕様にディテールを選べるシステムは、ボタンの種類であったりステッチや肘パッチの有無などが自由に選択できるのです。そこには人生を謳歌するのと同じようにファッションを楽しむイタリア気質が注がれています。