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「ARQUISTE(アーキスト)」は、2011年にニューヨークで設立されたネクストジェネレーションフレグランス・ブランド。設立から間もない2013年6月には、フレグランスのオスカーと言われているフレグランス財団からトップ5の香りとして選ばれるなど、数々の賞を受賞しています。海外における取り扱いは、NYはBARNEYS、LONDONはLIVERTYとHARRODS、そしてPARISはL'ECLAIRUER、とラグジュアリーなショップばかり。日本でも限られたショップのみが取り扱いをしています。



コンセプトは、時代や場所、思い出や時間、を現代に思い起こさせるような香り。それぞれの香りに明確なストーリーを持たせているのが特徴です。同ブランドを手掛けるカルロス・フーバー氏はもともとは建築家。歴史的建造物の修復が専門で高い評価を受けてきた人物です。さまざまなジャンルに造詣の深いフーバー氏のイメージするストーリー、時代と場所、そして香りをお楽しみ頂けます。



香り : ネロリ、バイオレットリーフ、ウォッカ、コニャック、ロシアンレザー、ムスク、モミの木、樺の木の葉や炭



香りのシーン : 1837年1月、ロシア サンクトペテルスブルク

香りのストーリー : 冷ややかな冬の午後、燃えるような目をした紳士がネロリとビオラの化粧水を頬に軽く叩き込み、身支度を終えました。 袖を下ろし、重い毛皮を羽織ると、磨きこまれた皮のブーツを履いて外に出ました。彼がソリに乗るとモミの木の香りが周囲の空気を満たします。雪を湛えた木々を越え、クリアな琉白色の光を浴び、向かう先には彼の運命の決闘が待ち構えていました。

〜彼の名前は偉大なるロシアの作家、アレキサンドル・プーシキン。彼にはたいそう美しいナタリー・ゴンチャレヴァという妻がいました。 美しい妻と、彼女を崇拝する若いフランス人将校ジョージ・ダンテとの度重なる浮気に激怒したプーシキンは、ついダンテに決闘を申し込むのです。結果、ダンテが勝ち、負傷したプーシキンは二日後に亡くなりました。



「Aleksandr」の香りは、あなたをこの運命の決闘の日にお連れします。

紳士が身支度を終えた洗面所から、寒い冬の空気の中をソリで駆け抜けサンクトペテルスブルク郊外の深い森へー。それは寒さの中、熱く燃えるハートを弾丸のように突き抜ける冷たいウォッカのショットのように。



こちらの100mlサイズは香りが柔らかいので、ルームフレグランスとしてもお使い頂けます。

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