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レザーは黒という固定観念に囚われてはいないでしょうか。いま大人が選ぶレザーは白。白のライダースがもつ新鮮な＋モード感は、これまでのワイルドでセクシーな男性像から、モダンでエレガントなニュージェントルな印象へと変換してくれます。そこで今回は、秋注目の白レザーをイタリアンレザーの２巨頭、エンメティ＆サイレンスからピックアップ！

都会で着るべきライダースが黒より白の理由

・エンメティ / BR別注 ダブルライダース (HAMILTON_GOLD)　170,500円 <10/17より予約受注販売>
・グランサッソ / クルーネックニット (キャメル)　28,600円
・ピーティートリノ / ストレッチフランネル パンツ (ダークブラウン)　44,000円
・ジャコメッティ / スウェード モンクスリッポン　117,700円

エンメティは押しも押されもしないイタリアンレザー不動の人気ブランド。以前、BRでもリリースしたシングルライダース「JURI」の白スウェードは、爆発的人気を誇って即完という伝説のモデルとなりましたが、今季はさらにラインナップを広げて展開しています。

こちらは白レザーで誕生したダブルの「HAMILTON GOLD」。「GOLD」と付くことから、BR別注モデルであることは一目瞭然かと。黒のダブルには、かなり本気度の高い“バイク乗り”感が漂うものですが、白になるとモータースポーツ感は薄れて、むしろデザイナーズのレザージャケットの趣すら薫ります。これは、逆にバイクに乗るときに着るのはもったいない!？

インラインにはない0.7ミリ厚の特別なナッパレザーは、BRが依頼して特別に探してもらい染色されたもの。業界では著名なスペインのタンナーが手掛けており、誰もが知るラグジュアリーメゾンにも供給しているそう。そのしっとりとした仕上がりは独自のなめし方ゆえ。その方法はタンナーが門外不出として絶対に明かしてくれないのだとか。メタルパーツもBRではお馴染みのゴールド仕様なところも、ハードな黒ライダースとはまったく別の世界のライダースといった趣で、それこそ都会の街並みにこそ映えるのではないでしょうか。

ここでのインは上質なクルーのニット。パンツはクリース入りのフランネルパンツ、足元はスウェードのモンクスリッポンという大人なスタイリングにまとめてみました。こんなにエレガントにライダーズを羽織れるなら、黒より白のほうが断然、汎用性が高いことがわかります。

人気ライダースが白レザーで展開！いよいよ予約受注販売開始

<10/17より予約受注販売>
左から
・エンメティ / BR別注 シングルライダース (JURI_GOLD)　154,000円
・エンメティ / BR別注 セミダブルライダース (JOSEPH_GOLD)　165,000円

BRでは今回、ダブルの「HAMILTON」の他、エンメティの３兄弟、シングルの「JURI」、セミダブル「JOSEPH」にも白レザーを別注しています。これまで「JURI」のみだった白レザーのバリエーションが増えたことで、都会のリッチな大人たちに極上の「ウィンターホワイト」をお届けします。

10月17日から予約受注販売を開始したら、お届けは年明けの2月となりますが、もうライダースが黒一色の時代は終焉です。次の時代の、新しいライダースの価値観を共有するために、ぜひ白を選んでほしいですね。

今季の新作は２種類の白のコンビネーションジャケット

・サイレンス / BR別注 ゴールドパーツ アワードジャケット　129,800円
・フェデリ / クルーネック Tシャツ　19,800円
・ジャブスアルキヴィオ / BR別注 ジャージー 4ZIP リブパンツ　37,400円 
・シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー (JETTY)　44,000円

エンメティと並ぶイタリアレザーブランドとして、両雄の対をなすのがサイレンス。イタリアレザーの故郷、トスカーナのファクトリーだけに、価格を抑えながら良質な革が入手しやすいとあって、クオリティバランスに長けるブランドです。

そんなサイレンスに今季白レザーで別注したのは新作のアワードジャケット（スタジャン）です。袖と身頃でレザーを切り替えた今季の新作に、いきなりBRが白レザーを別注するという暴挙も、快く応えてくれた懐の深～いサイレンス。採用されたレザーは、身頃は0.6ミリのゴートスエード、袖は0.５ミリのラムスキン仕様になっていて、ちょっと粗っぽいゴートと、ソフトなラムのコンビネーションが見事なコントラストを描きます。もちろんリブや裏地、パーツの組み合わせまで、すべてBRのエクスクルーシヴであることは言うまでもありません。

メタルパーツももちろんゴールド。白とゴールドの組み合わせは、シンプルなモノトーンのカジュアルコーデに、さりげなくリュクスを添えてくれるスパイスとなっています。レザーが主役だからこそ、インは白Ｔで十分ですし、ボトムはジャージーパンツで気取らないのが、むしろ肩の力が抜けたラグスポを表現できるはずです。

ライニングにこだわったシングルライダース

・サイレンス / BR別注 ゴールドパーツ シングルライダース (キャメルライニング)　198,000円
・グランサッソ / タートルネックニット (ブラック)　24,200円
・ピーティートリノデニム / ストレッチブルーデニム パンツ (SWING)　38,500円
・シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー (JETTY)　44,000円

こちらはサイレンスのシングルライダース。英国の名門ジョシュアエリスのキャメルを用いたそのライニングは、温かいという機能はもちろんのこと、ラグジュアリーを極めた極上タッチで、まるでキャメルのコートを羽織った時のように優雅な気分を味わえます。

白レザーはアワードジャケットの袖部分に使われているラムスキンを採用しました。ピュア白ではなく、ミルクカラーというほんのりオフホワイトのカラーになっているところも、優雅さが薫ります。通常モデルから胸ポケットを外し、袖のジップをスナップボタンに変更するのも、BRではお馴染みの別注ポイント。粗野なバイク感は削ぎ落としながらも、都会のスピード感溢れるレザーという視点は、男のクロゼットにマストな定番として、圧倒的な存在感を放っています。

ここまでラグジュアリーを極めたライダースなら、デニムと合わせてもモータースポーツ感は控えめ。大人のデニムスタイルとして格上のカジュアルをイメージさせてくれます。それに着ているときだけでなく、ライダースを脱いだ時にはキャメルのライニングが豪華さを際立て、所有欲をも満たしてくれるはずです。

周りと差がつくサイレンスのカラードレザー

左から
・サイレンス / BR別注 シルバーパーツ アワードジャケット　129,800円
・サイレンス / BR別注 ゴールドパーツ スウェード シングルライダース (キャメルライニング)　198,000円

サイレンスのゴート＆ラムのコンビアワードとシングルライダースの２型は、白以外のカラーもラインナップされています。アワードジャケットにはあえて黒。ゴートとラム、２種類のレザーをコンビ使いにしたことで、スムースのライダースにはない迫力があり、若々しくスポーティな印象で着こなせます。シングルライダースにはボルドーカラーのゴートスエード。２着目、３着目となるカラーライダースは、大人のレザーに相応しい風格です。

今年は例年になくレザーの当たり年と言われていますが、多くの方は黒のライダースをどう着ようか考えているはず。そこへ白レザーやカラードレザーを颯爽と着こなすBRユーザーなら、きっと周りからアタマひとつ抜けるはずです。