
2021.01.28
ニットを愛する戸賀敬城が信頼しているフェデリの新作は、ニュアンスカラーのカシミヤニット。白黒紺などベーシックカラーの次は、差し色使いできるビビッドカラーのニットを。さらにニュアンスカラーニットを着こなせれば、今日からニット上級者の仲間入りです。
ニットの「プロ」と呼びたい戸賀さんのカシミヤニットは、BRではお馴染みのフェデリ。カシミヤの等級はもちろん、編み立てもシルエットも超一流のニットブランドです。
「最高級のカシミヤは、手で触れたときにはっきりと違いがわかるもの。ウールとの違いがわからないような安価なカシミヤとは大違いだよね。でも素材だけなら納得のいくものを使うブランドはあるけれど、編み立てやシルエットまで納得できるニットメーカーは、それほど多くないんだ。フェデリは間違いなく、素材もデザインも一流と呼べるブランドだね。」
そう戸賀さんが太鼓判を押すフェデリの新作は、ニュアンスカラーのニットに注目です。いつもはウィンターホワイトを愛用する戸賀さんも、今季はラベンダーカラーのカシミヤニットに早速袖を通しています。
「最近、鮮やかな差し色が注目されているけど、ちょっとハードルが高い人には、淡いニュアンスカラーのニットを着てみてはどうかな。黒やネイビーなんかのベーシックカラーは、当然として揃えるとして、派手色はニットを着慣れないと難しい、ニュアンスカラーニットなら上品に誰もが着られるはず。ブラックデニムはもちろんだけど、この春、新鮮に見せたければホワイトのデニムもいいよね。」
「ウィンターホワイトが気恥ずかしいという人にもオススメできるよ」と付け加えながら、「じつはこの手のカラーニットは簡単に着られて、しかも上級者見えするヤバいニットなんだよね」と、意味深なセリフ。
「ニュアンスカラーニットは新たな選択肢。白黒ネイビーなんかのベーシックカラーニットの次は鮮やかなターコイズやピンクにいくよね。ニュアンスカラーはその次に選ぶ色。だからこんな色のニットを着てると、相当ニットを知ってる上級者に見せてくれるんだ。リッチでお洒落な大人が着る、これぞニットの真打ち!」