
2017.11.20
ちょっとした外出や社内会議用の書類入れなど、女性が持つポーチやミニバッグの感覚で、大人の男が持つサブバッグというイメージが先行していたクラッチバッグですが、最近はメインバッグとしてオン&オフに持つ人が目につきます。スマホや財布などの手回り品を収納するのに適したキャパシティと、ノートPC代わりにタブレットを持ち歩くビジネスマンにも使いやすいうえ、薄マチなので手持ちもスタイリッシュで、どことなく男の色気が漂います。アクセサリー感覚でスーツからカジュアルまで持てるのも人気を後押しする理由です。
ペッレ モルビダのクラッチバッグは、カーフに水シボ柄の型押しを施したレザーを使っています。傷がつきにくく、ついても目立ちにくいのでいつまでも外観は美しくエレガント。しかもこのシボ状の型押しは、表面の凸部分に職人が手作業で”頭張り”と呼ばれる色付け作業を施しています。そのため単色でありながら濃淡を感じさせる光で2トーンの立体的な表情が漂う深みある美しい発色となっている点は、ほかのレザーブランドのクラッチとはひと味ちがうところです。
カジュアルなスタイルに合わせれば、大人感を上げる絶好のアクセサリーに。クラッチバッグ唯一の弱点は、しっかり抱えて持つかまたは手で掴んで男らしく、つねに緊張感を持って持ち歩かなければならないところですが、こちらはハンドル付きなので手首に掛けてリラックスしてぶら下げる事もできるのです。あえて黒じゃなく明るめの色を持ってくれば、ベーシックカラーのスタイリングの差し色になってくれます。機能的ながらデザインもシンプルで大きすぎないサイズ感もポイントですね。内装はマイクロライトスエードで、中身のスマホやタブレットの画面も傷つきにくく、A4書類も入るビジネスサイズですので、バッグ・イン・バッグにはもちろん、ビジネススーツに持っても違和ゼロです。
最近、街中でスーツにデイパックというアクティブなビジネスマンが多く見られます。以前はジャケットにデイパックを背負うと、肩周りの芯地を痛めると言われましたが、最近はアンコン仕立てのジャケットが主流ですので型崩れを心配することは少なくなりました。むしろランニングやバイクといった通勤手段が多様化している現代、ますますデイパック人気は高まるばかりです。ここでアウトドア系のナイロンデイパックではスポーティ過ぎて、品格ある大人のスタイルには不釣り合いですよね。
もちろんペッレ モルビダにもデイパックがあります。形はオーセンティックな2アウトポケットタイプ。かぶせのフラップを上げると巾着式のドローコードを使っている、どこかレトロなイメージ漂うデザインです。背中が当たる部分にはウレタンパッドを使っていてA4ノートPCも収まる収納力はビジネス使いもしやすいサイズ。メインコンパートメントはわざわざフラップを開かなくても、サイドのファスナーからアクセスできる仕様で、使いやすさも抜群です。
革は国産のシュリンクレザーが使われています。カラーリングは下地の段階から革の芯まで染める技法を用いることで鮮やかで美しい色出しを可能にしました。仕上げ段階で軽くアイロンがけを施して、表面の艶を調整するひと手間も勘と知恵と技術を駆使する日本の革職人のならでの仕事ぶりです。
休日の外出は、スマホと財布、それに読みかけの本でも持って出掛けたいこともありますよね。リラックスしたい日にクラッチバッグを持つほどきちんとする必要もないけれど、大人の品のいいカジュアルスタイルで出歩くのにデイパックやトートも大きすぎる…。手ぶらで出られるのが一番いいのですが、ポケットにモノを詰め込むとシルエットが崩れるのは嫌なものですよね。
そんなときに便利なのが、このサードバッグです。ハンドルをぶら下げて持てるので、クラッチバッグよりはるかにリラックスした持ち方ができます。程よいサイズ感はポーチ感覚で持ち歩けるサブバッグやバッグ・イン・バッグに、クルマでゴルフやジムに行く際の手回り・携行品の持ち歩き用としても最適です。2室に分かれているので、サード=三番手と呼びながらもファースト並みに使えます。スマホ、財布、カードケースの他、クルマのキーやサングラスケースなど、現代人の日常生活に必要なモノを整理収納するのに便利なバッグは、休日のちょっとした外出にはマストといっていいでしょう。
革は上掲のデイパックに同じ国産のシュリンクレザーです。休日の上品な大人のカジュアルにも品と格を忘れず、このぐらい気合の入ったバッグを持っていたいもの。海外でも誇れる上質なペッレ モルビダのシュリンクレザーは、持つ人のステイタスを表します。これ持っていれば海外のホテルやレストランでも、きっと上席に通してもらえるはずです。