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トガオシ。Vol.114戸賀敬城を魅了した
「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」

2020.07.09

直前までその全容が明かされず「CODE 11.59」の名称だけで様々な憶測を呼んだオーデマ ピゲの新ライン。昨年のジュネーブ国際時計サロン(SIHH)で発表された「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、その予想を遥かに上回るコレクションでした。ようやく日本デリバリーが開始した同シリーズを、早々にチェックしていた戸賀敬城に、レポートいただきましょう!


戸賀敬城の時計選びはクルマと似ています

クルマと時計の趣味は似ているといいます。ヴィンテージカーが好きな人は、ヴィンテージウォッチを好み、スポーツカーが好きな人はスポーツラグジュアリーな時計が好き。戸賀さんはもちろん後者ですよね。

「たしかにクルマも時計も最新式が好きなんだけど、最近は時計に限っては3針にハマってます。3針時計って、すごく繊細でごまかしが効かないから、技術の差がリアルに出るでしょ。3針を美しく作ることができるメーカーは複雑機構やどんな時計でも上手く作る技術があるんです。クルマも同じでセダンが美しいメーカーは、スポーツカーも上手いんだよね。」

なるほど、だから今、ベントレーを選んだというわけでしたか! そんな戸賀さんが最近選んだ時計はオーデマ ピゲ。「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」は、リリース前から話題になった最新コレクションです。これまでロイヤル オークがシグネチャーでしたが、それに引けを取らないシリーズとしても期待されています。

「ロイヤル オークが登場した72年には、一体型のステンレススティールベルトも、当時としてはビッグフェイスの39ミリ径ステンレススティールケースも、ラグジュアリースポーツウォッチの最先端。それから半世紀が経とうとしている今のラグジュアリーウォッチを生み出したのが、CODE 11.59です。CはChallenge ( 挑戦 ) 、OはOwn ( 継承 ) などの意味があって、11.59は12時の1分前。新しい日付の直前を意味しているのは、まさに今、いわれているみたいに、これから新しい時代がやってくることを予見していたかのようでしょ。」

ロイヤル オークへのオマージュを感じさせるPGケース

「ピンクゴールドって大人の肌に馴染みがいいでしょ。ジュエリーだと色っぽいけど、黒と組み合わせることで引き締まった精悍な印象になるところもいい。なんともいえないラグジュアリーさとスポーティな気分があるのに、これみよがしなデザインじゃないところもいいんだよね。」

ブラックダイヤルの3針時計はピンクゴールドケースとの組み合わせによってラグジュアリーなムードを醸しています。最新式の自社開発ムーブメントに、インデックスのアラビア数字書体はあえてクラシックなものを採用。パワーリザーブ約70時間も画期的です。しかも一見ラウンドフェイスなのに、ラウンド型のベゼルに八角形のミドルケースとのコンビネーションになっていて、まるでロイヤル オークへのオマージュを捧げているかのよう。これぞ戸賀さんの言う「美しきセダン」なのですね。

20代でもつけられる、
長く付き合うクロノグラフ

もうひとつクロノグラフもインプレッション。こちらはホワイトゴールドケースにネイビーダイヤル&ネイビーベルト。スポーティな中にほんのりエレガントな雰囲気を感じさせます。

「いまの時代はピンクゴールドやコンビケースが気分だけど、やっぱり着けやすいのはホワイトゴールド。カジュアルにつけやすいし、シルバーステンレスとは別格でしょ。このケースも3針と同じだけど、クロノグラフモジュールのぶんだけちょっと厚みがある。」

しっかり鍛えられた頼りがいある腕っぷしの戸賀さんの、日焼けした肌にはホワイトゴールドケースのコントラストが精悍な印象です。それにしてもクロノグラフが似合うのは、スポーティな戸賀さんならではかもしれませんね。

「いい時計は長く使うことを考えられたデザインになっています。それに年令を問わないところも大切なポイント。CODE 11.59は20代から70代まで無理した感じがなく着けられる。長く愛する時計、長くつきあいたいブランドとしての、ひとつの着地点になっているんじゃないかな。」

ラグジュアリーにもスポーティにも似合うホワイトゴールド

CODE 11.59シリーズのケースは、どれもラウンドベゼルと八角形ミドルケースとのコンビネーション。ラグの下端はケースに溶接されておらず、紙一枚ほどの隙間があるのも特徴的です、ムーブメントは新開発のCal.4401。インデックスは12のみ、書体は前出の3針オートマティックと同じデザインを継承しているので、ひと目で最新モデルとわかります。

「出たばかりのモデルなのに、もうすでにオーラがあるよね。タイドアップしたクラシックなスタイルにも似合うし、スポーティなスタイリングにも似合う。そうかと思えば、カジュアルにも着けられるところはホントすごい! 注文しても、いつ手元に届くかわかんないけど、絶対に手に入れたい一本ですよね。ちなみに戸賀は、注文してやっと届いたので近々ここでも紹介しますね。」

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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