プーリア州の中央に拠点を置く「MAURO de BARI(マウロ・デ・バーリ)」 は2009年春夏シーズンにデビューしました。
50年以上にわたり、親から子へと牛革のサンダルを生産しており、伝統と斬新さとが融合した質の高い製品を創り出しています。熟練の職人たちが一貫した手作業で、市場のニーズに対応してきました。
「MAURO de BARI(マウロ・デ・バーリ)」の加工には、独自の工程が採用されています。牛革は、未加工のまま型がとられ、そのあと手作業で植物由来の天然色素で染めあげられます(ベジタブルタンニンなめし)。 仕上げには職人が刷毛で色付けをし、外気で乾燥させます。
この仕上げは、“TUFFATO(トゥッファート:「軽く浸した」の意)” とよばれるもので、極めて正確な作業が求められます。時間がかかるという理由で、多くのメーカーでは現在、この工程を省いています。
トゥッファートサンダルのエキスパート、それが「MAURO de BARI(マウロ・デ・バーリ)」なのです。