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機能性もさることながら、やはり真骨頂は唯一無二のシルエットが生み出す確かな存在感ではないでしょうか。




デザイナーである中込憲太郎氏自ら開発に携わる、オリジナルファブリックを使用するCOHRENCE。糸の段階で撥水加工を施したコットンギャバジンはCOHRENCEの定番ファブリックになります。折り畳み傘と同等の撥水性を持たせつつも、通気性にも優れています。2色の糸を使用して織り上げた高密度のギャバジンは、色の深みを持ちつつもほんのりとした光沢が高級感を感じさせます。




取り外しの襟にも抜かりはありません。こちらも独自に開発したローデンクロスのジャージー素材という拘りよう。コートを着たままジャケットのポケットにアプローチ出来るオーバーコートのディティールを忠実に再現し、全てのコートに同じ別売りのライニングが取り付けられる仕様も嬉しいかぎり。




哲学者、作家、ジャーナリストとし活躍した、フランスのノーベル賞作家Albert Camus(アルベール・カミュ)が1950年代に着たエポレットの無い一枚仕立てのラグランスリーブに、下半身の動きやすさを求めたハイウェストで着丈の長いトレンチコートAL(アル)。WWI/WWII期のミリタリークローズとしての仕様を参照し、足裁きを妨げないハイウェストなベルト位置、工夫が凝らされたアームホールの裁断によって、広い稼動域を確保した一枚パネルのラグランスリーブ等を融合しています。り”Mad-Mad”の意。




(画像のスタッフは182cm、76kgでMサイズを着用しています。)