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そろそろ冬物コートの準備をしたくなってきませんか。そんな気分になったのは、戸賀さんがディレクションするヒルトンから、チェスターコートが出揃ったから。テーラード型のコートですが「スーツの上から」「ジャケット代わりに」「デニムに合わせて」など自由な着方が可能ということで、実際に戸賀さんに着回していただきました。

ブラウンベージュがウィンターホワイトを引き立てる

▲ ヒルトン / カシミア チェスターコート (ブラウン) ¥86,900-

先日カシミアニットを発表したヒルトンから、チェスターコートのリリースが発表されました。約膝丈で誰もが安心して着られるスタンダードなチェスターコート。若い人から大人まで、似合うほんのり細身でスマートなフォルムです。５色あるカラバリすべて、カシミア100％で仕上げました。

「都会の冬に相応しいカシミア100のチェスターコート。これまでヒルトンでは黒しかなかったのだけど、戸賀がディレクターに就任したのでカラーバリエーションを増やしてもらいました。黒はどうしてもフォーマルっぽくなっちゃうし、日常的にカシミアコートを楽しんでもらいたいからね。」

そう言いながら、ブラウンと言いつつベージュにほど近い色味のカシミアコートをジャケット風に羽織ると「白に似合う色を選んだ」とのこと。ほんのり白毛が混じるカシミアコートは、毛足に艶が浮き上がって、いい感じに白と馴染んでいます。ソフトコンシャスな構築美、そして軽い着心地は、いまからでも着られそうなぐらいエレガント。これは冬まで待たずに、いますぐ着たいかも！

ビジネスからフォーマルまでをカバーするネイビー

▲ ヒルトン / カシミア チェスターコート (ネイビー) ¥86,900-

ネイビーの色味はあえて深いトーンにこだわりました。白とのコントラストが美しいのはもちろんですが、この深みある紺色はカシミアの質感が良くないと出せない風合いです。昼間ならビジネスカラー、夜ならフォーマルカラーとしても映えそうです。

「世界でも有数のカシミア生産量を誇るイタリアの高級生地メーカー、コロンボのピュアカシミアから、白に似合う色を基準に選んだラインナップ。ヒルトンのクラス感に合うカシミアが、半端なクオリティでは許されないのでね。」

それでいて価格を抑えることも頑張ったのは、本当にいいものをたくさんの人に知ってほしいからだそう。そして、本当にいいものを知っている人にも、納得してほしいからなのだとか。

「30万、40万のカシミアが良いのは当たり前。だけど10万円どころか税込みで9万円を切るのに、こんなにいいカシミアが手に入るってことも知ってほしい。ジャケット感覚で着られれば、秋冬の登板回数も多くなるしコストパフォーマンスも最強でしょ。」

モダンなモノトーンで着こなすライトグレー

▲ ヒルトン / カシミア チェスターコート (ライトグレー) ¥86,900-

今度はグレーのカシミアコートをライトグレーのタートル＆ホワイトパンツで。ワントーンでまとめた淡いグレートーンのグラデーションが、これまでのモノトーンとは一線を画す新鮮さを放っています。

「グレーはカシミアの質感を知るのにもっともいい色。カシミア原毛の色が限りなく白に近くないと、このライトグレーは出せないからね。こんなふうに白からグレーまでのグラデーションカラーなら、白と黒の２色で着こなすモノトーンより、ぐっとモダンな印象だよね。」

汎用性の高さで選べばミディアムグレー

▲ ヒルトン / カシミア チェスターコート (ミディアムグレー) ¥86,900-

こちらのチェスターコートは先程のライトグレーより、少しだけトーンを深めたミディアムグレー。ビジネススタイルにも使いやすそうなカラーで、汎用性も高そうです。

「このぐらいのトーンなら、ネイビースーツやジャケットの上から羽織ってもいいよね。もちろん、こんなふうにカジュアルな着方にしても、いまどきな＋モードな気分がありながら、しっかり落ち着いて見えるので経営者や士業といった余裕ある紳士にこそ着てほしいよね。」

ドレスブラックはあえてカジュアルと合わせたい

▲ ヒルトン / カシミア チェスターコート (ブラック) ¥86,900-

グレーはあえてモノトーンで＋モードに着るからこそ、黒はあえてカジュアルに着るのが戸賀さん流です。カラーニットにブラックデニム。シンプルに一色、挿し色を入れたコーディネートは、チェスターコートを気軽に羽織るための鉄板のテクニックと言えそうです。

「なんとなくモノトーンは白と黒より、白とグレーで着たいのがいまの気分。だからこそカジュアルブラックが気になるよね。秋冬のブラックはブラウンと合わせるか、ブルーと合わせるのが良さそうなので、今日はブルーのタートルネックニットを合わせてみました。もちろん赤やオレンジなんかの暖色系とも相性は良さそうだよね。」

ニットの挿し色使いはもちろん、カシミアのチェスターコートとデニムという取り合わせも、コントラストが効いていて、何気にこなれて見えるスタイリング。戸賀さんのようにジャケットを羽織る感覚で、気軽に、上手にチェスターコートを着こなせば、冬の寒さが待ち遠しく思えそうです。

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