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モダンなカラーをベースに太ピッチのストライプ幅にすることで、仄かに香る程度の色気を感じさせます。

目付け310gのライトな質感のサキソニー生地は、ストレッチ性を持ち合わせた軽やかな穿き心地になります。細いラインを仕様したストライプは、2.7cmピッチと少しワイド気味な幅がモダンな雰囲気を醸し出します。チャコールグレーベースにはワインのストライプ。ブラックベースにはイエローのストライプになります。

とあるイタリア人小説家が、PT01の為に書き下ろした短編小説を元にしたコレクションを展開する2019FWシーズン。短編小説は1920年代初頭、イタリアから移民した少年が世界の様々な場所へ行き、最後にはトリノに帰ってくるという全6章の物語。『HEPCAT＝イケてる奴』という意味のスラングを冠した“LOWER EAST SIDE HEPCAT”はその第2章になります。ニューヨークに移住した少年が禁酒法時代を舞台にした話を元にしたコレクションは、隠れて酒を飲む集まりをプリントしたライニングなどが使用されています。

2017F/Wより登場したフィッティング“GENTLEMAN FIT”は、プリーツが入り、少し股上が深く程よいゆとりの腰回り。テーパードを効かせスッキリとした裾幅は、モダンな香りが漂うニュークラシックと言えるデザイナー、Domenico Gianfrate氏渾身の名作となりそうです。

(画像のスタッフは182cm、76kgで48サイズを着用しています。)