PELLE MORBIDA

PELLE MORBIDA Recommend Style / 2018AW Vol.3財布は革素材の選びが決め手
ならばペッレ モルビダを選ぶ

2018.12.11

使い込んでも新品当初の輝きを失わず、むしろ艶を増していく革財布は持ち主の人柄やライフスタイルをも表すアイテムです。それゆえ傷がついたり汚れたりしても経年変化が美しい、上質な原皮を丁寧に鞣した革を選びたいのです。


上品さ漂う「型押しレザー」

ペッレ モルビダ / ラウンドジップウォレット (型押しレザー)

大人の財布は紙幣と小銭だけでなく、各種カードや領収書など、なにかと容量が必要なもの。そのうえで「札は畳まず向きを揃えて頭を下に」収納するのが、富裕層の間では「お金が逃げない」といわれて定説となっています。そのため、必然的にラウンドジップタイプの長財布を選ぶことになるのです。

もちろん形が長財布なら、なんでもいいというわけではありません。上質な革素材を使っていることは大前提です。それに手馴染みがよく、支払い時に見られても高級感があり、鞄の中で多少雑に扱われても傷がつきにくいものであること。そんなラウンドジップウォレットなら、リッチな大人の風格に相応しいといえるのではないでしょうか。

革質と使いやすさにこだわるペッレ モルビダの長財布は、そんな条件にぴったりです。たとえばこちらのタイプは、スマートな印象の型押しを施したレザーを採用したもの。シボのエンボス部分には手作業で色つけを施す「頭張り」の手法を用いることで、光の加減で同系色の2トーンに見えるように仕上げられています。コバを美しく磨き上げ、カード段は、念引きしたうえでステッチを施すなど細かいところまで手が入っているのは熟練した職人ならではの仕事です。

国産シュリンクレザーは職人仕事の賜物

ペッレ モルビダ / ラウンドジップウォレット (シュリンクレザー)

レザーといえばイタリアなど海外のインポート素材というイメージがあるかもしれません。しかしながら日本製のレザーは高い品質の革を、品質のばらつきがなく生産し、コスパも良いという機能性における利点もあるんです。

たとえばこちらのシュリンクレザーは、国産レザーの聖地・兵庫県姫路のタンナーでなめされたもの。革の柔らかさが引き立つ上品で味のあるシボ立ちを実現しています。革の芯まで染色した発色の良さと、仕上げに表面をアイロン掛けすることで美しい艶が浮き上がります。すべてが熟練した職人の勘を頼りに行われるためレシピがないことも希少さを物語るもの。コバ塗りや念引きは、すべて手仕事で行われています。

上質なカーフレザーは味を出して。

ペッレ モルビダ / ラウンドジップウォレット (カーフレザー)

こちらのカーフレザーも国産タンナー製。希少価値の高い子牛革の原皮はヨーロッパから輸入されていますが、100年を越える老舗の国内タンナーでなめされました。しなやかできめが細かく、なめらかな手触りに加え、美しいハリと艶は全行程を一社のタンナーで行うからこそ可能になったもの。部位によっては「トラ目」と呼ばれる自然なシワ模様が浮き上がり、一点もの素材ならではの個性を放ちます。染色は透明感ある仕上がりで、使い込み経年変化するほどに艶が増していきます。

長く使うほどに所有者特有の味わいに仕上がっていくのは、良質な革財布を持つものだけが体験できること。大切に使いながらも味わいを増してゆく革小物は、ものを大切に扱う持ち主の人柄をも表します。いま手元の財布を改めて見て、その財布があなたらしさを表していないかも、と思ったら、そろそろ買い替えても良いのでは。新年に新しい財布を使うのは風水的にも良いことだそうですので。

CREDIT

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 鈴木泰之 / Hair&Make : Takuya Baba (Sept) / Writer : 池田保行 (ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : Dorde (Cinq Deux Un)

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