2019.03.15
シャツの名門バグッタが、この春リリースする「シャケット」をご存知ですか? 昨年ピッティで発表され、話題となったジャケットともブルゾンともひと味違う、シャツ感覚のアウターです。
・バグッタ / ブルゾン ¥25,920 (トレメッツォ)
・フェデーリ / クルーネックニット ¥35,640 (トレメッツォ)
・PT01 / コーデュロイパンツ ¥41040 ( PT JAPAN )
冬の間、ダウンジャケットやスエードブルゾンを着慣れていたところに、春からいきなりテーラードジャケットというのは、少々ハードルが高いかもしれません。季節の変わり目にちょうどいいアウターを探している方に朗報。「バグッタ」から、シャツとジャケットの中庸をいく「シャケット」が登場しました。
たとえばこんな羽織るような着方も、シャケットならお手のもの。ピンクカラーもカジュアルシャツを羽織る感覚です。Gジャン型ゆえ着丈が短めなので、シャツの裾が長くてバランスがとりにくいという心配もなく、細身のコーデュロイパンツと合わせるだけですっきりと着こなせます。インはTシャツよりクルーネックのニットというところも、大人の余裕を表していますよね。袖のカフスを軽くターンナップするす着方も、こなれ感を演出するポイントかと。
・バグッタ / ブルゾン ¥25,920 (トレメッツォ)
・フェデーリ / クルーネックカットソー ¥21,600 (トレメッツォ)
・PT01 / 2プリーツパンツ ¥42,120 ( PT JAPAN )
こちらはヒッコリーデニム調のストライプ。よりカジュアル感高めですが、そこはクリース入りのグレスラを合わせることで、ほどよく大人感をプラスしました。さらりと羽織りながら、しっかり存在感があって、男っぽいのに不良っぽくないこなれ具合。ブルゾンなのにシャツを着ているように軽い感覚なのは、シャツブランドならではの作りの妙といえるでしょう。インにTシャツを着て襟元にスカーフを巻いたら、Gジャンでは醸せないドレス感を漂わせることもできます。
「シャツ」と「ジャケット」の合わせ技である「シャケット」は、簡単にいえば、いわゆる3rd型Gジャンタイプのブルゾンです。大人なら、誰もが一度は目にした、あるいは着ていた経験があるのではないでしょうか。しかもシャツの名門が作り出すアウターですから、仕立てはあくまでシャツベース。軽くて清涼感ある着心地と、スマートなシルエットがもつ軽快感が春らしいスタイリングを可能にしてくれます。それにこれまで「Gジャンは苦手」と思っていた方でもシャツ感覚で着こなせるのでOKかもしれません。
・バグッタ / ブルゾン ¥36,720 (トレメッツォ)
・フェデーリ / クルーネックカットソー ¥16,200 (トレメッツォ)
・PT01 / 1プリーツ パンツ ¥55,080 ( PT JAPAN )
こちらはデニム素材でよりGジャンっぽい雰囲気です。色のあるカットソーに黒スラを合わせて、メリハリのあるコーディネートに仕上げました。リアルなGジャンだとハードで重厚な印象になりがちですが、シャケットなら軽く羽織るような着方もシャツ感覚で軽快そのもの。白スニでハズす着方も板について、今風の大人カジュアルに合わせやすいことが納得いただけるかと思います。
左から
・バグッタ / ブルゾン ¥30,240 (トレメッツォ)
・バグッタ / ブルゾン ¥30,240 (トレメッツォ)
・バグッタ / ブルゾン ¥43,200 (トレメッツォ)
バグッタのシャケットは、今季話題のアウターとして有名セレクトショップがこぞって推しているアイテムです。しかもGジャンは今季のトレンドアイテム。アウターとしてだけでなく、ジャケットのインにシャツ風に着るスタイリングも提案されていますが、やはり厚手のデニムだとちょっと重くなりがちですので、シャケットでレイヤードするのが賢いテクになるはずです。素材のバリエーションも多彩で、ネルシャツ風のチェック柄やギンガム、シャンブレー風のものまで選べます。定番としての着やすさに加え、シャツ生地の軽さを備えた、ありそうでなかった待望のアイテムといえるかもしれません。