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『gujiの縁側』 gujiグループのバイイング

2021.04.13

 

こんにちは。 gujiの高階です。

久々のbalcone blogですが、2021年秋冬のバイイングの総括をして欲しいとのことだったのですが、まだご説明するほどの次のMDが固まっていないこともあるので、それは追々で・・

では、何を書こうかなと思っていたのですが、最近のgujiグループの”バイイング事情”を少しお伝えしようと思います。

こう見えて僕は、2021年春夏の仕入れからgujiだけでなく、姉妹店のringやbigliettaのマネージャー的なことをする立場にいまして、gujiのバイイングをしながらも、出来る限りringやbigliettaの展示会への仕入れの同行や、来季のMDに関わっていたりします・・

全く上司として扱ってくれないringバイヤーの宮本とbigliettaバイヤーの米華達の邪魔にならないように、提言もしつつ、よりgujiグループの商品内容がお客様に喜んで頂けることを目標に日々励んでおります。

とは言えコロナ禍で、仕入れに同行するのも限界がありますし、関西では店舗の販売員として店頭に立ちますので、店舗のシフト的な問題もあったりで、満足にフォローは出来ていないとは思います。

今迄は、そういった役職はほぼ存在せず、代表の田野が社長業との兼務でその役割を行っていました。
その田野も、「これからは、自分にしか出来ないことをする」と言うことで、2021年秋冬の仕入れでバイイング業務から一線を引くことになりました。

とは言え、仕入れが大好きな弊社代表ですから、気になってしょうがないと思いますし、個人的にも最大の相談相手でもありますので、今までとは違った形での関わりになっていくのだと思います。


弊社のバイイングは、出来る限り3セクション(guji、ring、biglietta)の仕入れの日程を合わせ、それぞれの代理店のアポイントも出来る限り被せています。
このスケジュールがかなりややこしいんですよね、、
なかなか上手くいかないことも多々あります…

また、アシスタントバイヤーの同行、通販チーム(株式会社グジ ネクスト)の同行も行っていますので、まあまあの人数で周っております。

アシスタントバイヤーの同行は、将来の各セクションのバイヤーになるべく、先輩バイヤーから学んで欲しいとの意図からです。
同行したからと言って、それで全て身につくことはありませんが、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

だと思っていますので、当事者の先輩バイヤーもそれを後輩にみせて行くことなどの勉強にもなりますし、それぞれが良い緊張感を持ってバイイングが出来ているのかなと・・ わからないですが・・汗
また、アシスタントバイヤーには、実店舗の意見の収集、各ブランドの数値的な結果同行を調べて持参して来てもらい、自分の意見として発信をしてもらっています。
やっぱり、足跡を少しでも残して欲しいのが本音ですし、僕もそれで気づかせてもらうこともあります。

通販チーム(株式会社グジ ネクスト)の同行は、通販サイトのお客様の立場に立って意見を言ってもらう為です。
弊社は、実店舗も通販も同じ在庫で運用しております。
店舗でのお客様の声、通販でのお客様の需要はそれぞれです。
通販チームの意見も、実店舗のスタッフの意見と同等にとても大切です。
バイヤー自身の意図、仕入れのバジェットや現状の持ち在庫などの問題もありますので、全てを聞き入れることは出来ませんが、それをバランス良く仕入れに反映していくこともgujiグループのバイヤーの責務です。

肝心な仕入れですが、僕が同行する際は、どこまでもバイヤーの意見を尊重します。
とは言え、僕が見て、んっ??と思うこともしばしば。。
そんな時は、我慢をしますが、その分バイヤーの責任を課していきたいと思っています。
売れるからだけでの判断で大枠の方針と違ったり、どーーーしてもの時は、流石に言ってしまいますが。。笑

バイヤーにとって、仕入れた物の実績は何よりも大切です。
俗に言う消化率・・
“自分達で作っていく実績”で消化率を上げて行くことが一番大切です。

ですので、売れたらそれで良いというのだけではバイヤーは出来ませんので、僕達が発信したい事の実績を問われるのがバイヤーの宿命です。
実績が作れなかった場合は、全体の作戦の課題、バイヤーのセレクトする仕入れの課題、それを店舗に伝えて行く為の行動が伴わなかったと捉えるしかありませんので、一緒に課題形成をしつつ、一緒に課題遂行をする為の話し合いをして、次の仕入れに活かしていきます。

でも、難しく考えるよりも、まずは単純に”自分がその商品にどれだけ思入れを持つか”が一番大切に思いますね〜


guji、ring、biglietta共に、課題は盛り沢山です。
セレクトの精度もそうですが、各セクションのお客様から求められてることの具現化、全体の商品群のバランス感、未だお会いしていない新しいお客様への品揃え、各ブランドの役割の明確化、それを発信していく方法などなど、、
僕自身の成長がまだまだ必要です…汗汗

この情報社会の世の中で、何に重きを置き、何を体現、具現化して行くのか。
また、次を作る「創造力」が問われる時代かと思います。

今後も、gujiグループのバイイングは更に進化をしていきます。
それには、現バイヤーの成長は大前提ですし、新たなバイヤーの育成も必要になります。
また、代理店様のご協力も不可欠ですし、お客様からの優しくも厳しいご意見もとても大切です。

皆様のご協力があって、今後も新しいgujiとringとbigliettaに成長していけると思っております。
今後とも、各セクション大いに期待して頂きつつ、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致しますm(_ _)m

PROFILE

guji

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From Staff


Charles and Ray Eamesの言葉、「Take a Pleasure Seriously」=「楽しいことを真剣に…」を共通の価値観とし、ベーシックなアイテムに「色」「艶」「夜」というキーワードのもと、ビジネスからオフまでの「勝負服」をセレクトしています。

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