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ヴィンチェンツォ氏自らが柄や色を指定して作成されるエクスクルーシブファブリックですが、非常に贅沢な素材を使用したこちらは正に至極の一着と言えるかもしれません。

目付け260gのエスコリアルウールを使用したこちらは、青みのあるネイビー×ダークネイビーのグレンチェックに、ブラウンベージュのウインドウペーンを加えた、STILE LATINOのエクスクルーシブファブリックになります。約13マイクロンという、ウールとしては世界で最も繊維が細いと認定されているエスコリアルウール。16世紀にスペインのエル・エスコリアル宮殿にて王家専用として飼育されていた過去を持ち、現在はオーストラリアの南部とニュージーランドの南島の牧草地で飼育されています。エスコリアル種ウールの特徴は、コイル状に巻かれたバネのような繊維が生み出す強いシュリンク性にあります。これによってカシミヤのような非常に柔らかなタッチに、ウールらしい豊かな弾力性をも持ち併せています。

少し着丈の短いモダンなシルエットを誇るモデル“LEO”をベースに、ラペル幅が9cmに変更されましたモデル“VINCENZO”。自身の名前を付けるという、ヴィンチェンツォ氏の自信のほどが伺えるringで定番のモデルです。

2パッチポケット、サイドベンツ、ラペル巾9cm、袖アンフィニッシュド(本切羽・開き見せなどの釦付け修理が必要)です。
(画像のスタッフは182cm、76kgでサイズ48を着用しています。)

 

【ひとこと】
サイズはいつも通りの48で身幅もすっきりとしていて問題ありませんでした。肩周りはスッキリとしており、ウエストは適度にシェイプしています！