
2017.10.20
B.R.MALLにこの秋、出店したPELLE MORBIDAは「旅の理想形」といわれる船旅を楽しむ大人たちのためのレザーブランド。優雅で快適な海の旅のお供に連れて行きたくなるような、上品で良質で、しかも長く愛着を持って使えるコレクションが揃っています。
ビジネスの定番であるブリーフバッグといえども、PELLE MORBIDAの手に掛かればシンプルで使いやすく美しい姿に。オーバーナイター風の2室式ブリーフも、仕事使いだけではもったいないほど、洗練された表情を湛えています。ブラックやネイビーなどの定番色に加えて、ノーブルなトープという色をラインナップしている点は、まさにこのブランドが目指す優雅さを象徴しているといえるのではないでしょうか。
3面ジップ式で180°開口する片室は緩衝ポケットを備えているのでノートPCやタブレット、書類などの収納に適しており、もう一室はマチも広く小物や着替えを入れての一泊出張もOKなキャパシティです。革は姫路のタンナーで鞣した柔らかな風合いのシュリンクレザー。オリジナルレシピによって生み出されたこの素材は、日本の職人の経験と技がつまっており、上品な仕上がりになっています。ここが都会的な大人の色気を醸す秘密。シンプルで上質な都会の大人のカジュアルスタイルに似合う理由は、こんなところにあるのです。
この「Maiden Voyage(メイデン ボヤージュ)」ラインのブリーフバッグは、もちろんスーツにも似合います。気品あふれるエレガントな外観に、A4ノートPCが収まる大きさや、荷室内にペンホルダーを鞄底に鋲足を備えるなど、ビジネスブリーフとしての機能も完璧です。そもそも「Maiden voyage」とは、処女航海を意味し、完成した船(バッグ)が世に出ていくというイメージから名付けられたブランドの根幹となるコレクションですから、知性と行動力をもってリーダーシップを発揮するビジネスマンにこそ持っていただきたいシンプルでシックなバッグなのです。
船底をイメージした曲線のフォルムは遠目にもわかるブランドのアイデンティティ。手持ちはもちろん、ショルダーストラップを取り付ければ肩がけして持ち歩くことも可能です。付属のカードホルダーはネームカード入れとして。レストランやホテルのクロークに預けても安心ですね。PELLE MORBIDAではお馴染みのエマージェンシーホイッスルは、船旅を意識したこのブランドならではの遊び心ですので、ちょっと自慢してみては。
「Maiden Voyage」には、ブリーフバッグと同様に船底をイメージした曲線のフォルムを踏襲しているカジュアルアイテムもあります。オフのシーンに気軽に持ち歩けるクラッチバッグもラインナップしていますのでご紹介しましょう。
内装には触り心地のよいマイクロライトスエードを使い、スマホやペンなどを機能的に持ち歩けるように工夫されています。とくに上着不要な季節には、手回り品をパンツのポケットに入れるとシルエットを崩してしまうのがイヤだけど、バッグを持ち歩くまでもないというとき、手持ちのクラッチはとっても便利です。
レザーは国産タンナー製。丹念に鞣された牛革にシボを入れ、下地段階から革の芯まで色を入れる芯通しという技法を用いて深い色合いに染め上げました。シュリンクレザーのやわらかさを損ねずに、美しい発色はカジュアルに持っても上品なアクセサリーとして、スタイリングを格上げしてくれる役割を果たします。手ぶらの時より、はるかに大人っぽく見えますからね。
ドレススタイルにクラッチは大人の嗜み。冠婚葬祭などフォーマルな席へ大きな鞄を持ち込むは無粋ですので、小さなクラッチを抱えて行くのが常套です。手回り品はスマホとカードぐらいにして、でもジャケットの内ポケットではシルエットが崩れますのでご遠慮ください。手持ちのクラッチはクロークで預けるのもスマートですし、パーティや式典の会場内で持ち歩いてもマナーに反することはありませんので。
「Maiden Voyage」のクラッチバッグは、上品なシュリンクレザーを使っているので、スーツのエレガンスを損ねることがないのが魅力です。このようにフォーマルな持ち方だけでなく、機内持ち込みのパスポートケースに、バッグ・イン・バッグにと幅広い用途で使うこともできます。上質なレザーは男の格を表すもの。男のドレススタイルを格上げするのは、靴やベルト、そして革小物と昔から相場が決まっています。そんなときにPELLE MORBIDAなら申し分ありません。バッグにするかクラッチにするか、悩んでる時間もまた楽しいものですので、ゆっくりとご検討ください。