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できるオトコはこなし上手 vol.2流行の太めのパンツ。大人にふさわしいはき方、選び方を考えてみた

2018.07.12

大人にふさわしい太パンツは、
テーパードが基本です

・インコテックス / 1プリーツ パンツ
・フィナモレ / リネン ボールド ストライプ カッタウェイカラー シャツ
・クルチアーニ / ショートスリーブクルーネックTシャツ
・ペルソール / セルフレーム ボストン サングラス
・ダミーコ / バングル
・フラテッリジャコメッティ / カーフスコッチグレインローファー

パンツは全身のシルエットを変える、大切なアイテムです。ここが変わると全身の見映えがガラリと変わるもの。グルカ調パンツや多くのプリーツが入ったパンツなど世間で人気の太いパンツですが、大人にふさわしいトレンドはここににはありません。大人がはくならシルエットに注意が必要です。

こちらはワンプリーツ入りで腰周りやお尻の部分にほんのり余裕のあるデザインで、ひざ下から裾にかけてテーパードしているタイプのもの。キャロットシルエットと呼ばれるものですが、腰周りのユルさがいまどき感をアピールしてくれます。大人に必要なトレンドは、このくらいがちょうどいいのです。

テーパードした一般的なグレスラ感覚ではけるので、お手持ちのアイテムとも合わせやすいのも魅力。着こなしとしては、丈をくるぶしがきちんと隠れるくらいのジャストに設定することが大切です。これ見よがしにくるぶしが見えるほどパンツ丈を短くしているかたもいますが、子供っぽく見え、とてもエレガントには感じられません。ただでさえ肌の露出が多い夏期ですから、このあたりに気をつけるのがいいでしょう。妙な華美さを求めるのではなく、控えめながら、キラリと光るセンスが大人には大切です。


パンツの丈はくるぶしが見えない程度に

腰周りに余裕のあるパンツはここ数シーズン人気ですが、大人にふさわしい1本を選ぶとするなら、こんな1本がオススメです。腰から腿にほんのり余裕がありながら、ひざ下から裾にかけては、スリムシルエットのグレスラのようにぐっとテーパードしたもの。裾幅は20㎝ほどなので、全身をすっきり見せてくれるので、比較的どんな体型の方にも似合うシルエットなのです。

そんなパンツで気をつけるべきは、パンツ丈。動くことが多いぶんジャストに設定していてもくるぶしは自然と見えるもの。ですのでパンツ丈を短く詰めるのは、大人に似合わないのでくれぐれもご注意ください。


ニットはインしないのが鉄則

・デ・ペトリロ / ストレッチ コットン 3B スーツ
・クルチアーニ / ショートスリーブ ニットポロ(コットン)
・キンロック / シルク スカーフ
・ブラン / コンビフレーム サングラス
・フラテッリジャコメッティ / カーフタッセルスリッポン

軽やかな仕立てでスーツより気軽に着られるコットンのセットアップは、大人の男性になくてはならないワードローブ。ラフに着られるからこそ、着こなしに注意しなくてはならない点があります。

まず注意すべきは、パンツの着丈。くるぶしが露出するくらい短く設定しているかたもいらしゃいますが、どうにも子供じみて見える傾向があります。丈は好みとは思いますが、大人が肌を露出しすぎるのは、エレガントではありませんし、女性からしても好印象には思われないでしょう。インスタグラマーやファッショニスタを目指すのでしたら、短いパンツ丈もありかもしれません。ですが、ビジネスマンの皆さまにおかれましては、お立場上、あまりウケがいいとは思えませんので、パンツ丈はくるぶしが見えないジャスト丈に設定することをオススメします。

またインナーに着るポロシャツですが、より上品に見せるなら鹿の子よりも、ニット素材のものを選ぶのがベターです。柔らかいドレープがコットンスーツをさらに上品に見せてくれます。その際、ニットポロの裾をどうすべきか ? パンツにインべきか、アウトすべきか ? トレンドとしては、パンツに入れて着こなす傾向もありますが、大人っぽく見えるのはパンツから裾を出して着るスタイル。ラフな感じがむしろ大人の余裕とリラックスした雰囲気を醸し出します。


ドローコード付きパンツ。
出すのが正解 ? 見せないのが正解 ?

・ジャブス アルキヴィオ / ノープリーツ ストレッチ ペーパーコットン リラックスパンツ
・クルチアーニ / クルーネック ニット / 細リブ (コットン)
・パオロ ヴィタレ / レザー×メタル ブレスレット
・ダミーコ / バングル

ひとは快適さを一度味わうと、なかなか後戻りできないもの。例えばストレッチパンツに慣れると、伸びないパンツは少々窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。そんな中、お洒落な大人に話題のパンツがドローコードの付いたパンツ。腰周りにエラスティックが入っているので、自然に収縮し、お腹周りがとても快適なのです。そもそもジャージなどのスポーツウエアを出自としていますが、使用する素材やシルエットはしっかり“ドレスな感じ”に落とし込まれているので、きれい目にはけることから、大人のあいだで人気に拍車がかかっています。

そこで気になるのがドローコード。隠してしまうかたもいらっしゃるようですが、こちらは見せるほうがいいでしょう。というのも、着こなしがよりスポーティになるので、軽快感がアピールできます。カットソーとのシンプルなコーディネートの場合には、ドローコードはウエストマーク的に見え、アクセント効果もありますよ。


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