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トガオシ。Vol.276秋はやっぱりフェデリのカシミア

2023.08.17

ハイゲージ~ミドルゲージまでのニットを毎シーズン買い足すニットマスターの戸賀さん。今季もフェデリを総チェック!数あるバリエーションのなかで、やっぱり気になるのは、ピュアカシミア100%の定番ニット。クルー、V、タートルの定番ネックモデルを、実際に着てインプレッションしました。


フェデリのニットは編み地とカラーで選ぶ

フェデリ / クルーネック ニット(カシミア)
ピーティートリノ / ノープリーツ コットンツイル パンツ/SKINNY FIT

秋一番、フェデリのピュアカシミアは戸賀さんの毎日のワードローブになくてはならないアイテムです。カットソー感覚で素肌に1枚、あるいはシャツの代わりにジャケットのインに。多彩な着方ができるのは、余裕あるボディとスリムなスリーブのバランスの良さが為せる技でもあるのです。

「クルーネックのカシミアニットは毎シーズン買い足すアイテム。なかでもバランスの良いフィット感なのがフェデリだよね。創業90年近い老舗ファクトリーは、原毛を買い付けて糸から作る数少ないメーカーで、長くラグジュアリーメゾンのOEMも手掛けていただけに技術力は抜群。編み地と色だしが最高で、このふわふわのタッチはカシミアの軽さを存分に味わえるよね。」

フェデリのカシミアニットには2種類の編み地が用意されていますが、戸賀さんが毎シーズン気に入っているのは「PERSIA」と呼ばれる空気をたっぷり含んだ嵩高のあるニット。深みのあるワインカラーを黒パンと合わせ、シンプルながら存在感のあるニットスタイルをメイクしました。

「秋一番はワインカラーにしてみたよ。今年のフェデリのクルーでは、この色が光ってたんだけど、ちょっと新鮮かも。挿し色ニットって自分がイメージする色を探すのもいいと思うけど、ブランドが提案するカラーから選ぶという楽しさもあるよね。へー、今年はこういう色を出してるんだ。それなら、ちょっと着てみようかなっていう冒険心がシンプルなニットスタイルの隠し味になると思うんだよね。」

女性受けも抜群の編み地ニット「PERSIA」

▲ フェデリ / クルーネック ニット(カシミア)
オフホワイト/ワインブラック/ネイビー/パープルミディアムグレー/グレージュ

「PERSIA」は、表面をほんのり毛羽立たせたような、シャギードッグ風の編み地が特徴的。いかにも空気を含んでいそうで見た目に温かそうなのはもちろん、実際に肌当たりがソフトで素肌も快適なうえ、隣にいたら触ってみたくなるほど魅力的です。

「定番色を編み地違いで持っていていいと思うし、挿し色のトレンドカラーは何色あっても困らない。普段は定番色を編み地違いで登板させて、週末など遊びにいくときは、どの色を選ぶか考えるのも楽しいよね。それにこのフワフワの編み地!一緒の女性だけでなく、男友達も触ってくるかもね(笑)。」

戸賀さんもそろそろ解禁な浅Vネック

フェデリ / Vネック ニット(カシミア)
ピーティートリノデニム / BR別注 ブラックデニム パンツ(ROCK)

クルーに続いてVネック。ここのところダウントレンドだったVネックは去年あたりから、復活傾向です。こちらのネックの形は深Vではなく、程よく浅めのVがポイント。戸賀さんはVニックニットの着方に一家言あるようです。

「Vネックって色気がありすぎて、ちょっと距離を置いていたんだけど、あらためて最近は新鮮かなって思ってる。以前はVネックの下に白Tを見せて着るコーデが流行ったりしたけど、やっぱりVは素肌に着てこそだと思うんだ。カジュアルにデニムと合わせる着方ぐらいが、色気を中和してくれる。そんなフェデリのVネックは浅めのVだから、クルーネック感覚で着れるのは良いよね。」

Vネックニットはシャツで着るか素肌で着るか

フェデリ / Vネック ニット(カシミア) オフホワイト/ブラック/ネイビー

こちらもニットは、前出のクルーと同じ編み地「PERSIA」。Vネックはベーシックカラーをラインナップしました。戸賀さんの大好物でもある白ニットも揃っています。

「Vネックは素肌に一枚、もしくはシャツをインして衿元から衿羽根を覗かせる正統派の着方に。もともとVはシャツを着てタイドアップするときのためのニットで、クルーネックのインに衿付きのシャツ&ネクタイというのが新しい着方なんだ。ノータイのシャツ&Vネックもアリだけど、戸賀は断然、一枚で着るのがおすすめです。」

ライダースジャケットで最新「ドルチェヴィータ」

フェデリ / タートルネック ニット(カシミア)
ピーティートリノ / ノープリーツ コットンツイル パンツ/SKINNY FIT

戸賀さんの本領を発揮する白タートル。白パンとセットでアウターにはライダースを合わせるコーデも、大人の色気をハードなレザーで中和するコーディネートのテクニックですね。ここまで全身白が似合うのは流石!

「タートルネックニットは1枚で着ても、ジャケットのインに着ても便利なアイテム。とくに近年は衿付きシャツの代わりにドレスシーンでも着ることが許されてきてるので、テーラードジャケットやスーツと合わせる人は多いと思うんだ。」

タートルネック&ジャケットは「ドルチェヴィータ」と呼ばれるイタリア男の定番コーディネート。「ドルチェヴィータ」とは「甘い生活」を意味するイタリア語で、優雅な貴族階級を指し示す言葉なのだそう。都会で暮らすリッチで余裕ある大人にぴったりなスタイリングですね。

「タートルネック&ジャケットは定番として、新しい着方としては今日みたいなライダースだね。最近はテーラードジャケット感覚でライダースを着る人も増えているからこそ、タートルネック×ライダースも定着しそうだよね。この秋、ライダースを新調しようとしている人は、タートルネックニットもお忘れなく。」

タートルネックは衿の高さとフィッティングにこだわって

▲ フェデリ / タートルネック ニット(カシミア)
オフホワイト/グレージュブラック/ネイビー

タートルネックニットはネックのフィッティングが重要です。2つ折りしてちょうどいい高さと、折らずにくしゅくしゅさせてもサマになる程よい長さをキープできるように、フェデリのタートルはそのあたりもしっかり考慮されています。

「タートル部分のリブのフィットが落ちると、襟元がだらしなく見えるのでタートルとしては寿命。しっかりと密に編まれてすぎているほうがいいと思われがちだけど、逆にキツめのタートルは型くずれしやすく緩みがち。むしろ適度に余裕があるほうが、型崩れしにくく長持ちするんだ。フェデリのタートルのフィッティングは、そのあたりをよく知っていて研究されてるよね。フェデリは今秋も最高です!」

INFORMATION


オフィス戸賀のオフィシャルサイトがオープン !

https://www.toganari.com/


戸賀さん曰く「トガの発信(メディア)集積サイト」。

戸賀さんご自身の日常が垣間見れる「トガブロ。」はもちろん、インスタグラムやフェイスブックなどのSNSを含めた
【オウンドメディア】、そして『B.R.CAHNNEL』や『J PRIME』といった【監修メディア】それらの最新記事に、
気軽にタッチできるハブ的な役割を担う。

特徴としては、トークショーやイベントが簡単に確認できる「カウントタイマー」や、このオフィシャルサイトだけの連載なども掲載する。

「メディアのようでメディアじゃない!?」

ブックマーク必須です!

https://www.toganari.com/

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Photographer : 鈴木泰之 / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎

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