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トガオシ。Vol.269リネンシャツで夏の大人に色気をプラス

2023.06.29

以前よりシャツの出番が少なくなったことを感じている方は少なくないと思います。戸賀さんも「やっぱりシャツを着る機会は減ったよね」とのこと。「でも、だからこそシャツを着るとお洒落が目立つんじゃない?」との言葉にも納得。さっそく、今日は夏らしくリネンのシャツでお越しいただきました。


リネンシャツはオヤジに色気を足してくれる

マリア・サンタンジェロ / リネン ワンピースカラー シャツ
▲ ピーティートリノデニム / BR別注 ゴールドパーツ&ホワイトパッチ ホワイトデニム パンツ
アンダーソンズ / ゴールドバックル ゴムメッシュ×レザー コンビベルト

戸賀さんの夏の定番といえば半袖クルーネックニットなのですが、今日はリネンのシャツ姿。襟元のボタンを2つ開けて、なんだかクールな印象ですね。ここ最近、クルーネックがトレンドということもあって、襟付きシャツを着る機会が少なくなりましたが、久々シャツに袖を通すと、やはり新鮮な気分です。

「いつも言ってることだけど、リネンは一番セクシーな素材。うっすら透ける素肌感とか、きれいに落ちるドレープ、洗いざらしたときの表面感はコットンのシャツには出せない魅力があるよね。しかも、いい感じに年齢を重ねた大人は間違いなく似合うんだ。脂が落ちてきたぐらいのオヤジが着ると、いい具合に色気を足してくれるんじゃないかな。」

今日のシャツは、マリアサンタンジェロのワンピースカラー。台襟がない襟元は、ボタンを開けて着ることで、きれいにラウンドして襟元に色気をプラス。袖つけ、ボタンつけと剣ボロのカンヌキ、サイドガゼットをハンドで縫うことで、補強の意味とともにボタンの高さが出せるため、シャツのボディがきれいにふわりと着られるという効果もあります。

「最近はシャツを着る機会が減っているけど、だからこそ、あえてシャツを着る日を作ってもいいんじゃないかな。クルーネックにジャケットを羽織るより、襟付きのリネンシャツ1枚っていうほうが、ドレスっぽいし、今の時代に差別化できる。ノータイのオフィスでも、コットンのドレスシャツより断然、リネンシャツを選ぶよね。」

▲ マリア・サンタンジェロ / リネン ワンピースカラー シャツ
ブルー/サックスホワイト/グリーンベージュ/ブラウン

カラーバリエーションも揃うリネンシャツは、ナポリのカミチェリア、マリアサンタンジェロ。台襟のないワンピースカラーは衿羽根がふんわりと返るので、衿高で男っぽく見えるのが特徴です。一般的な台襟つきシャツより優雅に見えて、しかもほどよく上品で知的な印象も漂います。

「ワンピースカラーは第一ボタンだけ外したときも、きれいに衿が返るよね。ノータイで着るなら、この手の襟型はボタンダウンより色気があって好きだな。明るいカラーもリネン素材なら、色が染まらないスラブ糸が入ることで和らいだ風合いになるのが魅力だよね。このカスレたような色だしが、夏の清潔感と清涼感を感じさせるんだ。」

夏の定番オープンカラーもリネンなら大人感

▲ マリア・サンタンジェロ / リネン オープンカラー シャツ
ホワイト/ライトベージュライトネイビー

よりカジュアルに着るならオープンカラーを。アロハシャツなどリゾートなイメージのオープンカラーもリネンになると、落ち着いた雰囲気、カラーバリエーションも、シックなものを選びました。

「オープンカラーシャツもリネンなら大人感あるよね。派手な色柄より、シックな単色のほうがいいかな。さっき着ていたベージュカラーもナチュラルな感じで好きだなぁ。オープンカラーのベージュなんて、かなり色気あると思わない?」

リネンシャツなら気軽に色にトライできます

フィナモレ / リネン カッタウェイカラー シャツ
ベルウィッチ / ストレッチコットン 1プリーツ リラックスショーツ

白の伝道師であり、トガベージュの名付け親でもある戸賀さんですが、春から夏はピンクを着る機会も多いそう。それというのも、大人のカジュアルには「色」気が大切と、常日頃から言われているから。

「BRが戸賀にピンクを勧めるので、調子に乗って着ていたら、本気でピンクが大好きになりました。白パンと相性がいいこともあるんだけど、年齢を重ねてからのほうがピンクは似合うからね。」

こちらのリネンシャツもナポリのフィナモレ。こちらもアームホールやボタン付け、ガゼットなどはハンドを使用しています。リネンの風合いは、こちらのほうがほんのり柔らかな風合い。袖をラフに捲くって着るのが男っぽく仕上がります。

「カラーアイテムはショーツからってよく言ってるんだけど、トップスで色を着るなら断然リネンシャツ。ピンク系やイエロー系も自然に着られるし、鮮やかなターコイズブルーもリネンなら素材のおかげでトーンが控えめなんだよね。とくにフィナモレはカラバリが抱負だから、まとめ買いもいいんじゃない?」

鮮やか色のバリエーションならフィナモレ

▲ フィナモレ / リネン カッタウェイカラー シャツ
ピンク/ネイビーホワイト/ライトベージュ/ミントサックス/ラベンダーライトブルー

カッタウェイカラーのカジュアルシャツが人気となったフィナモレ。もとはれっきとしたドレスシャツのファクトリーです。今季もリネンシャツのカラーバリエーションは豊富。鮮やかなサックスやライトブルー、ラベンダーなどが揃います。ショーツでカラーに挑戦した方は、ぜひ次はリネンシャツで色を着ることにトライしてみてください。

「裾出しでシャツを着るのも、リネンなら気軽でしょ。今日は白ショーツにしたけど、ボトムズはデニムでもスラックスでもいいし、足元はローファーでもサンダルでもおしゃれにキマるのがリネンシャツだよね。色によってはオフィスでも着られそうだしリゾートでも間違いなし。オフィスからリゾートまで幅広いシーンとスタイルで着られるなんて、リネンシャツってやっぱ凄いよ!」

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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