
2024.07.25
梅雨も明けたことで、青い空、青い海の季節が本格化しましたね。そんな季節感いっぱいのアイテムを着こなす戸賀さんは、今季もブルーが推しカラーなのだそうです。そんな戸賀さんにこの夏のブルーアイテムをご紹介いただきました。
▲ フェデリ / コットンパイル ショートスリーブ Tシャツ ¥28,600
▲ ピーティートリノデニム / BR別注 ホワイトデニム パンツ ¥42,900
▲ シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥55,000
真っ青なパイルのカットソーが夏らしい戸賀さんのセレクト。大人が着るのに相応しいリッチな素材感と、白パンとの組み合わせがこなれた印象です。青と白の組み合わせは、夏の鉄板コーデといえそうです。
「夏に限らず、じつは去年ぐらいからずっとブルーに注目してる。それというもの、ここ数年黒がベースカラーとして強いよね。そこに挿す色として明るいブルーがいいと思うんだ。ネイビーは男の定番色だけど、あえてブルー!トーンも明るさも様々だけど、ネイビーじゃないよねっていうブルーがいいと思うんだ。」
なるほど今日のカットソーのようなブルーは、黒と合わせても新鮮なカラーですね。夏なので白パンは間違いのない合わせ方ですが、秋は黒ジャケにブルーのTシャツも粋な感じがします。
「黒ジャケにサックスブルーのシャツって普通だけど、明るいブルーのカシミアニットを挿すのもいい。もともとブルー&ブラックは相性が良い色合わせだと思っていて、ネイビースーツをよく着ていたときにも、黒を合わせたりしてたんだ。アズーロ・エ・マローネ(青と茶)より、アズーロ・エ・ネロ(青と黒)派だったのでね。」
たしかに戸賀さんが編集長をされていたメンズ誌では、アズーロ・エ・マローネより、アズーロ・エ・ネロのほうが、黒髪の日本人に似合うし若々しくていい!とレコメンドされていましたよね。ホワイトやブラックといった無彩色との組み合わせは、誰にでも似合うので着こなしやすそうです。
▲ ロレンツォーニ / コットン ミドルゲージ クルーネック ニット ¥35,200
▲ インコテックス / ストレッチ コットンツイル ノープリーツ ショーツ ¥41,800
以前から「アズーロ・エ・ネロ」推しの戸賀さんが、夏は「アズーロ・エ・ブラン(青と白)」をヘビロテするのも頷けるというもの。ショーツにブルーを持ってくるのも戸賀さんらしいところですが、やっぱり白ニットと組み合わせることで、夏らしい爽やかさが漂います。
「夏でも白Tよりは白のコットンニット。素材がテロテロ過ぎるのは、透けるし避けたいところ。半袖でもいいけど、最近はどこでも熱中症対策でエアコンがかなり効いているから、ロングスリーブでもちょうどいいぐらいだね。足元はスニーカーよりスリッポン。ほらね、ここで黒を合わせるぐらいが、大人っぽいよね。」
ブルーにはモノトーンを合わせるのが信条の戸賀さんらしい夏コーデ。ほかにもブルーデニムと合わせるのもおすすめと教えてもらいました。
「流行りのユル~いビッグシルエットは、大人が着るとどうしても締まりがなくなるので、ジャストな感じがいい。パンツは細身、もしくはショーツ。夏コーデのお手本になれば幸いです。」
▲ ピーティートリノ / ストレッチ トロピカルウール 1プリーツ パンツ ¥51,700
▲ セッテフィーリカシミア / BR別注 クルーネック コットン ニット ¥46,200
▲ フィナモレ / リネン カッタウェイカラー シャツ ¥39,600
最後におすすめのブルーアイテムをご紹介いただきました。誰かが言っていた白は200色あるそうですが、ブルーの色数も多そうですね。
「ブルーといっても色味は濃いめ、でもネイビーまでいかないぐらいがちょうどいいんじゃないかな。ロイヤルブルーやターコイズ、ティファニーブルーなんかもラグジュアリー感もあって、リッチな大人の余裕を感じさせるからね。いろんなブルーに、ぜひトライしてほしいね。」
リネンのブルーにコットンニットのブルー、ウールのブルーと3タイプ揃ったブルーのコレクションは、どれも異なる色味ですが、白パンや黒ジャケとも相性は良さそうなラインナップです。この夏をアクティブに過ごすのにはもちろん、リゾートでチルアウトするのにも良さそうですね。
Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎