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+CLOTHET Recommend Style / 2020SS Vol.1今着たい! クロスクローゼットの夏アイテム

2020.08.05

カジュアルなニットやTシャツ、ポロシャツまで、厳選した原料とこだわりの糸を使い、テーラーリングの仕立てにこだわっているのがクロスクローゼット。その魅力を存分に味わうなら、いまがチャンスです。カットソー1枚からも、その半端ないこだわり具合が伝わってきます。


糸一本からこだわるクロスクローゼットのモノ作り

クロスクローゼット / スビンコットンニット
クロスクローゼット / シアサッカー ジャケット
クロスクローゼット / シアサッカー 1プリーツパンツ

B.R.CHANNEL Fashion Collegeで紹介しているのをご覧担った方もいらっしゃるかと思いますが、クロスクローゼットは世界中から良質な原料を買い付け、糸と生地からこだわったコレクションを手掛けている日本のブランド。150年以上続く老舗の生地商が一貫して手掛けているので、類を見ないクオリティの高さを誇っています。

たとえば、こちらは旬のシアサッカーセットアップスーツ。これはクロスクローゼットが誇る「テックウール」のシアサッカーで、伸縮性があるのに肘や膝が出ず、いつまでもパリっとしたフォルムが保てるのが特徴です。

インのネイビーのニットTシャツにはスビン綿が使われています。スビン綿は超長綿のなかでも最高峰といわれる希少なコットン。シルクのようになめらかなのが特徴で、これをTシャツに編み立てることで
、ラグジュアリーなタッチとルックスが仕上がりました。

業界ではニットに対して型紙を製作しないことが一般的ですが、クロスクローゼットのニットはあえて型紙から製作。人間の身体のラインと生地の特性を踏まえながら肩周りの動きを見直して、着やすさを追求したシルエットを実現しています。

また生地は裁断・縫製するのではなく、リンキングという手法を用いてパーツを組み合わせました。これにより、裏目の縫い代がゴロつかず、着たときのアタリをなくしているというこだわりポイントでもあります。

レイヤードした白Tの覗かせ具合いと、白スニで作った抜きのポイントが、ラグジュアリーな大人のスーツカジュアルを印象づけてくれることでしょう。

Tシャツも今風のルーズシルエットに

クロスクローゼット / スビンコットンニット (Big)
クロスクローゼット / 1プリーツパンツ

こちらのビッグニットTシャツもスビン綿を採用したもの。

上掲のニットTシャツはスタンダードなシルエットですが、ビッグニットTシャツは1枚でもサマになるドロップショルダーのルーズシルエット。袖口や裾を袋編みにすることで、ほんのりカジュアルな印象をプラスしました。

パンツは五十嵐が監修したプリーツ入りのウールトロピカルイージートラウザー。スーパー140’sクラスウールのトロピカルは、シャツ生地のように軽い穿き心地。しかも、テーラーではほとんど製作しないウエストゴム仕様で、カジュアルに穿けるドレスパンツを作り上げました。

大人の小物使いの定番でもあるスカーフを襟元に挿せば、夏のTシャツスタイルをラグジュアリーに彩ります。

衿がヘタらないように編地からこだわりました

クロスクローゼット / スビンコットン ポロニット
クロスクローゼット / 1プリーツパンツ

ポロシャツもニットTシャツと同じく型紙から起こしたもの。スビン綿ならではのラグジュアリーな素材感は、一般的なカノコのポロシャツとは存在感が別格です。とくにこのベージュの淡い色は、素材の良さがあってこそ出せるものですので、見る人が見ればすぐに目を奪われるはずです。

「着込むほどに衿がヘタってだらしなく伸びてしまうからポロシャツは苦手」という方がいますが、クロスクローゼットでは、ポロ衿の編地を、糸の詰め具合から調整することで、衿元から立ち上がり美しくロールするように計算しました。ここまでのこだわりはインポートブランドの高級ポロでも見られないのではないでしょうか。

またポロシャツ袖が、やや長めの設定になっているところも、エレガントな印象で着られるポイントです。そのうえ袖付けが前振りに設計されているのも非常に珍しいところ。着心地が良好なのはもちろん、ジャケットの中に着たときの収まりの良さも抜群で、ここまでこだわったポロシャツ、ちょっと他では見られないのではないでしょうか。

オープンカラーにはJKのラペルの技術を応用

クロスクローゼット / オープンカラー シャツ
クロスクローゼット / シアサッカー 1プリーツパンツ

シャンブレーのオープンカラーシャツは、ほどよく余裕のあるシルエット。上腕がすっきり細身に見えるように袖口はテーパードされているので、ラフ過ぎずドレッシーな印象で上品な雰囲気を醸します。

素材はドレスシャツでも使われる細番手の糸に、デニムと同じ糸の芯を白いまま残す特殊な技法で染色しました。この糸を高密度に織り上げた生地は、洗いこむことで味わいのある色落ち感が楽しめます。

上衿が身頃に沿うようにロールしているのは、衿をジャケットのラペルと同じ作り方にしているからです。シャツなのにジャケットを羽織るような着方が似合うのも納得ですね。それに前開きを深めに設定することで、アロハシャツなどとは違った上品顔なんです。

オープンカラーシャツをドレスシャツ仕立てにすることで、さらりと羽織っただけでもスマートに見えるという、目からウロコの一着が仕上がりました。

互いに響きあうイタリアの名門カットソーとコラボレート!

ジレッリ ブルーニ × クロスクローゼット

「テーラードTシャツ」に取り組むクロスクローゼットと、サルトリアの技術をベースにしたカットソー作りに定評ある、イタリア・ベローナのジレッリ ブルーニ。以前から互いのモノ作りの哲学に共鳴していた両ブランドが、今回ついにコラボレーションを実現。クルーネックとヘンリーネックのTシャツをカラーバリエーションも豊かにリリースします。

素材はクロスクローゼットが担当。綿シルクの天竺生地は、通常困難とされるロウシルクと細番手コットンとを組み合わせた、贅沢でレアな素材をオリジナルで生み出しました。これをサルトリア仕立てと呼ばれるジレッリ ブルーニの、シャープで美しい立体的なシルエットのTシャツに仕上げています。

このTシャツ、縫製はカットソー工場ではなく、ドレスシャツ工場に依頼。脇、アームホール、袖下にはドレスシャツの技術である折伏せ縫いを採用。袖の後付け、前振りの設計もドレスシャツならではの仕様。裾にはスリットを入れることで裾の可動域を確保しました。Tシャツのカジュアル感とドレスシャツのエレガンスを組み合わせた新しいTシャツの誕生です。

+CLOTHET
https://crossclothet.jp/

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 川田有二 (Riverta Inc.) / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Brayan L (Cinq Deux Un)

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