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FEATURE

Sugawara Ltd. THINGS WE PICKS 2016 AW / Recommend Style Vol.1

2016.10.29

Producer : 大和一彦 / Styling & Direction : 四方章敬 / Photographer : 鈴木泰之 / Hair&Make : 勝間亮平(masculine) / Writer : 池田保行(ゼロヨン) / Designer : 中野慎一郎 / Model : COY HALL(World Top)

靴から考えれば、定番コーデも新鮮に!

ひと通り身支度を終えて、玄関で靴を履くとき「この靴を履くなら、やっぱりパンツが違うかな?」なんて悩んでしまったことがありませんか? お洒落の〆となる靴次第で、パンツはもとよりシャツやネクタイ、ベルトや鞄などの革小物の色まで全部着替えてしまったことがあるのではないでしょうか。そうなんです。コーディネートって結構、靴で印象が変わってしまうんですよね。全アイテムのなかで一番大切といってもいいかもしれません。

だからこそ、靴からはじめるコーディネートをオススメします。靴から考えると、いままでと違った視点でアイテム選びができるので、最近マンネリ化していつも同じコーデにしてしまうという方も脱却できるかもしれませんので。

たとえばシンプルなプレーントゥからはじめるのいかがでしょうか。こちらはビブラムソール搭載でコバの張り出しも利いたプレミアータの外羽根プレーントゥ。1885年イタリア・マルケに創業し、最近はプレミアータホワイトというスニーカーも人気の老舗シューメーカーです。伝統的な技術をベースにした職人の手作業による靴作りと、キャロル クリスチャン ポエルをデザイナーに招聘したクリエイションで、クラシックとモードを融合した「ニュークラシックスタイル」として、いままた注目されている旬な靴ブランドなんです。

このプレーントゥは少々ボリューミーなフォルムが特徴的です。こういったボリューム靴を、細身テーパードのパンツと合わせるスタイルが、いまイタリアでは主流なんです。カントリーテイストの靴とえいば、一般的にストレートのデニムにツイードのジャケットなんていう組み合わせを想像しがちですが、そこをあえて黒のスラックスにして、上品なボトムズコーデを狙ってみました。トップスには黒レザーのブルゾンをチョイス。ライダーズではなくスポーティなパーカタイプだと気分もちょっと新鮮です。インは季節柄ニットを選びつつ、全身黒にしながらも素材の違いで立体的にみせる“まっ黒コーデ”を狙ってみました。

レザーブルゾン×レザーシューズといった具合に、上下をレザーで締めるコーディネートは大人のカジュアルとしては定番ですが、ここでスニーカーをあわせるとなると、ちょっと様子が変わってきてしまいます。「今日は黒レザーを着ていこう」というコーデとなるとパンツに細身テーパードのスラックスは選ばないでしょうし、きっと足元もブーツなんかを選んでしまうはずですので。足元から考えたコーディネートだからこそ、この新鮮なコーデが思いつくというわけです。


ボリュームプレーントゥを強調する、
細身テーパードの旬パンツ

パンツは旬のワンプリーツ&細身テーパードにして裾幅も細め。ただしダブル幅は、ビブラム・ソールの存在感にあわせて、あえて5㎝ほど太めにしています。こちらの外羽根プレーントゥならではのボリューム感が強調される膝下テーパードですので、コーデの主役がシューズだってこともおわかりいただけるかと思います。細かく見ていくと、クルーニットの襟元にスカーフを巻いていたり、くるぶし丈もかなり短めだったりと、このコーデ、じつは細かく計算されているんです。


靴から考えるからこそ完成する、
他とカブらないスタイリング

上で「普通ならストレートのデニムにツイードのジャケットなんていう組み合わせを想像しがち」と書きましたが、はい、まさにこちらがツイード×デニム×コバ張り靴のコーディネート。なのですがトップスはジャケット代わりにツイードルックなコートを羽織ってみました。インは白のタートルニットというのは上品鉄板な合わせ方ですが、これも上から考えたら、無難にパンツはグレーフランネルですよね。。

シンプルな組み合わせですが、このコーディネートをコートから考えていったら、インにジャケットを着てノータイでシャツを選んでいたかもしれません。さらには足元はプレーントではなく、ウィングチップだったりしたかも。コートのショールカラーが新鮮ですが、これも靴からコーデを構築していったからこそ選ぶことができたポイントです。普通に考えたらトップスはジャケットもしくはコートでも普通のテーラードコートを選んでいたのではないでしょうか。

しかし、このプレミアータの外羽根プレーントゥから考えれば「プレーントゥにデニム」→「デニムにツイード。ちょっと待てよ、ジャケットじゃなくてツイーディなコートがあるじゃん!」という考え方ができるわけです。しかも端々に、ちょっとしたヒネリを入れることができる。上から順に組んでいったら、最終的に靴で冒険できませんので。靴からスタイリングをはじめれば、いつもとはひと味ちがうコーデが仕上がる理由がご理解いただけましたでしょうか。


ボリューム靴にはデニムも
細身テーパードをロールアップして

デニムは洗いの効いたインディゴブルー、お約束のロールアップでくるぶしを見せるのが今どき感ありです。ビブラムソールの張り出しが主張するプレーントゥをカジュアルに履くには、このぐらいラギッドなボトムズコーデが鉄板ですね。冬、靴下を履くなら、あえて柄入りの派手めのソックスがよさそうです。

そもそもお洒落な人ほど、靴からコーディネートを考えるものです。その日の行き先、交通手段や用事の内容、会う人に合わせて選んだ靴に合わせてパンツを選び、そしてトップスをコーディネートしていくわけです。「今日はこのジャケットを着よう」とトップス選びからコーディネートしていた方は、たまには靴からはじめてみませんか。まずは、今回ご紹介した外羽根プレーントゥのようなシンプルなデザインのものがオススメ。目線が変わって、いままでは気づかなかった新しいスタイリングができるはずです。


ITEM/

  • PREMIATA

    ¥60,480

    SUGAWARA LTD.

  • GRAN SASSO

    ¥23,760

    【4 color】

    SUGAWARA LTD.

  • INCOTEX

    ¥41,040

    SUGAWARA LTD.

ANOTHER ITEMS/

  • THE GIGI

    ¥205,200

    SUGAWARA LTD.

  • GRAN SASSO

    ¥32,400

    【2 color】

    SUGAWARA LTD.

  • BRANDBY SHOP /

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