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『gujiの縁側』 2021年秋冬 プレコレクション balcone編

2020.12.04

こんにちは、gujiの高階です。

先日、2021年秋冬のプレコレクションが開始され、来年の秋冬の仕入れを行ってきました。

展示会は、大きく分けると半年に2回ありまして、11月末〜12月中旬迄のプレコレクションと、1月のPITTIを先駆けにファッションウィークが開始され、ブランドによっては3月ぐらいまでメインコレクションと言われる展示会があります。

正確には、ファッションウィークはイギリスから始まり、有名なロンドンコレクション、イタリアのミラノコレクション、パリのパリコレクションと言われる、メゾンブランドなどのファッションショーが開催されていき、隣国のドイツや北欧も開催されますし、その後はアメリカまで行きます。

その中でも有名なのが”パリコレ”と言われるパリのファッションウィークは、LV、HERMESなどなど錚々たブランド達の本拠地です。
だから、ファッションの都と言われるんです。

僕達が扱うブランドは、殆どが輸入代理店がついており、日本で始まるプレコレクションは、主に定番品のコレクションが並びます。

全てのブランドにプレコレクションがあるわけでは無く、メインコレクションから始まるブランドの方が多く、1月からの方が回る件数は増えます。
前回同様に今回もイタリアへの出張は無いので、今回も東京でかなりの件数を回ります。

その一発目が先日にあったわけです。

本来なら1月のイタリア出張を楽しみにという時期ですが、今は状況が全く違います。
イタリアでの纏まったプレゼンテーションが無いので、日本の各代理店で次の動向を掴むしかありません。
そう言った意味では、例年以上に日本で回る仕入れはとても大切です。

また、アフターコロナと言われる次の世の中では、ライフスタイルを重要視されます。
各大手セレクトショップは、洋服だけではとコスメなど雑貨に仕入れのお金をシフトしているそうです。
ですので、今迄に無かった提案発信がありそうです。

僕達gujiはというと、、
まだ決まってはいませんが、時流に乗ることは勿論ですが、無理して乗ることは良い変化にはなりませんので、少しずつ僕達の”新しい”をしながら、今出来る”得意”を更に強めて行きたいと思っています。

そんなことを思いながらの一発目ですが、とは言え、balconeブランドはメインコレクションからが本番です。
プレコレクションのあるブランドは少しだけですが、先日のインスタライブでお世話になった浜中氏率いる代理店HJMさんは、balconeらしいブランドを多数扱っております。

rencontrant、moncao、comoli Norlha、solleciti、AVN、maison cornichon、などなど…

イタリアを賞賛しながら、イタリアだけに拘らず、世界中の良い物を常に探してオシャレな日常着を提案しています。

まずは、rencontrant
いつもはカシミアセーブルのニットを定番に展開しておりましたが、次は変わります。

ウール×シルク素材を採用した、少し緩めのニットは凄く気分でした。
来シーズンはgujiもbalconeも、「クルーネックニットのインナーにシャツ」のスタイルを推したいと思っています。

クルーネックも様々なシルエットがあり、細めのシルエットや少し緩めなシルエット。
どちらもかなりお勧めですが、全体の好むスタイルに寄ってシルエットは変え、このニットの下にシャツを着るスタイルは凄く良いなぁと思っております。

カシミア×シルクは良く見る素材になりましたが、少しトラッドになりがちなのと、価格も上がります。

ウール×シルクはとても程良く、こなれ感を出しながらも、上品さはウールだけの素材よりも格段に上がります。

また、カシミア100%の商品でも面白い物がありましたので、この辺も楽しみです!

流石良い物を作ってきます。

因みに、rencontrantとは「balcone original」でも作成する予定ですのでお楽しみに〜

moncaoも素晴らしいコレクションでした。

画像のボアまでいかない少しボリュームのある素材は、ウール×モヘア。
CPO型のシャツに、ウエストシャーリング箇所に幅がある、程よい緩さのあるイージーパンツ。

これは個人的にも欲しいと思いましたし、新しい”セットアップ提案”では無いでしょうか。

勿論単品でも着用出来ますが、こういったスタイルは今後拍車がかかりそうです。

このシャツもタイプライター生地のような少しハリのある綿素材ですが、襟は敢えて芯を入れて固くして、ボディーはリラックスなシルエット。
ここまでくると全ての相反するデザインとの絶妙なバランスで成り立ってくるので、作る人は本当に凄いと思います。

先程のrencontrantのウール×シルクニットのインナーには最適ですね!

sollecitiは他社さんでは、ラグジュアリーとしてのみ提案しております。
僕達もgujiとしては、「luxeカテゴリー」としても発信していますが、balconeで提案することに意味があるように思っています。

どう着るかはお客様の好みですが、balconeとしては、balcone展開ブランドと組み合わせることで、ラグジュアリーで終わらない、更にハイエンドなスタイルになるのではと思っています。
反面、こなれたスタイルの方がスタイリングしやすいのかなとも思いますし笑

今回は少し着丈長めのダブルチェスターコート型。
こちらは、sollecitiの中では価格もお求めやすく、クオリティーはそのまま。

ベビーキャメル100%の素晴らしい素材は、天然機能の最高品質ではと思える素晴らしさです。
色はbalconeぽく黒をピックアップしています〜

HJMさんから離れて、他の代理店さんへ。
こちらもフランスのClassicを掲げるBERNARD ZINS

スタイルは僕達の大好きなモデルのWALLIS。
僕も今季購入しましたが、かなりワイドなワタリ幅に裾にかけ、ほんのりテーパードさせ、履いた際の違和感を無くしたモデルです。

また、裏地の仕様などは昔ながらの製法で作り込み、流石HERMESのパンツを作っていただけあります。

こう言ったクラシックな作り込みとバランスの良いシルエットのブランドを少しモードに履きたいのが、balconeのMDです。

フランスではアウトプリーツよりも内側に向けて摘んだインプリーツが主流です。
インプリーツはフロントに少しボリュームが生まれますので、同じシルエットでも、アウトプリーツよりもテーパードはきいているように見えます。

この辺の艶やかなグレーコーデュロイの生地などは気分ですね。
今回はグレー系をベースにセレクトしてきていますのでお楽しみに‼︎

他にもありますが、長過ぎるので今回はこの辺で、、、汗

2021年秋冬の仕入れは始まったばかりです。
来年も楽しくご提案出来るイメージが少しずつ出てきましたのでとても楽しみです‼︎

また進捗を報告したいと思います〜

PROFILE

guji

guji

From Staff


Charles and Ray Eamesの言葉、「Take a Pleasure Seriously」=「楽しいことを真剣に…」を共通の価値観とし、ベーシックなアイテムに「色」「艶」「夜」というキーワードのもと、ビジネスからオフまでの「勝負服」をセレクトしています。

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