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2022S/S BARBA(バルバ)展示会レポート

2021.07.19

オンライン担当の西出です。

既にイタリアではトータルコレクションブランドとしての提案が定着しているBARBA(バルバ)、遂にこの日本でも大々的に・・・というわけではないですが、紹介がスタートしています。

ご存知の方も多いと思いますが、BARBAはナポリ発のドレスシャツブランド。
その後、洗いを掛けたカジュアルシャツコレクションであるDANDY LIFEダンディ ライフを発表し、更に勢いを増します。

そして満を持して重衣料であるジャケット、スーツコレクションを発表。
これがかなりのクオリティでして、シャツブランドが手掛ける重衣料という概念を覆す、BARBAの本気を感じさせるコレクションでした。

それもそのはず、話を伺っていると、重衣料コレクションを作るためにファクトリーを傘下に収め、自社で生産を管理するという徹底したコントロールが行われていました。
もともとファッションに熱く、商売に熱く、真面目で情熱的な物作りを行っているBARBAなので自然な流れかもしれませんが、「ちょっと試しにやってみようかな・・・」という軽~い気持ちではなく、始めたからには本気で作りに行く、手間も時間もコストも掛けて新しいことにチャレンジするという姿勢をストレートに感じたものです。

なので、シャツの縫製テクニックを駆使したライトなシャツジャケットではなく、フルキャンバスのクラシカルな仕立てが採用されています。
シルエットはシャープでモダンなモデルが多く、更にグループ会社の協力を得て上質な生地のみをお値ごろ価格で提案、人気の重衣料ブランドにも引けを取らない完成度になっていました。

なので今のコレクションの軸はドレスシャツと重衣料という事になります。

カジュアル系はナポリらしい情熱的でハッピーな発色が中心の提案。
ナポリや世界のリゾート地を歩くには最高、日本の街を歩くのはちょっと派手かな・・・という印象。

ボトムもトレンドを押さえたコレクションでして、今どのブランドでも人気のドローコード付きドレスポパンツも提案されています。

気になるのはスイムウェアコレクションですね。
イタリア人は海をこよなく愛していますので、隙があればスイムウェアを提案してしまいます。

直接関係なさそうなブランドでも何故かスイムウェアがラインナップされているという事を何度も目にしてきましたので、ナポリを本拠地とするBARBAにあるのは自然かな・・・と。
イタリア人は本当によく海に行くそうです。
毎週末はいつも海で、何らかのレジャーを楽しむ。
海に行かない週はない・・・というくらいだそうで、リゾートや別荘も海沿いに多く作られています。

日本人にはちょっとレングスが短いように感じますが、ヨーロッパではスタンダードな膝上丈のコンパクトシルエット。
これ、抵抗をお持ちの方が多いんですが、実際に穿いてみると凄くスマートに見えますし、そもそも動きやすいんですね。
これに慣れると膝丈とか膝下丈くらいの水着が逆に野暮ったく見え、且つ動きにくく感じると思いますよ。

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guji

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From Staff


Charles and Ray Eamesの言葉、「Take a Pleasure Seriously」=「楽しいことを真剣に…」を共通の価値観とし、ベーシックなアイテムに「色」「艶」「夜」というキーワードのもと、ビジネスからオフまでの「勝負服」をセレクトしています。

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